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ゲーミングヤンキー〜喧嘩最強の男、少女となりて激走する〜  作者: アスク
第一章 ロリポップ・パンクラッチ〜可愛く、そして喧騒〜
15/82

超撃爆破のナンバーナイン:04



進撃が終わっちまったよおおおお!!




 倒れる【ラズヴェリー】1人の口の中に爆破物のソレを無理やりねじ込んだ。


「ブラウニーたそは公式設定で27歳なんだってねぇ!そそるよねぇ!bomber」


 急になんだこいつ。27?おいおい俺の4つ上じゃねえか。ロリとは?

 ……口内ダイナマイトが爆発してソイツは死んだ。変なこと言いながらむごったらしい。俺の知り合いにガチの筋者はいるがそれよりやばみを感じるぜ。

 肉片が飛び散るとかグロいことは起きないけど。やり方が、な。


「隠れたり出てきたりで半端な野郎だなァお前」

「チラリズムというやつだぁ、気にしない方がいい」


 炉万奏音っつたか。こっちをみて口角が上がってるのはお気づきか?あ、俺もだ。

 お互いうずうずしてるのさ。


「目つきとそのスキンでわかるさ。スカジャンのミルキィ」

「俺も同じセリフを言おうとしてたぜ」


 これが、戦う者同士の通じ合いだ。


「お前、強いだろう」「お前、ロリコンだろう」


「「……」」


 さあ!改めまして!世界ランク9位との手合わせだ。こんなの、こんなのそそるに決まってんだろ!?


「うおおお!」

「それじゃ。小手調っ!」

「────ッ!?」


{ブラウニー・ダイナマイツ【覚醒技:インフィニットインフェルノ】発動}


 覚醒技使っといて小手調だと!?こいつまじか。つまりもうキャンディを5つ揃えてやがるってことだ。


「避けれるようにせいぜい頑張れ!おじさん必死に小躍りする女の子も好きだ!」

「あぁん!?お前おじさんなのか!?あっぶねえ、クソっ!」


 【ブラウニー・ダイナマイツ】俺がこのキャラと戦うのはなにも初めてじゃない。

 戦いの特徴はミルキィと同じく近距離戦に強く、なおかつダイナマイトを1度に3個まで取り出せるので遠距離もお手の物。

 で、今覚醒技を使っただろ?3個の制約が無くなって無限になった。


「ほいほいほい、ボンボンボン」


 クソが。無茶苦茶やりやがる。避けるのも辛いぜ。

 なんかもうズルだ。投げ込んでりゃ大体爆死して試合終わるからな。


「くっ、ガード……ダメだ」


 起爆のタイミングがズレて上手いこといかん。て、ゆーか、全然感覚が!まずいな。無駄に体力削られてこれだと避けた方がまだマシ。

 クソがよ。今目の前に立ってる俺っつー相手はそんな雑魚じゃないってことを教えてやる!


「おい、なめてんじゃあねえぞ?俺ァんな雑なやり方で死なねえよ」

「なら見せてちょ、凄いとこ」

「はい、よっ!」

「のぉ!?」


 ガードするビジョンがまるで見えねえからすんげー実感したことだ。ダイナマイトの起爆にはタイムラグがある。

 けどそれは導火線の残りで見極めることが可能。でだ、まだ爆発しないとわかってるモノは、そう、投げ返せる。爆弾山手線ゲームの始まりだ。テーマは勝利。俺が勝つ、終わり。


「ミルキィ使いのあなた、サブ垢?」

「違う奴に同じことを聞かれたぜ!残念俺は初めて3日の初心者だァ!!」

「嘘はよくないな」


 投げられるダイナマイトを投げ返したダイナマイトで当てて弾いて。一つ爆発に巻き込まれて連鎖的にまた破壊の炎を吹き出して、俺とコイツ以外の全てが瓦解する。


「フハハハ、ようやく効果時間、終わったな」

「おめでとうよく生き残った。その動き、身体が完全にミルキィちゃんと一体化しているんだね?」

「……完全じゃねえよ」


 本当にお遊びが過ぎるぜ?覚醒技の無駄撃ちとは随分と余裕だな。コイツは。

 

