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悪魔の御子  作者: 奏響
第4話 香港狂詩曲
47/71

壊れた玩具(上)

 夜の帳に身を包むように、ネオンに煌く繁華街。

 道行く人々は多種多様。

 様々な人間の人生と欲望が渦巻くこの都市は『魔都』の名に相応しいのかも知れない。

 そんな街の中を、漆黒のリムジンが走る。それほど珍しい光景ではない。

 滑り込むようにそのリムジンが停止した場所は某高級クラブの前だった。上流階級の人間たちの社交の場。政界、財界はもちろん、その筋の有名人が多く集まる店として有名で、一般人が入ることなど到底不可能だった。

 運転手が開いたドアから静かに1人の男が下りる。

 その優雅な仕草は、偶然居合わせた者たちの視線を奪った。

 線の細い、端正な顔にかけられた細いフレームの眼鏡。少し色の入ったレンズは彼の瞳を隠すのに十分だった。

「ようこそ、李大人。お待ちしておりました」

 クラブの玄関からわざわざ迎えに現れた男は深々と頭を下げた。

 彼の背後から、同じくリムジンを降りた4人の男女が並ぶ。

 彼より背は高い。

 男の1人は薄い色の入った眼鏡に黒く長い前髪を揺らす。もう1人の一番背の高い男は長い黒髪を丁寧にひとつに束ねている。乱れひとつ無い。エスコートされる2人の女性もそれぞれ髪を結い上げ、イブニングドレスに身を包んでいた。

「ようこそお越しくださいました。李月香様のご訪問を主も心待ちにしておりました」

「こんばんは。再三お招きをいただいたのに今まで訪問もせず失礼をした。時に、姫殿は息災か?」

 先だって歩き始めた案内人に月香は微笑んだ。女性のような優美さで。

「はい、最近は少し加減がよくございませんでしたが。しかし、今日のパーティーに李大人がご出席されたことで良くなったことと思います」

「姫殿は病でおられたか?」

 月香の質問に案内人は頷いた。

「特別、床に臥していたわけではございませんが、ここ数年心臓を患っておりましたので・・・」

 成程表向きは病気を理由に姿を現さなかったわけだ。

 ライはクラブを見上げた。

 西洋の洋館のような佇まいを見せる建物だった。

 1階のレストランやバーは高級クラブのカモフラージュ。この建物の真の姿は、地下に広がっている。

「今日は姫殿にお会いすることは可能かな」

 月香の言葉に案内人は大きく頷いた。

「ご到着の折にご挨拶をさせていただきたいと申しておりました。さぁ、どうぞ」

 案内人は5人にエレベーターへ乗るよう勧めた。彼らはその指示に従う。

 低く唸る機械音が耳に障る。

 長いように感じたエレベーターがようやく停止すると、開かれた扉からシャンデリアの明かりが差し込んだ。

 眩しさに、ライは眼鏡越しの眼を細めた。

「・・・そうそうたるメンバー、ね」

 セシルが呆れたようにため息をついた。

 かなり広いホールに大勢の人間がいる。いやに見知った顔が多い。

「某国の大人物たちがいらっしゃるわね」

「貴方方のお知り合いはいらっしゃるようですか?」

 アイラの言葉に月香が訊く。

「・・・8割方クライアントかしら?」

「皆さん、お顔が広いんですね」

「あら? 直接会ったことは殆ど無いわよ?」

 にっこり微笑むアイラに月香は「え?」と聞き返す。

「実際にクライアントに会う機会は極僅かだ。大抵の場合、接触してくるのは諜報組織やその人物に近い人間が支配している末端の人間たちだ。ここ数年はそいつらにも会うことは少ないな。殆ど・・・Zに任せているから」

