表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Paper sack  作者: ダリア
第一章
2/9

噂のフクロさん、って知ってる?

逆ハー的文章があります。注意です

「どうしよう!?助けて、刀吏!」

「・・・・・・また、何かあったの?」


山並高校屋上、昼休み中


そこには気だるげな男子生徒と、十人中九人が振り返るであろう金髪に碧眼の少女が話していた。


「噂のフクロさん、って知ってる?そのフクロさん関連の事なの!」


「・・・・・・その、噂なら知ってるよ。でも、噂でしょ?東坂には関係しないし、そもそもいるかも分からないような者じゃないか。そんな事を調べる、とか言い出すんでしょ?」


少年は呆れたように言い返し、女子生徒が来る前に読んでいた本を読み始めてしまった。

そんな少年をなぜかキラキラと、子供の様な純粋な目で見つめている。


「すごい!何で解ったの?もしかしてエスパー!?」


「そんななわけ無いでしょ。相変わらず、馬鹿なんだね。久しぶりに来たと思ったら、そんなくだらな

い事だったの?僕はそんなに暇じゃ無いんだけど。取り巻きの所に行ったら?」


本から目を放さずに答える。少女は悲しそうな表情で少年を見ている。


「取り巻きなんかじゃないよ!シーランだって、輝だって、吉成だって、皆、大切な友達だもん!悪く

言わないでよ!馬鹿!」


「名前言われても困るんだけど・・・・・・馬鹿でいいから、戻れば?この事だっってその、大切な友達?に相談すればわざわざいいじゃん、僕の所にこなくて・・・・・・」


相変わらず素っ気無い態度をとっていた少年だが、何かに気づいた様に動きだし、その場から、立ち去

ってしまって、少女は呆気に取られていて少年に声をかける事が出来なかった。


数分後、屋上の扉が開かれ、三人の男子生徒が出てきた。

一人は茶髪に緑の目をした少年、もう一人は金髪に碧眼で長髪の少年、そして最後に黒髪黒目の少年だ。

少年達は少女の姿を見つけるとすぐさま駆けつけた。



「「媛梨/ひめ!!」」」


少女は少年達の姿を見るとすぐさま笑顔になった。


「皆!」


「ひめ、何でこんな所に居たの?心配したんだよ?」


茶髪の少年が問いかけながら抱きつく。


「吉成、心配させてごめんね?友達と話していたんだよ。」


「友達・・・?だれ」


黒髪の少年が問いかける。


「輝。小さい頃からの友達なんだ。所謂、幼馴染ってやつだよ!ちょっと、相談してたんだけど

怒られちゃって」


「なんだと?媛梨を馬鹿にしたのか?誰だ、それは。教えろ」


その言葉に金髪の少年が眉を顰め、苛立った様に話す。それを見た媛梨は慌ててフォローに回る。


「ちょ、ちょっと落ち着いて!シーラン!馬鹿に・・・・・・は、されてたけど昔からの事だし!別に気にしてないから!」


「昔から?それは、もっと許せん!俺が脅し・・・ではなく、話しをしてくるから、名前を教えてくれないか。」


媛梨はふと考え込み、ニッコリ笑って


「うん!お話なら良いよ!仲良くなって欲しいし、あのね、布袋刀吏だよ!」


「ありがとう、媛梨。それと、そいつ話した相談って何だ?良ければ教えてほしいのだけど。」


「うん。あの最近噂の¨フクロさん¨って人の事なんだ。」





続いちゃった。この文章書いている時吐きそうでした。すみませんこういう要素無くしたいですよね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