~おっさんも人間なんだけどな ( ˘ω˘ )~
私は古い作品や記事を、概ね改稿せずそのまま残している。
なぜかというと、自分で後で見た時に、成長を感じられるからだ。
ある人が「自分の小説は墓碑」みたいなことを言っていたが、私も概ねそうである。
複数の大きなサイトに載せれば、かなり長い間、掲載され続けるであろうと……。
◇◇◇◇◇
「AIの登場により、小説サイトで生き残れるのは、極少ない面白い作者だけになるから良い」という論に対して、「底辺の厚くない産業はすぐに廃れる」と言っていた人がいた。
この説は案外、あたっているいるのではないか思うのだ。
多くのWEB創作家は、作家であるだけでなく、多くの読者であり、また無数の消費者でもある。
例えば、過去のミリタリーの世界とかも、大多数の底辺層に冷たかったから、大きな市場にならなかった等、上手に底辺層を扱えない市場は、歴史的に縮小の一途だ (´・ω・`)
底辺層の熱が冷めてしまったら、売り上げも下降し、後に「なろう小説はバブルだった」と言われる日もくるのではないか (。´・ω・)?
……そうなれば、成功者たる椅子は限りなく減るであろう ( ˘ω˘ )
◇◇◇◇◇
戦争がはじまると、テレビの中は大合唱 (=^・・^=)
「女性と子ども、高齢者が被害にあいました!」
──はい出た、テンプレ台詞。
ニャーは思う。「あれ? おっさんは?」
どうやら報道の世界では、成人男性は死んで当然の生き物”らしいニャー。
前線に送られても、空爆で吹き飛んでも、「戦闘員が犠牲になりました」で終わりニャ。
人間じゃなくて背景素材扱いニャ。
でも実際、戦場でいちばん死んでるのは男性くま。戦わされ、逃げ場もなく、名前も顔も出ず、
「加害者の側」としてまとめて処理される。
──どうやら世の中では、「可哀そう」を独占できるのは
“女性・子ども・高齢者”三点セットだけみたいニャ。
「人権!平和!命を守れ!」と叫ぶ番組が、
おっさんの命だけは、ほとんど命として換算してないんだもん。
ニャーが思うに、これはもう報道ではなく、ただの銭儲けの戦略ニャ。
泣ける絵がほしい。共感がほしい。そして滅茶苦茶スポンサーがほしい。
だから“涙を誘う被害者”しか映さない。
でもね──泣けない犠牲者だって、ちゃんと存在してるんだニャー。
今日もどこかのニュースで、
「女性と子どもが犠牲になりました」と流れるニャ。
その裏で、ニャーは静かに紅茶をすする。
──「おっさんも人間なんだけどな」ってね。
【備考】
避難中の犠牲、強制徴用、捕虜の虐待、戦後の精神疾患なども、ほぼ男性が被害者であることが統計で分かっています。
蒸気の覇権 ――魔導機パイロット、帝国戦線を駆ける――
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