プロローグ
処女作です。こんなプロローグでいいのか…次の話から物語は始まります。
運動公園の桜が咲き乱れている中を軽快に走る影が一つ
「ハッ、ハッ、ハッ」
リズミカルに息を吐きながら一定の速度を保っている。
その影は徐々に速度を落としていきやがて大きな広場で止まった。
「うん、体は温まったかなぁ」
そういうとストレッチをはじめて体をほぐしていく
「あぁー、気持ちいいなぁー」
ストレッチを終えた“彼”靴ひもを結びなおすとゆっくりと走り出して徐々に加速していった。
「んー、今日は調子いいかもしれんなぁ…メニュー少しハードにしようかな。」
そう言うと、200m→300m→400mを2セット行い物足りなかったのか締めに300mを走って彼は家に帰っていった。
某所、スタジオに五人の男女がいた。
「部長、この箇所少し言いやすい言葉に変えていいですか?」
「おっ、いいぞ好きなようにしちゃってくれや」
「あーい、じゃあ色々変えたバージョン撮ってみますね」
そこで“彼女”はあーでもないこーでもないと唸りながら、録音を始めた。
「皆さん、こんにちは!今日から始まるニューラジオ、名付けてらいラジ!
この春から入学する新一年生の皆さんへ学校に少しでも早くなれてもらうためのラジオです。」
そう言って始まったラジオのリハーサルは順調に進んでいく、そして無事すべてのリハを終えた。
「いやぁ、よっかたね!やっぱアナウンサーとか目指したりしないの?」
そう冗談っぽく言いわれた彼女は
「私なんて、絶対なれませんよ!もっと可愛い子とか綺麗な子がやるもんですよ。」
イヤイヤっとてを振りながら否定した。
「えー、でもさ彼をふりむかせるならそのくらいの気概でいった方がいいんじゃないの?」
「うっ、確かにそうかもしれませんけど…でもでも!この前おはようって話しかけることができたんですよっ!」
「ふーん、それで?他にはなんかしゃべったの?」
「いや…しゃべってないですけども、その、ね?」
「はぁ?まだそんなもんなの?もっと積極的にいかないと卒業なんてあっという間だからね!」
「はい…頑張ります…」
「そろそろスタジオ閉めるからとっとと出てけー」
「「「「はーい」」」」
そうして彼女はほかの生徒と一緒に家に帰っていった。
これは陸上が好きな彼とそんな彼が好きな彼女の恋物語である。