赤ちゃんプレイはしたくない 現在0~1歳
暗くて見えないぞ。
おや?何か引っ張り出されてるような……あ、光が見えそうって痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!やめてよ!!痛いちぎれるわ!ぁあーーーーやめてよーーーー
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一時間後
「オギャアァァァァァァァァ(出たァァァァァァァァ)」
「おめでとうございます。元気過ぎる男の子です。」
「あはは、お母さんですよー「オギャアァァァァァァァァ」少しうるさいわね」
「まぁまぁ元気なのは良いことだしな」
「それよりも名前を言ってあげないと」
「あぁそうだな」
「私の赤ちゃん、あなたは今日からアベル=グレイ家長男のアベル=グレイ・サガよ!
「うぁー(長いなー)」
「もう言葉を理解してるのかしら♪」
「それなら将来大物になるなあっはっはっは」
「やぅー(うるさいな)」
「さてと、赤ちゃん家で育てて良いですか?」
「ご自由にどうぞ」
「さて、あなたの家に行くわよーサガちゃん♪」
「ぅおー(いくぜー)」
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一年半後
家はかなり広かった、小学校や、中学校の体育館が三つ四つ入っててもまだ余裕がありそうなサイズだ、玄関には装飾品が何か分からん花が植えてある位だったが、玄関内は熊に似た生物の木彫りや、割ったらヤバいと見ただけでわかる骨董品が凄いキチッと並んでいた、あーゆーの凄い割りたいなー。
んで、寝室、子供部屋、メイド達に与えられた部屋、執事達に与えられた部屋、図書室(図書館レベルって言ってもおかしくないサイズ)、トイレ、武器庫、金庫等々の沢山の部屋があった。
子供部屋には姉が二人居た、姉達を見てみて分かったのは自分達は猫の獣人らしく、挨拶したとき尻尾が上がっていた、ちなみにアベル=グレイ家の地位は王族の1つ下らしく、タメ口でも不敬罪にはならないらしい、すげぇなこの家王族とタメとかって…
「サガちゃん~どこにいったの~?」
今、赤ちゃんプレイと言う拷問から逃げつつ、図書室で魔導書を読み漁っているのだ、言語が日本語で助かった…。
魔法について説明しよう、この世界には魔法は火、水、雷、風、木、光、闇、空間の7つで、加えて水と風の複合で氷、火と木の複合で炎、光と闇の複合で無があるらしいのだ。
だが、光と闇と空間の属性は使用できる人は少ないし、複合魔術は消費MPがバカ高い上に、複属性持つ人は少ないので二人で打つが、息を合わせてタイミングよくやらないといけないので、ほとんどの人は五属性しか使わないし、使えないらしい。
早く魔法が使いたくて、『ウキウキ☆初めての魔法~これであなたも魔法使い~』を試してみたら、これに載っていた属性の火、水、雷、風、木が使えたぜ☆俺って………あ、チートだったか、まぁ今は光、闇、空間の属性を確かめれる本を探しているのだ!
「みーつけた」
「!?」
な、ナンテコッタ!この本28000000冊の中から俺を見つけただと!?
「ほらごはんの時間よ」
「いあーほんよむのー」
本音は、赤ちゃんプレイしたくないと言いたい。
「こうなったら…」
「な、なに?」
「最下級風属性魔法『ウィンドマリオネット』」
「わっ!」
体の自由が効かない!
「ほらほら、ヨシヨシ」
「ンクッンクッ」
ミャー恥ずかしーマジで恥ずかしー
「さて、お昼ねの時間ですよー」
っく、寝てたまるkーーーー
「スースー」
寝ちゃった☆