表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
失われた姫と消えた秘宝  作者: 片桐 遥
二章〜モンスターハント〜
9/13

悪夢

「もう俺は寝る。朝早いしな」


「アタシもー!」


「では私も夢の中にダイブします。ドライブする夢が見たいですね」



三人は違う場所に向かい、それぞれが眠りについた。


ドミニックは木によじ登って枝の上で眠り、アンジェは他の木に寄りかかって眠りにつく。


カロリーヌは松明の火を三つ消して、そのまま丸太を枕にして眠りについた。


「おいらは寝たばっかりだから、ちょっと辺りを冒険してくるぜ!」


掴んだ松明を上に掲げて、ザールは目の前の道を指差し進むことにしたようだ。


シプリートは眠いので、カロリーヌの隣に横になった。彼女の寝顔を見る。可愛い。


普段から天然で何を考えているのかよく分からないが、寝顔は子供そのもの。


とはいえカロリーヌはメイドだ。


地位が違いすぎるので、シプリートに好意を寄せているエミリと結婚した。


カロリーヌも頼れる相棒みたいな存在だが、好きかと言われると正直分からない。


明日は朝早くに出発するので、何も考えずに目を閉じて眠りについた。




だがその日、また悪夢にうなされてしまう。これで何回目なのだろうか。


人々の悲鳴や血まみれの現場。そして目の前で次々とモンスターになっていく国民たち。そのモンスターを操る黒服の男、ブラックの姿。


彼はニコニコと微笑み、モンスターに成り果てた人々を操っては国を破壊に追い込んでいた。


なぜそのようなことをするのか。それはこの惑星を全て自分の所有物にするため。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