プロローグ
どうも雨宮です!駄文、文才なしでイライラするかもしれませんがどうかお読みください!誤字などありましたら指摘お願いします。
「ここは…何処だ?」
そこは真っ白な空間だった。とても目が痛くなる。そんな事を思いながら呟いた。何故このような場所に居るのか。それはあの時の出来事だった──
・
・
・
・
・
僕の名前は木谷慶太。普通の高校生だ。成績も普通な帰宅部だった。そんな僕にも幼馴染がいた。
「ねーねー!慶太!一緒に帰ろうよ!」
この幼馴染の名前は西上蒼。いつも笑顔でちょっと天然が入っていたりする天真爛漫な美少女だった。幸運にも僕は童顔で女子からも多少好感を持たれていたから少し睨まれることはあっても、いじめられることは無かった。
「ごめんね、今日は用事があるんだ。だからまた今度お願いするよ。」
この時の僕は少しおかしかったんだろう。いつもは一緒に帰っているのに何故か今日は一緒に帰らなかった。そして下校している途中の交差点で、横断歩道を渡ろうとしていた小学生がいた。
「おい!トラックが来るぞ!」
横断歩道を渡ろうとしている小学生にトラックが一直線に突っ込んできた。その時僕は無意識にその小学生を突き飛ばした。
「ッッッ!!!!」
トラックにあたりバンッッ!!という音と共に僕は打ち上げられた。その時の僕はいろいろな事を思い出していた。母さんの美味しい料理。父さんの照れた顔。幼馴染の笑顔。
「これが走馬灯って言うのかな……」
と、くだらない事を考えていた。走馬灯が終わると、地面に叩きつけられた。不思議と痛みは無く、ただ身体が熱かった。自分の赤い血も見えた。
「おい!誰か警察を呼べ!」
「いや!救急車よ!」
そしてこんな喧騒も次第に聞こえなくなり、静かに目を閉じた。




