第一話
第三次世界大戦
天界に大量の怨霊
ギャハハハ
動乱攪乱の渦巻く事態は終焉し早20年
天界のとある幽閉牢では一匹の幽霊がずっと住んでいた。
そこで神はさまざまの天使たちを使い転生か天界の住民かを聞いたが幽霊は全く耳も貸してくれなかった。
困った神は天界一腕利きの天使、リリウムに幽霊の説得をするように言った。
リリウムは神の願いを素直に受け入れて返事をした。
「はい、分かりました。では、主、こんな事をしてみては・・・」
リリウムは神様に向けて話し始めた。
神は疑問に思いながら話を聞いた。
△
神との話が終わりリリウムは天界通路を堂々と歩いていた。
すると、別の天使が来て話し始めた。
「なぁ、リリウム。アイツを説得できるのか?」
「はい、出来ますとも」
「まぁ、お前はマリアに受胎告知した奴だけどさ。本当にできるのか?この沢山の悪魔を葬ってきた俺でも無理だったんだぜ・・・」
別の天使は自分の自慢を混ぜながら喋っていた。
リリウムは少し威圧の異を唱えた顔をしながら言う
「主はこう私に言った。それでもいい。私や彼女が救えるのだからと」
「そうか、頑張れよ・・」
別の天使はリリウムの圧に恐れおののき直ぐにリリウムから離れた。
「さて、行きましょうか。待っていて小さな赤ずきん・・・」
△
私は幽閉幽霊である。
私は軍の中将だった。
が、しかし私は本当に少しの間違いをしてしまった。
私は、空襲で死んでしまった。
最悪だ。本当に最悪だ!!
本当にすまなかった。
軍の皆や大将には迷惑をかけたと思うしこんな事で死んでしまった私をまた、もう一回殺してくれ!!
神、いや誰でもいい!!早く私を・・・・
牢獄の幽霊の心の雄叫びはずっと響いて五月蠅かった。
「こんにちわ。リカム・ピリアル」
「?」
リカムは首を45度傾けた
△
「お前は誰だ!?」
リカムはリリウムに向かって突進してきたが当然幽霊なのでリリウムの体をすり抜ける。
「おっと、自覚がないのですか?あなたは幽霊、私や人間たちには触れられませんよ」
リリウムは笑いながらリカムを諭す
「私をバカにしやがって!!!」
リカムは激昂してまた、リリウムに向かって突進してきたが当然すり抜ける。
「まぁまぁ、落ち着いてなさいよ。リカム・ピリアル」
リリウムは諭してリカムは少し正気を戻した。
「で、お前は誰だ。名を名乗れ。まぁ、どうせまた神の使いの天使なんだろうな。どんなことを言っても無駄だ。私はここにいたいんだ。」
「まぁ、そうですよね。私の名はリリウム、第8階級大天使に属す天使だ。リカム・ピリアル、でも、第三次世界大戦が終わってもう20年ですよ。ここの牢号にもお金がかかるので出て行ってもらいたいそれが我々と主の意見です。どうですかね?」
リリウムは根気強くリカムを説得する。が、リカムは全くリリウムの話を聞かずにいた。
「とにかく、私は絶対に転生や天界の住民になることはしないというか何天界の住民って?他の天使からはまぁ、天国みたいなものだよって言っていたけど私は軍の中将よ!!人をたくさん殺戮した。だったら、私は地獄じゃないの!!いやよ。地獄なんて行きたくないわ!!」
リカムはそんなこと言いすごく子供のように見えてきた。
リリウムはそんな状況でも根気強く説得した。
「大丈夫ですよ。戦争は特別扱いになり人間を殺した人間は全員殺意があったこととして罪が相殺される制度に・・・」
「それでも!!嫌なのよ!!私は!!」
リカムはもうダダを捏ねる子供になってきた。
「で、でも転生だったら日本のとある兵士はひとつなぎの大秘宝を見つけるために仲間と一緒に海賊になったり。あなたの国の大統領はケモミミの女の子と楽しくスローライフしたいって異世界に行きましたし結構、転生もいいですよ。本当に最高の生活がリカム・ピリアル。あなたに待っていますよ!!」
