~売れる作品と作家とは?~
ごめんなさい。柄にもなく4000文字突破しました (;'∀')
お時間がない方はさようなら (`・ω・´)ゞ
拙者は書籍化を狙っていない。宝くじ要素がないと言えばウソだが、それは宝くじより確率が更に低いと思っている。
しかし、拙者がもし書籍化狙うならジャンル何書きますか?と問われれば、『ガチ戦車』と答えるだろう。
たしかにブックマやPTもそう稼げないだろうが、絶対ここが早いと思う。
そもそも私はラガード特性なので、新しい分野がそう好きではない。人に無理やり入れられることを除いて、参入したときは大体レッドオーシャンである。
『良いものを作る』が当たり前で、『良いものを値下げして、そしてガンガン宣伝と汗まみれで営業』して、ようやっと少し売れる世界、それがレッドオーシャンである。
多くのモノは過去実績のあるブランドで買われるのである。
よっぽど特異的なものか、よっぽど激安化で商売しないと全く売れないだろう理論である。というか概ね経験かも(;’∀’)
拙者の周りは恋愛やハーレムなしの『ガチ戦車好き』勢は多かった( ˘ω˘)
彼らの特徴と言えば『戦車なら買う!』である。
なにしろほとんど売ってない(笑)
マニアックな連中の性として、逃がせばもう二度と手に入らないという現実が怖いのである。←著者も経験者。
よって意外なほど財布の紐は緩く、あれば買うという心理だ。
ちなみにできれば同じ本を三冊は買う(保存用、読む用、貸しだす用)。
『オタク連中の知識』に怯えるかもしれないが、彼らの知識に勝とうと思うと300年勉強しても勝てない(苦笑)
人間は好きなものはホイホイ覚えてしまうからだ。
しかし、需要と供給が全てを決めるのが市場である。
かなりヤバ気な内容でも供給が少なければ『買い一択』である。
顧客一人当たりに対して恐ろしい売り上げ額と利益率を叩き出せる分野でもある。←売れるものは売る側がサボる理論(おいまてw)
当然そういうことを市場専門家たる出版社が知らないわけがないだろう。
そういう観点からすれば、チート西洋ファンタジーっぽいのを苛烈な競争で書くよりいい気がする。
たたし、私のは『絶対アニメ化必須』だとか『億単位稼ぐんじゃ~』ってなるとやっぱりガチ戦車ぢゃ読む人の絶対数が少なくて無理だから、そこを見据えるとやっぱりチート西洋ファンタジーですかね? (;’∀’)
まぁ、拙者がもし『ガチ戦車』を書き始めたら書籍化を狙っているはずである☆彡(まじか?w)
あるとき知人に
「なろう小説は小説か?」
と聞かれた。特段訳も分からず、
「そうだ!」
と答えたが、暫し読み進めるウチになんとなく言いたいことがわかってきた。明らかに広義の小説には違いないが、拙者の狭義のなかでのそれとは違ったからだ。
例えば、男女問わずお見合いの席にて好みの異性の前で。
「ご趣味は?」
と聞かれて、
「なろう小説です」
と答える人は少ないと思う。さらに、
「それはどのような分野ですか?」
と聞かれ、
「スキル最強でTUEEしてハーレム(又は逆ハーレム)築きます!」
と言えたら多分勇者である( ˘ω˘)
他にも年配の親類縁者に西洋チート小説を勧めるのは辛いだろうし、上司にも勧めることが出来たら、それはきっと文明開化の足音が聞こえる?☆彡
そもそも『趣味読書』とは、やんごとないのを読んでいるのをイメージされている部分は大きいのだろうね。←適当w
『なろう小説』をよんで最初に目についたのは、やたら難しい漢字が多いということである。ルビもふってないので、無理やり全部漢字変換してるんじゃないかと当時思った。
確かに難しい漢字をいれた方が偉い文になった気もするであろうが、拙者の様な低学歴者にとっては苛立ちしか感じない。
良い部分としては、複雑な描写がない。
