#7合宿~一日目~(其の参)
俺たちはまた空中散歩をしていた。
「さっきどこでそんな戦い方覚えたって聞いてたな?」
「うん。」
「ラノベとアニメ。あとは漫画。」
「て、いうことは、アドリブみたいな戦い方してたの?」
「まぁそうなるな。」
「無茶しないでよ!お兄ちゃんは後先考えないんだから!」
「そうよ!あんたは一回休んどきなさい。」
「でも、お前達だけで倒せるのか?」
「なめないでもらえる?これでも一回戦で勝ち進んでるのよ?」
「そりゃ知ってるが、お前だけだと攻撃手段ないだろ?」
「その辺はぬかりないわ。ね?光ちゃん。」
「はい麗さん!」
「ならいいんだが。」
その時、遠くに2つの点を見つけた。
「今度は二人か二対二でちょうどいいな。何か出しとかなくて大丈夫か?」
「ならハンドガンで。」
「いいけど撃てるのか?」
「ハワイ旅行でやったからね。」
銃がある時点で勝ちなのでは?、と思ったが黙っておく。
「光ちゃん降りて。」
「わかった。」
俺たちは降下し始めた。
「凜、来た。」
「凜、愛依、やっほー。」
「戦う相手に軽い挨拶だな。」
俺たちは着地した。
「んじゃ、俺は後ろで見とくぜ。」
「ん」
俺は少し離れる。
「これでニ対ニね。じゃあいくわ行くわよ。」
「来い。」
花咲の目が赤くなる。
「燃えろ!」
「えい!」
光が砂を浮かせる。砂が燃える。
「砂は燃えねぇだろ!」
思わず突っ込んでしまった。
「私の魔眼はそんなのかそんなの関係ない。」
炎の壁ができる。
「加速!」
麗のスピードが上がる。
「凛に触れたら駄目だから気を付けないと。」
お前銃持ってんだから近づかなくていいだろ。てかあいつ走りながらどう撃つつもりだ?
その瞬間発砲音が聞こえた。そっちを見ると走りながら撃っている。当たらねぇだろ。連射できねぇし。
「サイコキネシス!」
光が篠原を浮かせる。
「きゃあっっ!」
光が浮かせた篠原を弾の方に動かした。
ずるすぎるだろ。ハワイの件かんけいねぇじゃん。
そう言ってるうちに篠原が消えた。
「愛依最後はあなたよ。」
おぉなんかカッコいい台詞。止まってさえいなければ。
「3,2,1よし。」
麗が動き出した。
麗が銃を構える。今度は止まって撃つようだ。
「チェックメイト。」
花咲が消えた。ちゃんと撃てんのかよ。
その時
「おしまいよ。帰ってきなさい。」
というキルの声が聞こえてきた。
視界か白く染まる。思わず目をつむる。
目を開けると、大広間だった。