~「寡占の何が悪いんだ!?」~
先日「寡占の何が悪いんだ!?」みたいな論調を読んだ。
はっきり言えば、寡占状態は良くない。
寡占や独占が起こると、上手に自由競争が行えない。
既得権者が強くなりすぎると、新規参入者が入るのが著しく困難になる為だ。
競争にルールがあるのが望ましいが、ルールさえ守れば何をしてもいいわけではない。
やはり適度な自制だったり、思いやりある協調だったりが、望ましい社会を作り上げるコツなのだろう。
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ネットの論調はいつも過激だと思う。
相手を徹底的にやっつけたり、異論を一切認めないといった感じで相手を追い込む。
実際に相手がいたら、決してやってはいけないことだと思う……(´・ω・`)
相手を思いやる心。
小学校でもれなく教わるが、それは市場競争原理主義との相性が悪いのかもしれない。
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「人気がある話が正義!」
よくある論調だ。
私が見る動画サイトで人気のある動画は、可愛い猫とかが多い。
難しい政治の話はあまり人気がない。
だがしかし、人気があるからと言って、TVや新聞で伝えるのが可愛い猫の話ばかりになるのは考え物だ (ノ∀`)
人気だけでなく、教育や公益性に準じた価値観の形成が必要なのである。
良いものが必ず人気が出るとは限らないのである。
自分で見て確かめて、本当に良いもの、本当に必要なものを見定めるべきである。
日本のネット上で「人気があるものこそが正義」みたいな論調が強くなりすぎることに、やはり懸念を感じるのである (´・ω・`)
今の日本で、寡占の分かりやすい例は、携帯電話である。
新規企業がなかなか入れず、利用者が払う料金が高止まりになる問題等がある (´・ω・`)




