株式・仮想通貨体験記録
「ノブさーん、予約とか調整ありがとうございます。」場所は大阪の福島駅改札口近く。
今日はツイッターで株や仮想通貨関連について情報発信している人たちでオフ会を開催
するために夕方集まっている。一度会ったことのある方は気さくな感じで声をかけてくれる。
わらわらと集まったアラフォー中心のおじさん達で日本酒の豊富な店「炭火焼き鳥仁」にて
3時間1本勝負が始まる。
「今日はお集り頂きありがとうございます。うまい酒が安く飲めるんで飲みすぎないレベルで
ぼちぼちやっていきましょう。では今日の出会いに乾杯!」えらい短いなーとかいじられながら
もスタートする。こういう場のいい感じの取りまとめ方、教えてほしいっす。
なんでこんな立ち位置になったのだろう。ノブは思い返す。が、長くなるので別の時に話をしよう。
ざっくり話すとツイッターで株の売買について話したりしていただけなのだが、低位株一本釣りで
死にそうになった時に死ぬーってツイートして他所からざまあみろと罵られたり、色々売買を
繰り返し利益が出てくると、なぜその銘柄をそのタイミングで購入したのか解説してくださいと
言われるようになり、2017年ごろからは、信用3階建てという無謀な資金管理から年間1,000万円
の利益を叩き出し、その模様を都度都度ツイートしていたらオフ会に招待されたり、オフ会を
開いてくださいって話が来るようになり、いろんなくくりで呑むようになったという背景
でございます。日経新聞の記者にインタビュー受けたのはいい思い出だwww
ただ、今や創薬ベンチャーで一日500万円溶かしたり、小型株の大株主になり、会社四季報に
大株主として掲載されようと頑張るも逆に手痛い株価下落にあったりして借金生活なのだが
結構依頼がくる。もはや投資家というより岐阜暴威さんみたいな株芸人だなあと思いながら
乾杯のビールを流し込む。
とりあえず初対面も多いし自己紹介していきましょうか?って話でハンドルネームを
言いながらエピソードトークをしていく。
海外赴任中に強盗にあい、拳銃を突き付けられ3万円を要求されるも1万円しかないといい
まけてもらったというナイスミドルのアラフィフおじさま。株式で年間の負けなしという
猛者でリップルとリミックスポイントを大量保有。ノブも同じようなもんだが、「オタク
より沢山仕込んで沢山含み損ありますwww」という自慢なのか自虐なのかわからい
コメントを頂く。
IT企業を立ち上げ早期退職も自営業で色々やりながら生計を立てるインフルエンサー。
今日のキーマンだ。暗号資産に対するセキュリティー面で多くの知見を持っており、
今日の主役に近い。
ノブと同年代の医療関係者もいる。仕事もプライベートも充実しているものの。
病院で生活していて使う金が株しかないということで大量にリミックスを保有している。
土木関係者はパチスロで8桁貯めるという猛者の一面をもちつつ、株の見極めは順調
そのもの。不動産にも造詣が深く、戸建て賃貸経営もしているバランス型のアラフォーだ。
最後に同年代の保険代理店の新婚さん。唯一の普通の方かな…と思うが、基本こんな
濃いメンツと絡もうとしている時点で普通ではないよなと思いながら、ノブは追加で
頼んだ羽根屋の純米吟醸をぐびぐびいく。