レアな2000円札
2000円札を手に入れた。
バイト先のスーパーで並んでいたら、お釣りで貰った。こんなにレアなお札は人生で始めて手にしたかもしれない。沖縄で2000年の記念すべき年に発行されて首里城が印刷されているこんなにレアなお札手に入るなんてそんなのこの先の人生でないかもしれない。
私の財布には今2000円札が2枚入っている。さあ何に使おうか、両替は非常に勿体ないと感じる。さあこいつで何が買えるのだろうか。迷っている暇があったら、、あああと私頭を掻きむしる。
2日前に拾った1000円札で3種のチーズ牛丼買ったっけ。そうだ。結局あの1000円札交番に届けなかったんだっけ。
最低だ。そうだ。この2000円札で何を買おうか迷っている。そうだ。少し前までは英世の顔の書いた紙幣を集めるのにはまっていたかもしれない。でもなんかこれを機に2000円札集めるのにはまっている男になるかもしれない。最近スーパーでバイトしていても、2000円札を見かける事は殆ど無い。
そんなレアなお札を誰が好んで使うのだろうか。
一回レジで見かけた事があったのだ。それが今私の財布に入っている。
そんなこんなで私は2000円札を一枚使って3種のチーズ牛丼を食べる。もう一枚でラーメンを食べる。
また友達のあいつがいた。
「今日も1000円札を使ってすき家のチーズ牛丼か??」
「いや違うさ。見ろよ。2000円札だ。沖縄サミットに合わせて作られた記念すべきお札さ。こんなにレアなお札はそうそうないからね。紫式部に乾杯だよ。」
「それを言うなら君の瞳に乾杯だろ。」