序章 始まりのあの日
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>世界の平穏はあの日に崩れた…………いや崩れたは正しくない正しくは「崩された」だ。
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今は2157年5月14日。100年前科学技術が急激に発展し、ドラ○もんもびっくりな世界になっている。
科学技術の発展にともなって医療技術も発展し、平均寿命が急激にのびた。人口だってつい最近だが、100億人を突破している。
そして誰もがをWCM[worldconnectmachine ]と呼ばれるものを持っているが、昔の携帯の超進化系だと思ってほしい。
そうだ、そろそろ自己紹介をしておいたほうがいいだろう。
>俺の名前は相道 雅樹、大紀学園の2年生だ。父と母に姉の
4人家ぞk「オッハヨー!まっっっさくーーーーーん!!!!」
………いや、いいんだ。別に自己紹介がたったの二行で終わってしまったが、落ち込んでいる訳じゃないぞ?
「ありゃ?どうしたのまさくん?元気ないよ?」
「いや、なんでもないよ。おはようサナ」
>こいつの名前はサナ。幼稚園からずっと一緒で、いわゆる腐れ縁というやつだ。
にしても毎朝のことだがこの幼馴染みは来るのが早すぎる、まだ朝の6時だぞ。もっとゆっくり来てくれると助かるんだが…
>ちなみに俺はこいつが起こしくにくる前に必ず起きている。起きてないとこいつは何をするかわからないのだ。
>俺はゆっくりと支度をして(流石に7時なんて早い時間に学校に行くきはない)家を出る。
>これから僕のいつも通りの退屈な生活が始まる。
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>しかし、いま思えば退屈な生活でもいいから、あんな異常は起こってほしくなかった
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>(全世界の皆さ~んこんにちは~!!)
>「な、なんだ!?」その声は本当にいきなりきこえた。
>(挨拶をされたら挨拶を返すのは常識ですよ~)
>頭のなかに直接響くように聞こえた。
>(私の名前はガイア、大地の神様で~す。今日は皆さんにお知らせがあって参りました~)
>「「か、神様!?」」
>僕とサナの声がかぶった。そりゃかぶるだろう、なんせ自分の事を神様何て言うやつが出てきたのだから。
>(びっくりした~?じゃあビックリしながら聞いてね~。
>いまから全世界の皆さんには『殺し合い』をしてもらいま~す。)
>………………………僕はわからなかった。この人(神様?)はなにをいっているのだろうか。
>『殺し合い』??
>(ん~~何がなんだかわかんないって感じの顔の人がいっぱいいるな~。だからこの世界の人間は嫌いなんだよねぇ~。頭悪すぎ!殺しちゃうよ?)
…………思考停止
>「なんなんだよ、なにがおきようとしてんだよ!!」
>「ま、まさきぃ……」
>サナが俺のそでをギュッとにぎってきた。
そうだった、こいつこういう怖いやつ苦手だったっけか。
>「大丈夫だ。安心しろ。」
>そういって頭を撫でてやった。こいつはこうしてやるといつも落ち着くのだ 。
>(じゃあ、『殺し合い』の説明をしまーす♪
1.1ヶ月に一度、私たちから指令を出すからそれに必ず従うこと。
2.この指令に従わないひとは死んでもらいます。
3.これは私たちが決めた人数になるまでやってもらいまーす。
4.私たちが決めた人数は100人です。
最後に~これが現実だということを知ってもらうため
この世界の国を一つ消したいと思いまーす♪
ルーレットスタート~♪)
カラカラという音が聞こえた。さっき言っていたルーレットを回しているのだろう………
…って!そんなことはどうでもいい!
さっきあいつは何て言った?残り100人
になるまで殺し合え?国を一つ消す?そんなことをしたら大変な事ではすまないぞ…………いや待てよそんなことできる訳がない。そうだこれは夢なんだ………
出来るわけがないと思っていても僕は怖かった。
理屈とかそんなものは関係なく本能で感じていたのだろう。
[今、本当に一つの国が消される]と。
(決まったよ~♪ん~ちょっと人が少ないけどいいかな。では!テレビON)
WCM のテレビモードがかってに起動した。
そこには燃えさかる家々や虐殺される人々が………いなかった。
なにもなかった。とてもキレイに、元々そこには何もなかったかのようだった。
(え~っと、今のだと……うん、約5億人かな。5億人脱落で~す♪
そんじゃ、いまから『殺し合い』スタート!!)
【ちょっと待てぇ!!!】
(どういたの?)
【どうしたの?じゃねぇよ!黙ってみてやってたのによぉ!紹介しろよ!俺たちを!】
(………忘れてた。テヘ♪)
【テヘ♪じゃねぇよ!】
……………………next!