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紗耶香は抗議したい・遼子もことねも加勢したい

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さもないとPCのデータが飛ぶ呪いをかけます

「こんな、麻雀なんて、よりにもよって許可下ろさないのに勝手に……!」

 顔を真っ赤にする佳。ドアをガンガンと叩いていた。

 理音は頭を巡らせる。記憶をたどる。許可をもらいにいくみたいな話はしていたはず。

 要するに。ことねか遼子あたりが用紙をもっていったが、断られたのだろう。

 で、それを無視してこうしていると。嗚呼、麻雀らしい。

 だって巷のフリー雀荘が何をしているか、といったらねえ?

 という問題でもないか。

 それよりいろいろと、話したい事はあるはず。

 それを悟ってか、紗耶香が立ち上がった。鍋の火をとめ、ふたをしてから。

「あのね、佳? 前々から言おうと思ってたけど、なんでそんなに麻雀が嫌いなの?」

「だって賭博でしょう?」

「賭けてないわよ、ねえ?」

 ある意味負けたらヤバいものがある、とは言わない理音であった。

「ただの運ゲーでしょ」

「だから何? 運ゲーだったらダメなの?」

 そういう紗耶香を目の前にして、理音はおお、とうなった。その発想はなかった。

「あなたたちも、なにか言ったらどうなの……? そこの部員たち。我孫子さんと杵田さんだっけ? 男は知らないけど」

「何って……ウチ、書類持ってきましたよ?」

 それに対して佳は、こう突き放したように言う。

「許可下ろしてないもの」

 すかさず遼子が答える。

「……でも、不許可とも、言われてない」

「それは屁理屈でしょう? うちの規則知ってる?たしかに書類は生徒会室にあるけれど、許可を明示してないんだから」

「……それこそ屁理屈。不許可を言い渡すには、理由がいるはず。それを聞いてない。すくなくとも、不許可にする証拠が無い」

「うっ」

 少し押される様子の佳。彼女は少しあとずさりして、部室ドアにもたれかかった。

「……だいたい、これが合宿として許可されてないなら、別にそれでもかまわない。私らは勝手に集まって遊んでるだけ」

「そんなの通るわけないでしょう!?」

 そこにことねが加勢した。

「通りますね。だって、学校に泊まり込む話自体は、ちゃんと教師陣にしていますから。OKって言われてますから。書類を見なかったことにしたどこぞのだれかさんと違って」

「ぐっ……」

 遼子とことねの様子をみて、ははあと理音は悟った。要するに、この佳という人物が何をしたか。

 握りつぶしたのだ。まともに不許可を出すわけにいかないから。書類を見なかったことにして。

リアル多忙(主に転職活動)につき少し更新遅れるかも。

もともと遅いだろ?それは失礼・・・


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