 カインが指でぐっと眼鏡を顔に押し込みながら説明する。

 あぁ、と月香は納得した。悪魔の御子のエージェントが背の高い東洋人だと噂で聞いたことがあった。

 この旅に同行していた日本人が当人なのだと、月香は今更ながら思い当った。

 ウェイターが運んできたシャンパングラスを受け取りながら、軽い談笑を交わす。ふと、視線を感じて月香が振り返った。

 そこには、かつての部下の更に下っ端だった男が悠然と立っていた。

 ライたちに緊張が走る。

 不敵な笑み。尊大な態度。

 その存在全てが不遜の極み。

「これはこれは、ようこそおいでくださいました、李大人」

「お加減はもうよろしいのか? 姫殿」

 その全てを黙殺するように月香は微笑む。

「貴方がいらしてくださったので、すっかり良くなりましたよ」

 香港随一の財閥、しかもその支配者である李総帥の訪問はこのパーティーにさぞかし箔をつけるのだろう。

「是非、今日のお客様方にご紹介させていただきたいところでございますが、何分皆様・・・」

「存じていますよ、姫殿。互いにその存在を知り合うことは避けたほうが良いのでしょう?」

「本日扱う『商品』が『商品』でございますので・・・」

 下卑た笑みだ。

 ライは虫唾が走った。

 こんな男の餌食にされていたのだ、聖蘭は。

 今この場で殺してしまいたいほどの衝動を必死で抑えながらライはゆっくり呼吸を整えた。

「わかっていますよ。今日、私はただの付き添いでしてね」

「ほう」

「こちらの方々・・・」

 話が本題に入った。

 4人はゆっくり姫眞麻に向き直る。

「ヨーロッパのさる国からいらした私のゲストでしてね。噂で聞いたこのパーティーで是非貴方の『商品』を買い付けたいとのお申し出でして・・・」

「噂・・ですか?」

「えぇ・・・」

 月香は小さな声で姫眞麻に耳打ちした。

「彼らはとある国の貴族でしてね。まぁ、暗黒街にも顔の利く方々なんです。父の代からの付き合いでしてね、いくら私でも彼らの願いは無下にできない立場なんですよ。どうか、くれぐれも・・・」

 李財閥よりも上の権威を有する貴族。

 その言葉はどれほどの金よりも姫眞麻を動かした。

 先程までの訝しがっていた表情が一変し、卑屈なまでに下手に出る。

「オークションは1時からでございます。本日メインの商品は午前3時に発表ですのでお忘れなく」

「メインですか? 余程の自信商品なのでしょうね」

 カインが2人の会話に口を挟んだ。この言葉ににやりと姫眞麻が笑う。

「えぇ、お客様にも必ずや喜んでいただける極上品ですよ」

「何でも、Mr.姫は今日のパーティーを期にしばらく香港をお離れになるとか?」

 え? と月香がカインを見る。

 そんな話は月香も知らない。

 鎌をかけているだけなのか? だとしたら危険極まりない。

「・・・どちらからそれを?」

「先程従業員の会話を耳にしまして。あぁ、彼らを叱らないでください。私が勝手に小耳に挟んだだけですから」

 姫眞麻の目が探るようにカインを見る。カインはそれを受け流すように笑っている。

 眼鏡が邪魔でカインの両眼は姫眞麻からは伺えない。

 漆黒の前髪が揺れる度に、表情は見え隠れして何も読めない。

 少しして、諦めたように姫眞麻は視線を月香に戻した。

「申し訳ございませんが、ご挨拶をしなければならないお客様がいらっしゃる時間ですので失礼いたします。時間まで当店自慢の料理と酒をご堪能ください」

 そう言い残して姫眞麻その場から去っていった。

「・・・本当なの? さっきの言葉」

 セシルが不思議そうにカインを見る。

 彼は軽く頷く。

「あぁ。上のレストランの従業員たちが話していた。もうすぐしたらここのクラブが売却されてオーナーが代わる、とね」

「呆れた。あんたいつの間に・・・」

「地獄耳なもんで」

 カインは周囲を見渡した。

 広いホールには多くの人間が行ったり来たりしている。初めはシャンデリアが眩しいと思ったが、どうやら明かりはその天井のシャンデリアだけらしく、存外ホールは薄暗い。恐らく、ここにいる人間の顔を判別させないためだ。

 オークションが始まるまでは廊下も人の行き来が多そうだ。

 始まるまではこのホールから動かないほうがいい。

 そう判断して、5人は2組と1人に分かれることにした。

 月香とセシル、ライとアイラ。

 そしてカイン。

「何かお作りしましょうか?」

 カウンター席に腰をかけ、頬杖をついてホールを見ていたカインにバーテンダーが話しかけてきた。黒髪を掻き上げてその男を見る。

「じゃあ・・・シルバー・ブレットを」

 その頃、ライとアイラはさり気なく廊下を確認し、下見をしていた。

「大体わかったわ。ホールの両サイドに階段。下に行く階段はこの一番左奥ね。」

「さっきこっそり覗いたが、どうも拉致された連中はそこの各部屋に数人ずつで閉じ込められているようだ」

「・・・セイラは?」

 アイラはライを見た。彼は首を横に振った。

「それらしい部屋を探ってみたが・・・」

「焦らないのよ」

 爪を噛むライの肩にアイラはそっと手を置いた。

「きっと、彼女を救えるわ」


 腕時計を見て、カインは再びホールで談笑をする姫眞麻の姿を追った。

 時計の針は0時少し前。

 バーテンダーが作ったカクテルを飲み干し、カインは再び頬杖をついた。

 ふと、涼しげに口許を吊りあげて笑うフィロスを思い出す。

 もしかしたら、ここにいるかもしれない。

 もし、現れたらどうする?

