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この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

勇者と魔王は吞み明かす ~1000年間2人で戦ってたら勝手に世界が平和になっていたので2人で仲良くヤケ酒します~

時間の流れが歪む「時の檻」の中で1000年戦い続けていた勇者と魔王は、ある時気付く。
あれ? これもう、決着つかなくね? と。

「なあ、魔王……ちょっとだけ休憩しないか?」
「奇遇じゃな……我も同じことを考えてたんじゃ……」

合意した二人は戦いを一時中断。1000年ぶりに外の世界に戻ってきた。
その結果――

「「めっちゃ世界平和になっとる」」

勇者と魔王。
それぞれのリーダーを失った魔物と人間は、なんかこう、なんやかんやあって和解。
二つの種族が手を取り合うことで、世界には平和が訪れていたのだった。

さらには勇者と魔王の激闘は、1000年の時を経て風化。
今では昔話として、一部の人間が覚えている程度になっていた。

「なんで忘れられとるんじゃぁああ! 我、あんなに頑張ったのに! あんなに頑張って魔物を統括したのに! あんなに部下の悩みとか聞いてあげたのに! あの恩知らずどもめぇええ!!」
「ほんとそれな」
「もう嫌いじゃ! 人間なんて滅べばいいのに! ついでに魔物も滅んでしまえ!」
「分かるわー。あ、生ひとつ追加で」
「我も!!」

目的を失い、暇を持て余した二人は、今日も居酒屋で愚痴りながら酒を飲む。

これは時の流れに置き去りにされた、かつて世界の中心にいた二人が、居酒屋で飲んで駄弁ってを繰り返す。
ただ、それだけの物語。

※不定期更新です。思いつき次第更新します。
 連作短編ですので、サクッと読めると思います。疲れてる時、笑いたいときにお気軽にどうぞ。

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