~カラオケこそが人生か?~ 虞編
脳トレで私の脳年齢は62歳 (;'∀') 暗記が全然覚えられぬ!!
「ブルー君がヴォーカルならやるよ!」
昔に、そううそぶく奇人がいた (゜∀゜)/
その名は虞ちゃんという。
虞ちゃんはギターを弾くのが巧かった。
アマチュアレベルとはいえ、あちこちからお誘いがかかっていたのである。
で、体よく断るために、ブタ魚類をボーカルにするというトンデモ提案を相手に吹っ掛けて断っていた (;’∀’)
虞ちゃんの信念は、音楽とは「腹筋」であり、腹筋がショボイギターやベースに存在価値はないとのことだった。
彼は酒を飲み、たばこも吸う。お昼のご飯はレタスのみ (´・ω・`)
「ギターは練習したら巧いまま、だけど腹筋は休むと訛る」
が口癖だった。
よく虞ちゃんと4人でカラオケに行った。
虞ちゃんルール
①煙草を吸う人がいたら採点機能は切る。
②採点を当てにしない。所詮みんな同じ腕前。
③タバコが苦手な人は酒を飲め。
タバコを吸わない人の咽喉はタバコによって収縮しやすくなるなど、粋な彼のポリシーだった。
人生はカラオケと語る、彼の哲学は
「人の歌をちゃんと聞け!」
である。
人の歌の最中に、スマホをいじったら肩パン(彼は腕力が強いので半端な痛さではない)
罰則も男臭くて、彼自身のバンドがあったにも関わらず、あまり女性にそれほど人気があるようでもなかった。
まぁ……人の歌もちゃんと聞き、順番を守ってさえいれば何も悪いことは起きなかった。が、たまにボコボコにされる人もいた。ちゃんと人のも聞こうよ (;’∀’)
人が歌うのに合わせて、ギターも弾いたりしてくれた。はもれる女性がわざわざ来たこともあった。
彼はカラオケルームで武力を駆使し、巧い人も下手な人も平等な、ちいさな世界を作った偉人である。
彼は半島に戻った。元気にやっているだろうか?
天は人の上に、人を作らず。
もし天が作ったのなら、人の手で均すべし。
-虞-