例えば橋を渡るのに、橋の情景が書かれることもないし、戦闘するのにも極めて描写が簡潔だった。
たまに、簡潔すぎる戦闘描写に対し疑義を唱えている方もいるが、多分臨場感をきちんと書かれたら、拙者は読むのを挫折する自信がある(←無能w)
以前に『ナーロッパはいつも晴れ』みたいなエッセイを読んだが、たしかにご指摘のとおりでとても楽しく読んだが、今でもいちいち詳しい天気なんて書いてもらわなくていいと思っている。
ちなみにこの点について、そこそこ小説を読む年配の方に聞いたら『重要な場面は情景を描き、それ以外は端折るべき?』と言われた。きっとその微妙なバランス感覚が作家さんとは神なのであり、多分に知識でどうにかならないのだろう。
ただ知識で書くだけなら、橋一本で200文字書けるだろうし、小川と道の風景や空をとぶ小鳥の風景で4000文字行くだろう。そしてスライムを一匹たおした暁には10万文字いっており、レベルが2になるころには100万文字の超巨編になっているかも?(;’∀’)
そんな情景を詳しく描いた文学的な物語を読める人は素敵だ。拙者はアニメや漫画が好きであり、特に文字で読みたいとは思わない。しかしながら、続きが文字しかないと仕方なく文字で読むような読解ヘタレが拙者なのである(´;ω;`)www
小説家とは人気稼業だ。昔の営業部長が『10万人に一人の職』と語っていたほどだ。
これをクリアする方法とは、人がやりたくない手法をとるか斬新なブルーオーシャンを開拓するの二択である。
後者を意図してできる人なら、なにをやっても成功できる気がする。で、現実論としては人がやりたくない手法である前者である。
それとは何か?『王道なし』である。ここはエッセイではないので成功への近道とかいうネタはないww
すなわち努力である。推敲に推敲を重ね、作家友達と討議したりして苦節するのだ。とても筆者はやりたくない←ヘタレ。
しかし、はっきり言えば最高の成功とは強運である。←悪いこといった感ww
宝くじで7億円当たった人の努力は称えない。普通に頑張って7億とか無理である。そういうとこは世の中は不条理である。
まあ、拙者が成功しそうに見える作者様と言えば、人が書きたくなさそうなジャンルをかいている人である。例えば『酷い!』とか称えられるコメディー作家さんだとかだ。きっと彼らは普通のお話が書きたいだろう。しかし読者のニーズに上手に応えている職人である。『どこが?』ときかれれば『やりたくない』ということにある。
誰しもウッカリ馬鹿にされそうなコメディーとか描きたくない。風刺をはらんだ教導的な上から目線なら書きたい人は多いだろう。
『いやコメディーとか才能ないので』とか逃げるのが普通だ。しかし『チート西洋
ハイファンタジーとか才能ないので』とかは言わない。JPOPなら歌うが、演歌は歌いたくない売れない歌手のように……( ˘ω˘)
しかし演歌で有名になれば、JPOPなど後から歌えばいいじゃないか?って思っています(゜∀゜)/~♪
まず、なんかで作者名を有名にするのは良いのでは?(; ˘ω˘)
まぁ……実は切り札的な作者さんもいる。私は出版業界に関係ないが、もしその立場ならどうするかと聞かれれば『割烹が盛況』な作家を売り込むのである。
今、居並ぶ歴戦のブランド作家を倒すのである。正攻法では無理だと思う。が、今や有名タレントさんでもそのバックボーンたる日常生活は肝である。演技力がいいからと不倫ばっかりしてると今は売れない。
例えば営業に行って、
「面白いですから!」
と本を売り込んでも、二三ページ読んだふりをして、
「面白くないから要らない」
と小売店様に言われるのは常だろう。が、
「この作家いい人なんです、とっても」
と売り込まれるとキツイ……(;’∀’)
