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異世界ライフはチートと共に。  作者: 雨宮つゆは
第2章学園編
17/18

バッシュの策略(笑)

時間が…暇が…ない(´・ω・`)忙しすぎる……少なくとも2月前半までは。



「バッシュ、君は中々やるな。だがまだ単調な攻撃しかしていない。それにスキルも使ってないように見えるが?慢心をするな。…今からが本番だ!!」

そう言うと気迫が1段階変わりそれと同時にバッシュに物凄い速さで肉薄し、大剣を下から斜めに薙いだ。


「っっっっ!!!」

バッシュはその速さに驚きながらも、直ぐに冷静さを取り戻した。そして地面を蹴って後ろに跳びながら双剣をクロスさせ、腹部を守った。


バッシュが予想した通りに腹部を大剣が薙いだが、咄嗟の判断で跳ぶ事で空中に衝撃が逃げ、大剣の直撃も防ぐことが出来た。

だが、いくら衝撃が逃げたと言っても大剣は一撃が重い。多少の衝撃が残り、そのまま飛ばされた。


それでもバッシュは、タダでは転ばない。飛ばされながらも受け身を取り、地面とぶつかる衝撃を小さくした。また追撃に対応する為に痛む身体に鞭を打ち、体勢を立て直した。

(くそっ…!!悔しいがやっぱり相当強えな……木製じゃなけりゃやばかったかもな…取り敢えず慢心を無くして落ち着こう…………よし。スキルを使って全力でやってやろうじゃねえか!!)


そんな心境の変化があったバッシュに追撃の横薙ぎがくる。それをバッシュは、

「しゃらくせええぇぇぇ!!!!!」

と言いながら全力でそして必死に前倒しに屈み、踏ん張って試験官の下半身を双剣で捉えた。そして持てるだけの力を使い、狙っていたかのように突き立てた。………股間に。


試験官はそれを食らった瞬間、

「ッッ~~!!!!!!!」

流石の試験官も金的は苦しかったのか、声にならない呻き声を上げた。そして脂汗が吹き出して青ざめながらも耐えるように踏ん張っていた。が、それも耐えかねたのかそのまま股間を抑えて蹲った。そして、審判は戸惑い狼狽え突然思い出したように、

「…こ、この勝負!試験官戦闘不能により、…ば、ば、バッシュの勝利!!!」


その声を待っていたかのように、

「…よっしゃ!!やってやったぜ!見ていたか!サリナちゃん!!」

と清々しい程の笑顔で言った。


が、サリナ含め生徒全員が唖然としていた。そしてハンス除く全員の声が…

「「「「はああああ!?!?」」」」

重なった。



がんばって自分のペースで行こうと思います。何か誤字指摘などある場合よろしくお願いします 。

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