~書籍と木材の関係 (。´・ω・)?~
本にまつわる商売は、非常に深い秘密の世界と聞きます。
よって、いろいろAIに聞いてみました (*´▽`*)
【問】本の問屋への返品率はどれくらいですか?
日本における本の問屋(取次店)への返品率(返本率)は、書籍で約30~40%、雑誌で約40~45%程度とされています。近年では、特に書籍の返品率が30%台後半で推移しており、雑誌はさらに高い傾向にあります。この高返品率は、出版業界の課題として長年指摘されており、配本制度や販売委託制度による影響が大きいとされています。
……つまり、本の4割は過剰生産ですね (´・ω・`)
これだけ売れ残る商売は、極めて非効率ですねぇ。
【問】冊数でいえば年何冊に相当しますか?
日本における出版業界の返品率(返本率)を冊数で推定するため、以下の情報を基に計算します。
〇返品率:
書籍の平均返品率は約30~40%(近年は30%台後半が一般的)。
雑誌の平均返品率は約40~45%。
ここでは書籍に焦点を当て、返品率を平均35%と仮定します。
〇年間出版点数:
日本では年間約70,000~80,000点の新刊書籍が発行されています(2019年時点で約72,000点)。
1タイトルあたりの平均初版部数は出版社やジャンルにより異なりますが、一般的には3,000~5,000部程度とされます。ここでは4,000部と仮定します。
〇総発行部数の推定:
72,000点 × 4,000部 = 約2億8,800万冊(288,000,000冊)が年間で書店に配本されていると仮定。
〇返品冊数の推定:
返品率35%を適用:288,000,000冊 × 0.35 = 約1億80万冊(100,800,000冊)。
結論
年間の書籍返品冊数は、概算で約1億80万冊に相当します。
……年間一億冊以上が売れ残りという驚くべき推計 Σ( ̄□ ̄|||)
〇ゴミ(廃棄)になる割合
返品された本のうち、約70~80%が最終的に古紙としてリサイクルされるといわれています(出版科学研究所などの推計)。特に、雑誌や短期間で価値が下がる新刊は廃棄されやすい。
リサイクルとはいえ、製紙工場で溶解処理されるため、書籍としての再利用はほぼありません。
一部の本は、バーゲンブック(廉価版)として再販されたり、図書館や福祉施設に寄贈されたりすることもありますが、これは全体の数%程度。
〇なぜゴミになるのか
委託販売制度:日本の出版業界では、書店が売れ残った本を返品できる仕組み(委託販売)が一般的。このため、過剰な配本が行われ、売れ残りが多く発生。
……本屋についての問題点より、出版業界全体の問題が大きそうですね (´・ω・`)
【質問】書籍のリサイクルされた紙は何に使われるのですか?
書籍が返品され、古紙としてリサイクルされた紙は、主に以下の用途で再利用されます。日本の出版業界では、年間約7,000~8,000万冊の返品書籍が古紙処理される(全体の70~80%)と推定されており、これらの紙はリサイクルプロセスを経てさまざまな形で活用されます。
リサイクルされた紙の主な用途
〇再生紙の製造:
新聞用紙:古紙は新聞紙の原料として広く使われます。日本の新聞用紙の約60~70%が再生紙由来。
〇段ボール:書籍の紙は、段ボールの芯材や外装材として再利用されることが多い。段ボールの約90%以上が再生紙で作られています。
年間で返品される書籍(約7,500万冊、10万3125トンの紙)は、木材に換算すると約172万本の木に相当します。
返品された書籍に相当する木材は、1日あたり約4,718本の木がゴミ(古紙リサイクル)に相当します。
返品された書籍のうち、再生紙にならない分(約20%)は、1日あたり約943本の木に相当します。この本数は、年間約34万4,437本の木が最終処分(主に焼却)に回される推計を365日で割った結果です。
……一年間、本を出版すると、なんと約35万本以上の木がリサイクルさえされることさえなく、焼却処分です。本を作ることはもはや森林破壊しているだけですね (;^_^A
【質問】出版社の利益という数字に貢献できる作家は、上位何パーセントと推測されますか?
利益に貢献する作家は上位5~10%程度と考えられます。ただし、「顕著な貢献」(例:ミリオンセラーや安定したヒット作)はさらに狭く、上位1~2%が現実的。
まぁ、総括として、ネットでの電子出版に大きく舵を切らないと、滅茶苦茶な数の木が浪費されてしまっているのではないかと危惧しました (`・ω・´)ゞ
みんなで電子書籍への推進を図るのが、SDGsへの道かもしれませんね!!




