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サイダー

作者: カラク

誰もが味わった青春時代。

大人になって忘れてしまったものがあるだろう。

だけど私は忘れたくないこの味を


三月に大学を卒業した私は、四月から東京のお菓子メーカーの会社に就職が決まった何処にでもいる普通のサラリーマンだ。

働き始めて三ヶ月がたち今は七月中旬、開けた窓から聞こえてくる蝉の声が夏の日差しをより一層に熱く感じさせる。

こんな時は冷たくてスッキリするものが飲みたい。

そう例えばこの机の上に置かれたサイダーのようなものが

私が自分の仕事机に置かれた空のサイダーのビンを手に取りビンに入ったビー玉を覗き込んでいると、


「おはようございます。今日も暑いですね。」と出勤して来た私と同じ四月から働き始めた女性が声をかけて来て、私は覗いていたサイダービンを持っていた手を咄嗟に隠して「おはようございます」と挨拶を交わす。



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