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第0話 始まりは唐突に…

初めてにじファンが消えた後に二次創作を書きます!温かい目で見てくださいね!

ここは、遠い遠い幻想の地『幻想郷(げんそうきょう)


幻想郷は結界に護られていて、余程の事が無い限り、外の世界に触れられる事は無い。そして余程の事が無い限り、結界が破られる事が無い。


そんなある日、博麗神社(はくれいじんじゃ)では年に数度の宴の日がある。そこでは幻想郷の住人達が時にははしゃいだり、時には暴れたりして過ごしていた。


この物語は、その幻想郷の住人と外の世界の少年少女の織り成す…ドタバタストーリーである。



萃香

「れ~む~。 あはは! 飲んでるぅ~」


小さな百鬼夜行『伊吹萃香(いぶきすいか)



霊夢

「もう…飲んでるわよ! 煩いわよ!萃香!」


楽園の素敵な巫女『博麗霊夢(はくれいれいむ)



萃香

「え~? だって、飲んで騒がないと宴じゃ無いじゃん!」



ここは、幻想郷の博麗神社。そこでは巫女である博麗霊夢が居た。今日は年に数度の宴の日で、幻想郷の住人達が博霊神社に集まっていた。



「ごきげんよう。霊夢」


境目に潜む妖怪『八雲紫(やくもゆかり)



霊夢

「紫じゃない。 アンタが起きてるなんて珍しいわね」


「その言い方だとずっと眠ってるって思われちゃうじゃない」


霊夢

「本当の事じゃない」



霊夢が紫をちら見をすると、顔が赤くなっていた。相当飲んでいるようだ。



霊夢

「…飲んでるの?紫」


「のんれないわよぉ~」



相当出来上がっているようである。



霊夢

「飲んでるじゃない!」


「こんなののんれるうちにはいらにゃいわよぉ~」



霊夢は思った。紫が酔っているとろくでもない事が起ころうとしている事に…。そしてその予感が的中する事になるとは…知る由も無かった。



「それじゃ、まらのんれくるからね~」



そう言うと紫はフラフラとしながら歩いていった。



魔理沙

「紫は相変わらずだよな~」


普通の魔法使い『霧雨魔理沙(きりさめまりさ)



咲夜

「妖怪の賢者もああなるのはもう分かってたけど…」


完全で瀟洒なメイド『十六夜咲夜(いざよいさくや)



早苗

「私も呼んでくださってありがとうございます!」


祀られる風の人間『東風谷早苗(こちやさなえ)



霊夢

「守矢神社で宴のほうが良かったけど…」


魔理沙

「まあ、いつもここで宴会をするからな。 仕方がないさ」


早苗

「それにしても…凄いですね」


咲夜

「妖怪に限らず、神様、亡霊、妖精、天人や死神、閻魔様まで居るもの」


霊夢

「しかも、仙人も居るもの…アイツも居るし…」



霊夢は指を指した人物が霊夢の方を見て近付いてきた。



華扇

「人聞きが悪いですね。霊夢」


片腕有角の仙人『茨木華扇(いばらきかせん)



霊夢

「どうでも良いわよ。 そんな事…」


華扇

「それでも貴方は巫女ですか!」


魔理沙

「また始まったぜ…華扇の説教が」


「もう何回目なんでしょうね…」


伝統の幻想ブン屋『射命丸文(しゃめいまるあや)



魔理沙

「そう言っている間に何度もカメラで写真撮ってるじゃねえか!」


「あや~、あの2人の行動は物凄くネタになりますからね~。題名は『博麗の巫女、再び仙人の説教を適当に促す!』う~ん…在り来たりな題名ですね~」


アリス

「何度も同じネタだと飽きるんじゃないの?」


七色の人形使い『アリス・マーガトロイド』



「あの2人だから飽きないのですよ!アリスさん!」



そんなこんなで宴会が中盤に差し掛かって、時間は各々の演芸会が開かれようとしていた。色んな見世物が有る中で、ある1人の妖怪によって、博麗神社が…いや、幻想郷を巻き込む大事態になる事をまだ誰も知らなかったのだ。



「皆~今日は~外の世界を~見せようと~思いま~す」



それは八雲紫である。相当酔っ払っていて、顔が真っ赤である。そして、あろうことか能力の『境界を操る程度の能力』を発動してしまったのだ。



霊夢

「ああ…相当酔ってるわね、紫」


慧音

「ほう…外の世界の寺子屋はああなっているのか…」



知識と歴史の半獣『上白沢慧音(かみしらさわけいね)



興味津々なのは、人間と白沢のハーフの上白沢慧音である。彼女は寺子屋の先生であり、外の世界の寺子屋…学校に興味津々だ。



レミリア

「紅魔館のような家が無いわね~…」


永遠に紅い幼き月『レミリア・スカーレット』



外の世界での家に不満を持っているのは、吸血鬼のレミリア・スカーレット。全部が紅魔館のような家だったらどうなっているのか…。



霊夢

「でも、年に数度なのよね…外の世界を見るのは…」


チルノ

「前に見た時は冬の時だったよね!」


氷の妖精『チルノ』



「あっ!見てください!あれ!凄い高いですよ!」



文が見たのはあの最近出来た某タワーである。高さは600Mは超えているだろう。外の世界の人達はこのような凄い建物を建てれるのは凄いと感じているのは幻想郷の住人達は思っているだろう。



天子

「ふ~ん…でも天界よりはかなり低いわね」


非想非非想天の娘『比那名居天子(ひなないてんし)



衣玖

「貴方は天界に住んでいるのですから、当然だと思いますよ。総領娘様」


美しき緋の衣『永江衣玖(ながえいく)



「結構良い所ね…行って見ようかしら」


全員

「ええええええ!!!!!?????」



まさかの紫の衝撃的発言が飛び出した!結界の管理を怠って、あたかも結界を破って行くなんて事は思わず全員びっくりしたのだ。



霊夢

「ちょっと待ちなさい紫!あんた、結界の管理はどうするのよ!」


「大丈夫よ~、パッと行ってパッと帰ってくるだけだから」


霊夢

「そんなこと言ってないわよ!」


「とりあえず私は行くからね!あっ、皆も強制で参加ね」


全員

「あんたはもう結界の管理止めてしまえ!!!!!!」



まさに八雲紫だった…。そして、あろうことか博麗神社に居る者達全員が、八雲紫の能力によって、外の世界へと行ってしまったのだ…。


しかし、何も身寄りのない者達全員が住める所があるのだろうか…。そして、霊夢達はこの後どうなってしまうのだろうか…。

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