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ベルダさんの願い②
「私の願いですか……? 」
「教えてほしいんです!!」
私は勢いよく食い気味に言う。
「…………そうですね。この街の皆さんが健康で元気に過ごしていただくことですかね。」
少しの間、考えてそう答えた。
でも、どこかぎこちなく、目線は右下を見ている。
ベルダさんは意外と方便は苦手なんだなと直感で感じた。誠実だから。
もちろん、本心の一つだろうけど一番ではない。
「……私ではベルダさんは願いは言えませんか?叶えられませんか? 本心は言えませんか?」
酔のせいか感情が脆くなり思わず涙ぐむ。
私だけにください。全てをさらけ出した心を。
「…………本当の願いは妹の病気を治すこと。私はそのために生きてきました。」
そんな様子を見てベルダさん驚いた様子見せて
数十秒の沈黙のあと答えてくれた。




