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異世界ライフはチートと共に。  作者: 雨宮つゆは
第2章学園編
10/18

筆記試験とフラグ建設

どうも雨宮です。ものすごく更新がおくれてしまいまして申し訳ありません…。病気で書けなかったのですがこれからは出来るだけこんな事にならないよう気をつけます…。

試験は番号によって、グループで分けられている。まあグループと言っても順番で分けているだけらしいのだが。1グループ大体50人ほどで、120グループある。計算すれば6000人。相当な数だ。その中で3クラス×20人×5年=300人がこの学園に入れる人数だ。確率で言えば100分の5%。20人に1人。倍率は20倍だ。うひゃー。物凄い人気校だ。その理由は僕の父さん母さんや、サリナちゃんの親という、英雄として名を轟かせた人がこの学園の卒業生だからだ。


「ハンス君、着いたよ。ここが筆記試験会場だと思う。」


そして僕はサリナちゃんにありがとう、と言い試験会場であるとある教室のドアを開いた。


そして試験官らしい人に、

「そろそろ始めるぞー。着席しろー。」

と言われたので、急いで直ぐに空いている一番前に並んでいる2つの席にサリナちゃんと座った。


「ふぅ、緊張するねハンス君。」


「そうだね。」

サリナちゃんに同調しながらまあ、筆記の方は安心していいだろう。実質ほぼ歴史とか学ぶだけで高得点獲れると思うし。


「120グループ目、筆記試験。制限時間は200分だ。。用意…始め!」


そしてその合図と共に皆が一斉に、ペンを取った。僕もペンを取り問題を見る。因みに問題は教科関係なくまとめて配られる。教科数は国語、算数、魔術、歴史の4つだ。何故試験時間が長いのか。それは忍耐力も試されるからだそうだ。僕はまず4教科中1番点数が低くなるであろう、歴史から始めた。

ふむ、200年前にこの世界で起きた戦争を述べよ。、か。

これは、魔王軍侵略大戦という。この世界にもあの魔王がいたのだ。

この世界の3割程が魔王の領地、通称魔の地と言われている魔王は剣聖や賢者、勇者という者達に倒されたが魔の地は瘴気に侵され強い魔物が跋扈している。だから手付かずの状態らしい。

勇者達もその大戦で亡くなったらしいが、普通この大戦を詳細に知るものはいない。

だが自分は知っている。本当は倒せず封印されているということを。そしてその封印が10年程したら解けてしまうかもしれないということを。

それを知っているのは何故か。それは父さんと母さんの先祖が勇者達の中に居て魔法で事の顛末を死にゆく前に父さん母さんの祖父祖母にあたる者達がみんな次の世代に語り継いでいるからだ。僕はこういうのに憧れはしたけどまさか自分も戦うなんてのは夢にも思わなかった。

ぶっちゃけ言うと、こんなこと考える余裕がある位ぼくはこのテストを簡単だと思っている。なんだか知らないけどこの体になって妙に記憶力が良くなった。それに加え前世の知識だ。解けない訳がない………と思う。実際もい解き終わっているし。サリナちゃんは大丈夫なんだろうか。まあ自信があったようだし信じておこう。

そしてやっと試験官が終わりを告げた。

「よし!これで筆記試験は終了だ。試験用紙は1番後ろが持ってくるように。では今日の試験は終わりだ。明日の実技試験に備えるように。」

と言われると、皆色々なことを雑談しながらこの教室を出始めた。


そして僕もサリナちゃんに声をかける。

「じゃあ僕達も出ようかサリナちゃん。シャルも宿で待っているし、歩きながら話そう。」


「うん!ハンス君は試験どうだった?私は全部解けたよ。」


「うん。僕も全部解けたし、自信があるかな。」


「そうなんだ!じゃあ…どっちの方が成績がいいか勝負しようよ!実技試験も含めて!」

とサリナが言った。


「んー…良いよ。受けて立つよ!」

と僕も意気込んだ。

そして談笑したりしながら歩いて、宿に着いたのだった。

1000PV突破ありがとうございますこれからは今回はこんな事がないよう励みますので、ご期待に添えたのであれば、評価やレビューをお願いします。

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