アララ☆俺ってば死んじゃった?
暇潰し程度の軽い気持ちの投稿なので、良い子の皆は余り期待をしないでね☆
俺、霧崎 神威は死んだらしい、何故分かるかって?それは今俺の真横で
「すまなかった、巻き込んでしまって…」
羽の生えた四十代のおっさんがバラバラになった俺が映るモニター横で謝っているからだ。
それよりも巻き込むってどういうことだ?
「おっさん、巻き込むってどういうことだ?」
「ああ、語ろうかその真相をーーーー」
長そうだ!自分で思い出そ!
「え?ちょっと聴こうかワシの話をお主もk」
確か俺は自分で言うのはアレだが、運がかなり良かったはずだ、例えば川へ行けば桃どころか河童が流れてきて、山へ行けば後ろにおびただしい数のツチノコが来て、木に登れば天狗に出会うと言う、ラッキー過ぎボーイのはずだなら(見た感じ)事故で死ぬ訳ないはずだ。
「おい、おっsーーーー」
「どーせワシなんて神の中で威厳がないですよーだあのときだってあ(気が滅入るので省略)イジイジイジイジイジイジイジイジイジイジ」
(め、めんどくせぇ……)
「んあぁ!聞いてくれる気になったか?なったな?なったか!分かった分かった言ってやろう」
(ウゼェ……むちゃくちゃだ)
「まずは、お主は死んだの『それは分かってる』っくまぁいい、理由はな…………」
「理由は…………ゴクッ」
「お主を気に入った女神が二人いる、片方は幸福の女神、もう片方は不幸の女神だ。その女神二人はお主がここに来るのを待っていた、だが幸福の女神は確実に自分の方へ来るようにするため加護を与えたのだ」
「だから俺は運がかなり良かったのか」
「あぁそうだ、それを知った不幸の女神は幸福の加護を不幸で打ち消したのだ、そしてお主は高かった幸運が消えて、その落差から今までに味わった分の幸運と同じだけ不幸を受けて死んだのだ
「どんな死に方だった?」
「それは、まず後ろに居た一匹のツチノコが噛みつきその激痛から限界を超えた動きで大通りに飛び出し、工事現場へ行こうとした4トントラック五台に卓球のラリーのごとくはねられて、四肢は取れる、頭潰れるで即死した」
「酷くねぇ!?それは俺が死んだとこ超グロい惨劇じゃねぇか!」
「泣く喚く人より吐いてる人の方が多かったぞ」
「そんなことどーでもえーわ!」
「まあまあ今回はこちらに原因があるから転生させてやろう」
「え、マジ!」
「マジだ」
やったぜ小説のような転生チートだぜ!!!いや、待てよ…
「なぁ、チートってもらえるか?」
「あぁ望むならばな」
「転生する星は?」
「好きな所でいいぞ」
「チートくれ!」
「どんなチートだ?」
「HP、MP最高レベルで、ステータスも同じようして、あとは容姿さえよければランダムで三つ欲しい、種族なんかあるなら適当でいいが地位があるならなるべく高くして欲しいが王族はやめてくれ」
は、自重ナニソレ美味しいの?
「MPってことはファンタジーな世界で多種多様な種族があり、地位もある所は………あ、あったぞ、チートなら転生して五年経ったら渡すからステータスウィンドウを見てくれ」
「よしOK」
「ではな、さらばだ」
「サラダバー」
白い光が体を包み、暖かい光と共に消えた。