 ・・・殺せるか?

「隣に座ってもよろしいかな?」

 頬杖をついていた左側から声をかけられ、カインはその声の主を見た。

 40歳前後だろうか。それにしては若い顔立ちの男。

 印象はそんなものだった。

 薄暗さの中で金髪が映えている。瞳は確か・・・。

「ブルー・グレイ」

「え?」

「いや、何でも。どうぞ、空いていますから」

 カインは口許を指で押さえ、くすりと笑った。

「バーボンをロックで。後、彼に同じものを」

「いや、私は・・・」

「お近づきの印に、ね」

 男はウィンクしてグラスを掲げる。

 カインは内心呆れながら、表面では喜びを装いながら男に合わせた。

「このパーティーは初めて?」

「えぇ」

「やっぱり。ここでは初めて見る顔だと思ってね。気になっていたんだ」

 自然を装うように、男は身体をカインに寄せる。

 カインは表情を変えず、にっこり微笑んだ。

「それはどうも」

「ここが何をオークションする場所かは知っているよね?」

「・・・もちろん」

「私も、新しい『商品』を購入しに来たんだが・・・。君もそうだろう?」

「・・・」

 男の右腕がカインの右肩に回される。その人差し指が、すっとカインの頬をなぞる。

 カインは眉ひとつ動かさない。

「このクラブの右奥の階段を降りるとプライベート・ルームが並んでいてね。気の早い客はそこで『商品』を堪能するんだ。私も部屋を借りていてね。どうだろう? そこで、2人で楽しい時間を過ごさないか?」

 カインの耳元で男は酔うように囁いた。

「・・・そこで、俺と2人っきりになりたい・・・?」

「あぁ・・・っ!?」

 腹部に感じた違和感に男は下を見た。黒光りした短い鉄の棒のように見えたが、それがただの棒でないことにすぐに気づいた。

 思わず身体を離そうとしたが、カインに腰を抑えられ、動くことができなかった。

「いくら髪を黒く染めているからって、『俺』を見忘れるとはつれないんじゃないのか? Mr.シェーマス?」

「何故・・・私の名をし・・・!?」

 眼鏡の隙間から垣間見えたカインの瞳の色にシェーマスは恐れおののいた。

「そ・・・その眼の色は・・・!」

「立て。お誘いどおり、そのプライベート・ルームにご招待願おうか?」

「ひ・・・あ・・・」

「騒ぐなよ」

 カインはシェーマスを睨みつけた。

「そのまま、俺の肩を抱きながら。楽しそうにしろよ? あんたが誘ったんだぜ?」

 傍から見れば、男が2人仲良さげに連れ立ているように見えるのかもしれない。

 だが、シェーマスは生きた心地などしなかった。

 腹部に充てがわれた銃よりも何よりも恐ろしかった。

 自分を睨み続けるその眼が。

 シェーマスが案内したプライベート・ルームは、キングサイズのベッドが中心に設えられたスイート・ルームの趣だった。

 カインに頬を平手打ちされたシェーマスはベッドの上に倒れこんだ。

「ひっ・・・」

「随分羽振りが良さそうだな? 香港くんだりまで来て買い付ける『商品』はそんなに具合が良いのか?」

 銃口を向けられ、シェーマスは震えていた。

「12年振りの再会だというのに、もう少し喜んだらどうだ?」

「あ、あいつと一緒にし・・・死んだんじゃなかったのか・・・?」

「10年前に逃げ出して生き延びたのさ。・・・そうか、あんたは俺の名を聞いていなかったんだったな」

 かつて、カインでもノエルでもない別の名前で呼ばれた頃があった。

 ほんの短い期間だったが、シェーマスとはその頃出会っていた。

「2、3回しか・・・会っていない・・・のに・・・」

「一度だけ、あんたの依頼を受けたことがあったよな。あんたの兄貴の殺害を」

「あれは・・・君だったのか・・・?」

 シェーマスがまだ若かった頃、父親の財産を相続した兄がいた。弟である彼には財産分与をせず、家も会社も乗っ取った兄。

 彼は正直憎んでいた。そのことを、一度だけカインの前で洩らしたことがあった。

 誰か兄を殺してくれれば私は何でもするのに。

「『俺が殺してあげるよ。その代わり、俺の望みをひとつだけ叶えて』と、俺は言ったよな?」

「・・・あれは、結局強盗だと言うことになった」

「その程度の細工、造作も無いさ」

 カインが口許を吊り上げた。

「あんたは悪魔と契約をしたんだ。契約には対価がいる。契約を交わした人間は何十年経とうと忘れはしない。・・・俺に、俺に屈辱を味あわせてくれた人間はな。1人残らず、だ。まぁ、あんたは数回も来ないうちに消えちまったがな」