ネット時代とは言え、結局はハイテク産業でさえ酒を組みかわし商談をする場合が多い。←飲み屋が儲かるね(゜∀゜)ww
小さな商売をコツコツ続けている人ほど、
「良い人だけで飯が食えるか!」
とは言いにくいだろう。もし個人経営でそんなことを言ってしまえば、かなりのブーメランが怖いだろう。
「あそこのお店は冷たいわよ」
とか風評が立てば、命綱の融資案件も消えるだろう( ˘ω˘)
新進気鋭の超やり手社長以外そんなものである。
カッコつけて孤高を保つのはカッコイイが、概ねそういう店は3年持たない。
飲食店で言えば極端な話、クソ不味くて接客がとても温かい店はレシピだけ渡せば簡単に繁盛するだろうが、美味しくて接客が上から目線の酷いところの改変はかなり難しいだろう。
割烹が盛況とは、そういう部分であるとおもう。他の方のエッセイで読んだが『読んでくださいだけの一行割烹は厳しい』ということもあるようで、やはり読んでくださる大切なお客様への重要なサービスの一環である。
もし私が担当営業なら割烹の書かれた書き込みが少ない作家さんにはまずお声がけしない。
多少ブックマや得点が低かろうとも、FAなどをガシガシもらってみんなと愉しそうな作家さんを選びたくなるのが人情だろう。
人気スポーツであるプロ野球の球場でさえ、多様な客層に対しアミューズメント化をする時代である。
やんごとない文学賞とるような荘厳な文豪を目指すならともかくとして、大衆小説の活動報告だ。見ても楽しい看板CMにするのは商業性を目指すものなら必須に違いない。
他にも、人が来る活動報告が書けること自体が創作能力ともいえるだろう。人を愉しまさせてくれる一つの指標に見える。逆に言えば文章で楽しませることができないことは、かなり致命的案件である。
『採点やブックマが多ければあとはどうでもいいだろ?』って話は当然にある。しかし★を五個貰ったらそれは買ってもらえるかといえば違うかもしれない。
もし採点基準が★5個=絶対買う!みたいな指標があればそれに近いのかもしれないが、詳しくは拙者には分からない。
★やブックマが多いのは人気があるのは間違いない。が、それがどれだけ売り上げにかわるのだろうか?
以前に視聴質という言葉が話題になったが、視聴率が低くても、その番組に関する書籍など他の物販売り上げが多ければとてもOKとかいう話だったと思う。
あまり言われないことだが、出版社さんだって出来れば『ざまぁ』がしたいはずだ。
もしブックマ0作品でヒットさせることが出来たら、その社員さんは物凄くやり手と評されるだろう。
さらに規模が小さいと社長さんの趣向がかなり大きくなり、多様なアプローチも可能になるだろう。
逆に安全に高得点作品でいって失敗だと、担当さんも大きく凹まないだろうか?(;’∀’)
まぁ……まとめとして言えば、結論はない(大笑)
まとめる気も実はないwww
敢えて言えば、これからは全方向へ営業する時代かなぁ?と。
昔、創作物を売ってまして、(←お店屋さんごっこが好き~♪)
嫌な作家さんと言えば、不愛想とお金にガメツイの二点でした (;'∀')
絵がよけりゃいいんだ!みたいな作家さんとか『ヴォケ』って正直思ってました。
誠実で素敵な作家さんは、読者サービスのオマケとか販促品を丁寧に作ってくれます。
正直あまり上手じゃないけど、売ってあげたくなりますよね。
少なくとも通販用のチラシはお客に全部配ってあげます。
ウザイ作家さんのは机に置いておくだけ(゜∀゜)←私はこういう性格よwww
でさ、
「〇△さんに配っていただいたチラシで注文が結構入って感謝です!」(←地域でわかる)
とか言っていただけると、自分のものが売れるより嬉しくなりますよね (´;ω;`)ウッ…
商業でない世界だけだとか言われるかもだけど、絶対に人が応援したくなる人は強い、絶対にね☆彡