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チートなカードで人生イージーモード…………のはずなのに  作者: 生ナマコの缶詰め
ギルドと旅と変なモンスターとヒロインと勇者t(以下略
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馬車は走るよカラクリの国に~♪

ツンデレに需要を感じられない、ナマコ缶はおかしいですか?

後、ナマコ缶は萌え属性がクーツンだった………クーツンて何?

『サガ様。』


「うわ!!いきなり何?」


『前戦ったグリズタイタンは正直に言って、とても弱かったんです。』


「え?そうなの?」


『はい、レベルがまだ一桁位だったのであれくらいならBクラスの高レベルモンスターの方がぜんぜん強いです。

それにサガ様は、対人戦ばかりをやっていてモンスターの四足歩行や、蛇行、ホバリング、飛行等の人には無い動きには弱そうです。』


「う~ん、じゃあどうすれば?」


『簡単です。この国にある『リミア国立学園』の高等部で、対獣戦を受けると良いです。

幸いにも、サガ様は対人戦と学業は出来るようですし。』


「まぁ、考えとくけど、それよりも行ってみたい場所へと行く馬車の護衛があるから、それで決めることにするから。」


『分かりました』


ママー、アノヒトナニモナイトコデシャベッテルヒトガイルヨー

シッ,ミチャイケマセン


「なぁ、サト」


『はい?』


「これって、何も知らない人から見たらどうなの?」


『平日の11時に、学園にも行かずただひたすらに壁と話すぼっちって所でしょうか。』


「え!恥ずかしい!それはかなり恥ずかしい!『転移札発動』場所ギルドホール!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

受付嬢達side


「なー、アリサー」


「何?ファル?」


「どうしてここは、野郎ばかりなのかなー?」


「どこいっても同じでしょ?」


「いやー、私は見たんだよー、南のギルド支部でかなり薄い防具を着た女だけのかわいこちゃんパーティーをー!!!」


「はぁー、何でファルは女の子が好きなのか?」


「女が好きで悪いかー?」


「だって、女の子でしょうが!レズなの?百合でしょ?GLじゃん!」


「えー、でも今のうちにキャラ濃いので、固めてないと、モブとして扱われて出番消えるよー」


「出番ってなんの話?」


「何でもないー何でもないー」


「はぁー」


「何?ため息したら幸せ逃げるよー」


「あー、そう言えば近々魔王討伐の為に、勇者が召喚されるらしいよ。」


「スルーですかってえ?女の子ー?女の子ー?」


「分からないって、あ、クエスト受ける人が来たみたいよ。」


「どうせ、野郎だろうけどねー」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

サガside


「これお願いします。」


そう言って出したのは『カラクリの国に行く馬車の護衛』ってクエストで、カラクリって聞いてもしかすると機械かな~と思い選択した。


「では、馬車はもう東門前で待っています。なので、急いで行ってください。それと他にもAランクの冒険者が一人と、Bランクの三人パーティーが居るので、仲間割れはしないようお願いします。」


「ありがとうございます。」


さてと、東門前は確かここから800㍍位だから、急いで走って行こう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東門前


「お、君で最後かい?」


「多分そうです」


「失礼だが、ちゃんと実力はあるのかい?見たところ十三歳位だろうかな?」


「大丈夫です。こう見えてAランカーですから」


「ふむ、まあ良いさ三日間護衛をしてもらえば分かるからな、俺は依頼人のゴル=ザルバだ。カラクリの国に行くからな。気を付けろよ」


「どうしてです?」


「いやはや最近、カラクリの国に行く馬車が全部帰って来ないんだが、それで俺は護衛を雇う事にしたんだ。まぁいいや他のメンバーに挨拶しなよ」


「分かりました」


「あのぉ~」


「はい何ですか?」


「私は、三人でパーティーを組んでる中のリーダーで、シャリルと言います」


「はぁ、それで名字は?」


「いえ、私は平民なので名字はありません」


「はぁ、すいません、あ、僕はアベル=グレイ・サガ『アベル=グレイィ!!!』え?どうかしましたか?」


「え?アベル=グレイ家ってあの?」


「どれか分からないですが、公爵家のアベル=グレイです。」


「え?え?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」


「そんなにスゴいんですか?」


「スゴいも何も、王族の一個したなのに、王族のお気に入りで、かなりの信頼があるからたまに、王政にも手出している」とかで……とにかくスゴいんです!


「へー、始めて知りました……」


「そうなんですか~って仲間が来ました!」


「なぁーシャリル、武器ってなに持ってきゃ良いんだ?」


「シャリルー、コイツがアホ過ぎるよー、重い大剣は駄目って言ってるのに、コイツがいつもの武器でくるんだよー」


後から来た仲間はとてもなかが良さそうだ。このパーティーは、シャリルは女で、大剣を双剣の様に2つ背負っているヤツが男で、名はガリルと言い、そのガリルを罵倒していたのは、女でヘブンスと言う。 コイツ等も平民出で、幼馴染みらしい。


「そーいや、お前は得物は何だ?」


「ちょっと!ガリル!」


「いえいえ、良いですって、後得物は魔法が基本です」


「あ、敬語は止めてくれ、俺は敬われるようなヤツじゃないから。」


「分かった、では一人称も俺にしておこう」


「よかった、んでお前は獣人じゃ?」


「ん?いや先祖帰りってヤツで、何年かに一度出るらしい、それが俺だったって訳」


「へー、まあよろしくな!」


「こちらこそな!」


「あれ?ウチ等空気だった?」


「あ、ヘブンスさんもよろしくです」


「ん?あ、よろしく頼むよ!」


「馬車が動く用ですよ!早く行きましょう!」


「よし!カラクリの国に向けて出発~!」


(あれ?何かを忘れてるような気がする?)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何処かの宿


「ハッ、寝過ごした!!!」

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