「結婚したからだ。家族を養い、兄から引き継いだ会社も・・・僅かな間に経営が傾いていたから・・・建て直しをしなければならなかったから・・・」

 幾分落ち着いてきたのかシェーマスにはカインを見る余裕が生まれている。

 カインは質問を続ける。

「このクラブのことは何処で知った?」

「・・・姫眞麻とは仕事で取引関係があった。最初はただの接待だったんだ。でも、麻薬の味を教えられ、このクラブの存在を教えられ・・・。私は飢えていたんだ、スリルと快楽に。一度覚えたあの・・・あの官能的なひと時を忘れられなかった。だから・・・」

「ここで、10代の少年を買い漁り、貪り、捨てる。それを繰り返しているのか?」

 何故わかる?

 そう言いたげに、無言で、怯えた表情でシェーマスはカインを見上げた。

「あんたらの考えそうなことだ。まぁ良い。あんたには他にも聞きたいことがある」

「・・・」

「セイラ=ジーナスは何処にいる?」

「・・・セイラ?」

「姫眞麻の娘だ」

「あぁ、あの淫靡な女か」

 シェーマスは表情を歪めた。

 その一瞬の表情をカインは見逃さなかった。

「・・・そう言えば、今日は出番が無かったな」

「?」

 叩かれた頬を擦りながら、シェーマスは呟いた。

「いつもなら、オークション前にセイラ=ジーナスが歌を歌うんだ。歌いながら、客を誘う」

「何?」

「人身売買だけじゃない。このクラブは売春宿でもある。地下クラブのバーテンダーやウェイター、ウェイトレス、コンパニオンなどみんな娼婦や男娼だ。だから、こんな部屋が多くある」

 『商品』が気に入らなくても満足できる。

 それがこのクラブの売りだった。

 聖蘭は、自分自身何も知らず、操られ、犯され、傷つけられている。

 カインは唾を吐き捨てた。

 本当の彼女はどれほど傷ついているのだろう。ライに出会い、愛し、もし、真実を知ったら?

 自分は男だったから、死の目前まで進みながら、引き返すことができた。

 穢される以上に、自らの手で穢れてきた。

 聖蘭は違う。

 知らず他者に穢された肉体に、無垢の心を秘めた美しい女性。

 ライに見せたあの笑顔が真実ならば、救いたいと思う。

 それが、ライにしてやれる数少ないことだから。

「セイラ=ジーナスは何処にいる?」

 カインはシェーマスの額に銃口を充て、左手でタイを緩め、ボタンをはずす。露わにされる白い肌にシェーマスの視線が釘付けになる。

「話せば・・・楽しませてやるよ? ・・・昔のよしみで」

 シェーマスは悪魔のように美しい笑みを浮かべるカインに恐怖を覚え、自分の知る限りのことを洗い浚い吐いた。

「・・・成程ね。それでよくわかった。・・・ご褒美だ」

 ベッドサイドに膝をつき、カインは左手でシャツを脱ぎ捨てた。

 額の銃口をゆっくり逸らす。

 シェーマスは引き寄せられるようにカインの肌に触れようとした。

「!?」

 延ばした左手が一瞬で真紅に染まった。

 理解できずにシェーマスは再び自分の両手を見た。そして、違和感を感じた腹部を触った。

 生温かい滑り気のある液体が溢れ出ていることに気づいた。

 カインの右手の銃は天井に向けられたまま。

 ゆっくり左手を見る。

 赤い模様を散らした白い手袋を嵌めた左手。

 いつの間に奪われていたのか、カインが握っていた銃はシェーマスが護身用に所持していたトカレフだった。

 最初に気づくべきだった。

 カインが最初から両手に手袋を嵌めていたことに。

 それが、正装のためでなく、『仕事』のためだということに。

「い・・・いつの・・・間・・・」

 言い終えることもできず、シェーマスは両目を見開いたまま仰け反って絶命した。

 カインは洗面所で絞った濡れタオルで浴びた返り血を拭き取り、それを洗面台に放り込みライターで火をつけた。もちろん、触れた部分は同じタオルで拭き取って。

「言っただろう? Mr.シェーマス。契約には対価が必要だと。あんたの対価を回収するために俺はあんたを覚えていたのさ・・・てもう聞こえないか?」

 くくく、と喉の奥で笑いながら、カインは静かに廊下に出た。

 最初にクラブに現れたときと同じ姿で。

 両手には白い手袋。

 再び眼鏡で顔を隠す。

 しかし、その下には確かに冷徹な悪魔の笑みが刻まれていた。

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