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Paper sack  作者: ダリア
第一章
6/9

何の為の説教よ!



短い。果てしなく。そしてさらっと新キャラ登場



次の日。


「こらー!三馬鹿!!なーに、姫梨に怪我負わしてるのよ!」


屋上では、シーラン、吉成、輝が茶髪に黒目の少女に説教をされていた。


「あ、あの南!皆は悪くないの!私が勝手に突っ走って怪我しちゃっただけだから!」


3人に説教をする少女は、関根南。この学校の生徒会長で姫梨の大親友。

南は、昨日の夜の探索での事を怒っているらしい。姫梨の左腕には、包帯が巻かれていた。

信者3人は屋上のコンクリートの上で正座をしている。


「姫梨に怪我を負わせたのはすまないと思う。だからそろそろ、体制を崩してもいいだろうか?」


外国人のシーランには少々、正座はキツかったらしい。


「ダメに決まってるでしょ!何の為の説教よ!」


「み、南。そろそろ、終わりにしよう・・・?ほら、皆も反省してくれているし、ね?」


姫梨が頼み込む。すると南は、しかたないわね・・・としぶしぶ正座をやめる許可を出す。


「相変わらず、南は姫梨には甘いのだな・・・・・・」


「それじゃ、説教も終わったことだし、私は、仕事に戻るね!あと、吉成!あんた、副会長でしょうが


!放課後来なさいよね!」


またね!と元気良く言うとさっさと屋上から出て行った。


「南はとっても元気だねー!」





姫梨達がそんなことをやっている時の刀吏さん。

刀吏さんは自分のクラスにいました。読書中です。刀吏さんの席は窓際の真ん中の席で日が良くあたっ


ています。


「ねぇねぇ!知ってるー?昨日ここら辺でフクロさんが出たって噂だよ!」

「えー?なにそれー。どこ情報よー」

「私の先輩の友達のお姉さん!」

「限りなく遠い存在じゃない。」

「でも嘘じゃないんだってー」



クラスメートが話している内容が気になったのか、本から目を離す。だが、また戻してしまう。

昨日、姫梨に無理やり約束を取り付けられたのを思い出したらしいですね。


キーンコーンカーンコーン


昼休みが終わる合図のチャイムを聞くとクラス全体が静まる。例によって、刀吏も本をしまう。

担任の先生が入ってきて、授業が始まる。


それは、何にも無い、刀吏が愛してやまない平凡な普通の日常の一コマだった。


それが崩されるまであと数日――?


・・・・・・とか?



やっと、進めますよー。私もですが、フクロさんも出番が増えるのでとても喜んでいるそうです。勢い余って逆ハーヒロインを殺しそうです。怖い

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