リリウムは転生の良い所をこれでもかと言ったが
「いやだ!!嫌だ!!!」
リカムは床にはいつくばってセミの動きみたいになっていた。
△
リリウムはこんなにもリカムの説得が難しいとは思いもしなかった。
本当、マリアの時の受胎告知の方が簡単だったな。
「いや、私の子は神の子じゃないですよ・・・」
「いや、マジですよ!!」
あの頃が懐かしい・・・
△
「いやだ!!いやだ!!!」
暴れ回るリカムにリリウムは最終手段を使う
「で、では、納得していませんので主、自らの提案です。これは、主と私が考えました。こんな事をするのは本当に展開が始まって以来初めての事です!!」
リリウムはそう言った。
「へぇ~じゃあ、それを最初に言えよ。」
リカムは文句を言いながら聞く姿勢に入る。
リリウムは咳払いをして話を始めた。
「では、主と私の提案というのは簡単に言えば主と契約してあなたを第3次世界大戦時の世界に戻します。そこで、無限の無念を晴らしてください」
リリウムはそう言った。
「へぇ~なるほど。結構いいじゃん。確かに私はあの世界で命を落とした。まさに私が望んでいた事、いや~本当に神様は私達人間やいろんなものを愛してくれてうれしいな。」
リカムは異常なまでにニヤニヤしていて少し気持ち悪かった。
「まぁ、そういうことです。どうですか?理解や同意してくれますか?」
リリウムは呆れながらリカムに聞く
「おお!!いいぞ!!私は超絶大歓迎だ!!」
リカムは嬉しそうに飛び跳ねて踊っていた。
リリウムはどこか複雑そうな顔をしていた。
「では、これで契約は成立ですね。では、書類などを用意して明日には転送させますね」
疲れ切ったリリウムはリカムの牢獄を出た。
△
リカムは嬉しそうに天井を見上げていた。
「いや~私がまた軍人になれるなんて夢にも思わなかったな。久しぶりに部下や大将に会って話を進められるな。明日が楽しみだな。」
リカムはそう言い目頭が重くなり寝た。
△
「あ~あ、何だったんだ。アイツはマジでおかしな奴だったな・・・」
リリウムは自分の部屋に戻りベッドに倒れ込んだ。
「あぁ、明日のリカム・ピリアルの資料とかを調べておいて書類を作らないと・・・」
リリウムはベッドから立ち上がりとある所に向かうため自室を出た。
△
とある所とは・・・書庫である。
ここの天界書庫にはいろんな本がある。
過去の歴史、世界で初めての本、世界の聖典、宇宙の法則の本など他にもたくさんの本がある。
人間はアカシックレコードって言うらしいが中二病みたいでダサいので天使たちは天界書庫と言っている。
「さてと、人物に関する本と…」
リリウムは人物に関する本を探していた。
その本には過去の人物の誕生日、どんなことをしたのか、そして、身体中のホクロの数まで何でも書いてある本である。普通にヤバイ(身体中のホクロは神様が丁寧に書いているよ)本当、狂っている。
「あっあった」
リリウムは本棚から本を取り出し机に持って行った。
△
読んでいると別の天使が話しかけてきた。
「よ!」
「あぁ、どうしたんだ。」
「いや、お前がここで調べものするってちょっと珍しいなって」
「そう」
「ったく、誰を探してるんだ?軍人だったら俺はパワーズだから分かるぞ!!」
別の天使はそう言いリリウムはその天使にこう言う
「では、第三次世界大戦で西欧軍の中将をしていて空襲で死んだ奴を知っているか?」
リリウムは聞くが天使は首を傾げた。
「すまない、分からない。が待て。それは、牢には言っている奴か?」
「あぁ、そうだ。」
天使はため息をついた
「アイツは嘘をついている。俺が今から真実を教えてやる奴は軍人じゃない・・・」
そして、天使は語った。
リリウムは驚き直ぐにリカムの所に向かった。
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