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理音くんは部室に行ってみたい

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さもないと買いたい品を値下げ前に購入してしまう呪いをかけます

 いろいろなものが、理音の心の中を駆け巡った。

 教室には、帰宅の号令がかかった。解散して、理音は部室のあるフロアへと向かった。

 自然と、例の部屋へと足が向かっていた。

「……」

 さてどう言おうと理音は考える。どう切り出そう。

 麻雀部に入る? いや違う。直球過ぎる。まだ決めかねているものを、はっきりというのは違うだろう。

 昨日の精算、いくらですか。これはダメだ。いろいろな意味で。

 また麻雀を打たせてください? これか? でも面子が足りていなかったらどうしよう……。


「だから言ったわよね、柳津さん? ここでは麻雀を競技として」

「それを言うなら、麻雀が競技でないという証拠を」

 あっ、それいいなと理音は思った。競技麻雀とは何か話に行く。面子の足りる足りないを心配する必要がない。

 賭けず、飲まず、だっけ? 純粋な競技としての麻雀の性質を語り合う。それなら……。

 というところで、ふと理音は我に返った。

 誰がそこにいるんだ? 部室の中で聞こえるのは、二人が言い合う声だった。

 片方は分かる。暫定部長(?)の紗耶香だ。

 もう一つ、女子の声が聞こえた。かなりキツく響く印象だった。

 


少し小出しでいきます

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