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リア充は地獄か天国か?

ある朝僕は清々しい朝を迎え学校に向かっていた、

僕の通う高校は私立財前高校いたって普通の学校だ…

うちのクラス以外は…

僕の名前は「松崎トオル」至って普通の健全な高校男子だ。

僕のクラスK組、通称「クズのK組と言われている」

その理由は教室のドアを開くと広がるこの殺伐とした光景である。

机や椅子は倒れて生徒達の怒号が飛び交いカッターやコンパスなどの人に決して使うことのない道具などが飛び交っている

「奴が裏切り者だァァ殺せぇぇ」

「オラァアァォ」

「くそがァァオラァぶっ飛ばすぞぉぉ」

「おう、遅かったなトオル、今あの裏切り者の霧崎を処刑す途中なんだ、手伝え!」

そう僕に犯罪の片棒を担えと言わんばかりに語りかけてくるのはこのクラスのリーダー的存在、須川真尋である。

そして今、命を狙われ逃げ回っているのは

霧崎俊、彼がなぜ狙われるかって?そう女子にモテてるからだ、このクラスでは彼女や女の子と関わりを持つ裏切り者は処されるのである…

「よし、ここにロープがある縛り上げよう」

満面の笑みで笑う僕に霧崎が

「頼むトオル助けてくれ火炙りだけわ勘弁してくれ!せめて理由だけでも聞いてくれ!」

そこで僕はしぶしぶ聞いてやることにした

「はぁ〜死ぬ前の言葉として聞いてやるよ、なんだよ」

「今回は悪くねぇんだよ俺は無実なんだよ!!!!!」

どうせしょうもないとでもしたのだろう

そう呆れながら聞くと…

「何したの?」

「昨日女子と一緒に下校しただけだ、」

違った完全なる有罪判決だ、こう言う輩はこの世のにのさばらせてはいけない、

「……よし、燃やせみんな今日は屋内でバーベキューだぞー」

「ちょっ待てって」

焦って逃げるのに戸惑う霧崎のスキを突き真尋はロープで縛り上げる

「なぁ須川俺ら友達だろ?助けてくれよ…」

最後の足掻きと必死に説得をする霧崎

「……」

そこで真尋は満面の笑を見せた

「分かってくれたか…嬉しいぞ友よ!!!!!」

真尋の満面の笑が不敵な笑みに変わった…

「友としての霧崎などとうに消えたわ…今目の前にいるのはタダの裏切り者じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ燃やせぇぇぇ!!!!!」

「ラジャー」

真尋の怒号と共に火がつけられた、

「ぎゃぁぁぁ」

「霧崎…お前のことは忘れないぞ…」

その時後ろから不穏な声が聞こえた

「そう言えばトオル朝、女と居なかったか?」

「………」

「あ、トオルの奴が逃げたぞ!」

「捕まえろ奴も火炙りじゃ」

この声を聞く前に廊下へ飛び出した僕は校内を駆け回る、今日も追ってくる(仲間?)敵から逃げる1日が始まる。

そうこれは僕がリア充になるためにこのクラスと

戦う

物語である。


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