「嬉しいよ、こんなにロリパンに深い愛と理解ある人が界隈にいるなんて」

「そりゃあ結構。俺も嬉しいぜ、俺より強くて憎らしい奴がここには沢山いるからなァ!!!」


 なんか話噛み合ってないけどまあいい!覚醒技の無駄撃ちは完全にハンデだとして、ここから奴は本気を出してきたようだ。的確な狙いを定めてダイナマイトを一つ投げる。


「避けた先にこんばんわ」

「チッ」


 咄嗟にガードを意識、やっぱダメ。上手いな。2つ目を合わせてきやがる。やべえやべえ……ダメージがデカ過ぎだ。


「これくらいでひよってたら負けるよ。ミルキィ使い」

「ッ!?」


 ブラウニー、ちょうどのタイミングで3つ目を自らの背後に起爆。

 爆風を追い風にして超高速で近づいてきて、再度3つ同時に着火したのが見えたと思えば上に投げる。


「はい、ブラウニーたそのママみホールド」

「ふんぁ!?」


 ギュッと柔くも硬くもある感触。この、硬直……これもあれか、オタシコの一種か!

 もがいて振り解いて、急いでその場から離れる。止まってたら3本のダイナマイトが落ちてきて爆破に巻き込まれるからな。


「っし!これで」

「当たりだよ」

「はっ!?」


 なんということだ。避けたはずなのに頭上にあった。こればっかりは着地点をよく見なかった俺のミスか。移動するのを見越して最初から落下場所をずらして狙っていた!


「bomber」

「ぐぅっ!?」


 まるで自由自在にスイッチ入力でもしてるみたいだがダイナマイトの爆発タイミングは取り出してからスタート、導火線が切れてからBOMだ。つまりコイツは、キッチリ時間計算してタイミングを合わせてきているのだ。これが、世界9位の実力……!


「体力がもう無くなっちまうぜ、クソ」


 やばい。一発も喰らうことはできねえ。畜生。キャラの差、キャンディの差、実力の差、全てにおいて相手が上。このままだと負ける!負ける……負けるだと?


「む、逃げる?まさか今更キャンディ集めかね、おじさん鬼ごっこも好きよ」

「鬼ごっこ、ねぇ」


 そろそろ。まだ初心者だからって甘えるのはやめようぜ、俺よ。

 負けるなんて一瞬でも考えるな。集中しろ。勝つんだよ。リベンジとか最初から考えるもんじゃねえ。今の俺は最強じゃねえ。余裕なんかねえんだよ!如何なる隙も与えず、あらゆる局面から隙を突く!

 相手は接近してくる。ダイナマイトの射程距離内に俺を入れたいんだろう。1つ使って爆風躍進、残る2つを。タイミング測って、絶妙な時に、投げ入れて、来る!


「うおおおおお!!」


 俺は敢えて、この僅かな体力なんざお構いなく。逆方向に走り出す。明確に投げ飛ばしてきたからな。接近しちまえばダイナマイトは俺を素通りするから当たらない。

 なーんてのも折り込み済みで一発目と二発目の投げる距離を変えてんだろ!わかってんだよ!


「わお」

「どっっりゃあ!!」


 一発目を空中で掴んで、爆破しないうちに投げて、二発目とかちあって、処理!

 そして────5分経過だ!

 

{5分が経過しました。エリアギミックが作動します}


 立体駐車場エリアと同じように、この商店街エリアにも試合開始5分経過とともに動き出す。車のように、商店から、まっしろしろけな人型の人形が沢山出てくる。


「あれま。狙いはこれだったか」


 一旦逃げる。立て直しだ。【ブラウニー・ダイナマイツ】に勝つ為に。


「覚醒技が必要だ!」



ブクマ、評価、感想、どんどんください

やる気が────出ます

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