~人気商品の価値~
【重要】……現在なろうの画面左上で、運営さんが興味深いアンケートをやっております。
こんなところを読む暇があったら、是非アンケートにが協力くださいwww
もっとも得点の高いネット小説や、売り上げ高が高いラノベ小説が素晴らしいか!?
この答えはYESでもNOでもあると思う。
ちなみに、いま世界で最も売り上げ高の大きいレストランはと言えば、ぶっちぎりで〇クドナルドである。
しかし、皆さんは奢ってもらえるなら、わざわざこの人気NO1のレストランを指名する人は少ないと思うww
もし、明日宇宙人がやってきて、『地球で最も人気のあるレストランに案内しろ!』といわれて、〇クドナルドに連れていく政治家や国家元首がいるだろうか?w
……いたとしても少数派な気がする。
我が国で最も売れている衣料品メーカーは〇ニクロだが、もっとも日本らしいファッションとして、このブランドを紹介する人は少ないと思う。
ちなみに、SNSのすばらしさを賛美するIT起業家は、何故だか自分の子供にはSNSを触らせない。
また、ファーストフードのすばらしさを伝える経営者も、自分の子供には食べさせない。
売り上げや時価総額を見れば、ファーストフードやSNS、ファストファッションのすばらしさは世界一なはずなのにである。
振り返ってみて、ネット小説やラノベを書く小説家や、販売する出版社の人は、自分の子供にネット小説やラノベを積極的に読ませるだろうか?
ちなみに、今を時めくIT事業家の多くは、自分の子供には古典名作や童話をすすんで読み聞かせるそうである。
同じようにラノベ作家やWEB作家や出版社も、表向いては自己の製品のすばらしさを前面に押し出すが、自分の子供には遠ざける気がしてならない。
もっとも利益や売り上げが上がるというだけで、賛美しているだけであって、そのものの本質的な価値の問題とは全く異なるような気がしてならない。
その人が素晴らしいという理由は、立場上その人の利益になるというだけで、こちらの利益になるかどうかははたして別問題なのである。
もし、力のある人が勧めるものだけを利用すれば、弱き人々は搾取されつづけ、貧富の格差は拡大するままになるかもしれない……。
たまには自分で考え、そして自分で取捨選択する勇気を持つべきである。
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ランキングに載れば、凄い数の読者が得られることが有名だが、その分は過剰に評価されることは否めないだろう。
結果的に、おもったより面白くなかったということは、やはり往々として起こるだろう。
逆説的に言えば、人気のないジャンルやキーワードで、そこそこの評価を得ている作品は、思ったより面白いかもしれないという可能性が浮上する。
どの市場でも、人気のあるモノは価値のわりに割高であり、人気のないものは価値のわりに割安に放置される傾向があるのだ。
人とは違うモノを選択することは、冒険的でリスクがあり、勇気がいることであるが、価値あるものを割安に発掘するためには必須なことである。
……しかし、もっとも知られていないのは、人は自分で思っているのより遥かにリスクを恐れ、潜在的に避けるということである。
出版社がランキング上位を選択して出版することも、リスク回避の常套手段と考えられる。
しかし、変なことを言えば、批判を恐れず、堂々とリスクを回避できる姿勢も、生き残る経営としては素晴らしいことなのである。
まあ、重要なのは、我々一般読者が、リスクを回避する姿勢をとる必要性は少ないということである。
快楽的であることと、教育に良いこととは違うだろう。
又、より快楽的であれば、文化的であるというのも早計だろう。
……また、めんどくさいことを描きました (ノ∀`)www