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僕のいもうと  作者: AI
29/32

妹以上 恋人未満

恋人として 扱うには まだ幼い彼女に


ドンドン のめり込んでいきそうな俺は かろうじて キス以上は・・・と


自分自身で密かにラインを引いていたのに



「兄さん・・・」


一緒にソファに並んですわり 


テレビを見ている 今 ふいに美幸が


ピトッと俺の肩に頬を寄せ


「大好き・・・」


と腕を絡ませてくる。


伏せられた長い睫が恥ずかしそうに瞬いて


ショートパンツから覗いた 二つの膝が ほんのりとピンク色に染まっていたりして


どうしたら 無茶苦茶抱きしめたい この気持ちを 抑えておけるのかと 


尚も無邪気に 俺の膝に手を載せる美幸を 恨めしくさえ思った。



肩で息をして 気持ちを静めている間にも


「ねえ お昼は何が食べたい?」


「簡単なのでいいよ それとも たまに外で食べようか?」


「だめ 兄さん まだあちこち痛いでしょ?


それに・・・今日は 二人っきりで いたい・・・」


なんて 言って つぶらな瞳で 見上げてくる。


(か 可愛い・・・ぁあ~~)


だが 俺は 精一杯 理性を働かせて ゆっくり頭の中で


1 2 3 と数を数えてから


軽く おでこにキスをするだけに留めることが出来た。


「じゃあ 麺類がいいな。」


「わかった すぐ作るから 待ってて。」


するりと俺の側から立ち上がり 台所に立つ美幸は


今 自分が俺に 襲われかかったことなど 微塵も感じていない様で


鼻歌などうたって 葱を刻んでいる。


「何か 手伝おうか・・・?」


と 声をかけると


「大丈夫 もう後は 麺が茹で上がるの待つだけだから。」


後ろに束ねた髪が ほつれて 


まだ高校生というのを忘れるほど 健康的な色気が漂ってくる。


「何?」


俺の視線に気づいたのか 美幸は そう言って首をかしげる。


「あ いや 薬味テーブルに運ぶよ。」


「ありがとう。」


彼女の側にいるから こんな もやもやが収まらないんだ。


そういえば 昨日から 俺は 今までにないくらい 美幸の側に居て


何かにつけ 彼女に触れている


一晩中 美幸の息遣いを間近で聞き


その あまい香りを楽しんだのだ・・・


いつにも増して 理性制御エネルギーが大量消費されてしまって 枯渇傾向にあるのだろうか?


とにかく ソバをゆでた 美幸が


「おまたせ えへ 本当に簡単なお昼にしちゃった ごめんね。」


と照れ笑いしただけで 押し倒したくなってしまっている。


ほとんど 病気だ・・・




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