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まだ僕を許さないで

作者: 塩濆け幾等

なんとなくじゃ、だめみたいで。

もう後はないのに

もうあと少しで強くなれそうで

もう痕はないのに

また傷をつけたがってしまって


止んだ雨もいつかはまた降る

凍り付いた日々もいつかまた溶ける

わからないよ

なんでこんなにも

空が愛しく感じられるのか


自分で決めたことだから

自分で償うものだからさ

何も言わずに見ていてよ

今日も僕の頬を張って


もう愛はないのに

まだそこにあるような気がして

気が気でないのに

まだ大丈夫と言い聞かせて


もう声は出ないのに

まだ君に聞いてほしくって

すぐに手は出すのに

言葉がでてこないなんて

卑怯だろ?


許してなんて言わないけど

苦しくてなんてそれは君だろ?

話してほしいとは思うけど

もう君はいないから


ずっとこのままで

ずっと思っていて

ずっと言いたくて

でも言えなくて


だから心の声で

叫ばせて


まだ僕を許さないで

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