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女の喧嘩に殿方が寄るのは、野暮と言うものよ?

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

女性は何時だって感情優先で、現実なんか見たくないと思って接してますよ。


私が言うのだから、説得力はそれなりにあると思いますけどね。

遠目から、彼女達が喧嘩しているのを見ていた。かなり激しい口論の末、その内の一人が去る。残された方も椅子を蹴飛ばして、去っていった。残された彼は呆然とその場に立ち尽くす。

喧嘩も大分収まったところで、漸く彼に近づく。私の姿に気が付くと『なんで助けくれないんだよ』と睨まれた。

「女同士の喧嘩に、殿方が近寄るのは野暮と言うものよ。私達も容赦なく巻き込まれるのだから」

どうせ次に会った時には、何食わぬ顔でお話ししてるんだから。放って置きなさいな。


とりあえずお詫びとして自販機で飲み物を購入する事にした。彼に何を飲むか問い掛けると、黙ってココアのボタンを押した。私に礼を言うと、一緒に近くのベンチに座る。

「女ってよく分からない。この間物凄い喧嘩したと思ったら、次は普通に隣り歩いてる。じゃあ巻き込まれた俺達はなんなんだよ。あと、ココア美味しい。有難う」

「安心なさいな。私達もそんなの日常茶飯事なのだから。美味しいのなら何より」

全てが全ての女子が沸点が低いとは思っていない。けれどあの子は別格。かなり火が付きやすい。感情的なのだ。そうして一度燃え上がると、対象者だけでなく周りを巻き込んで広がっていく。火災と一緒。困ったもの。

けれども一度鎮火すると、それまでの事はなかったかの様に対象とも接する。かれこれそれを三度見た。三度見たからもう放っておく事にした。

「ブチ切れた女子の面倒臭い所を教えて上げる。『自分だけが正しくて、相手が全て間違ってる』この思考に陥り易い。そしてその論理を強固にするべく、周りに同調を求るの。

恐らくだけど、曖昧な答えを述べたんじゃない? そうすると『なんで私が百正しいのに、アンタは味方しないのよ!!』ってなるからね。

だから、貴方がする事はただ一つ。足音立てずに去ることよ。バレたらどうせ、『どっちの味方なの!?』って始まるのだから」

彼の顔を見ると、未だに理解が出来ない。と顔に書いてある。まぁ理論構築の早い人からすれば、どうにも飲み込み難い話だろう。

「放っておけば良いのよ。炎と一緒。何も出来ないなら、逃げるしかない」



「借りにも女誑しや百人斬りを自称するのならば、女の面倒臭いところを転がした上で言いなさいな。説得力がないよ」

「あぁあぁ、怒ると火と一緒。周り一面、爛れるだけ爛れさせて、自分は何ともない。本当、火と一緒。後の私達の気持ちをちょっとは汲んで欲しいものだね」

メンタルクソ雑魚の癖に、社会に頑張って溶けているので、危ない橋の見極めは、雑ながらありますよ。


まぁ、男性に女性の分からないところを上げて下さいな?

と申し上げたら、

『絶交レベルの喧嘩しても次には普通に仲良くしてるの、マジなんなの?』

と返ってくると思います。


安心して下さい。私達も分からないので!!

ひっそりと当人にバレないように根回し行うぐらいには分からないので、そこは安心してOKです。

未だに困惑を極めてます。どうしようね、お友達。


※まだ根に持ってる嫌な奴。


じゃあ対処法でも、と思った今回の話。

放っておけば良いんです。関わらなければ良いんです。

そしたら熱冷めて、また仲良くなってますから。


女性って男性が思っている以上に感情的なんですよ。

過酷な現実を延々と突きつけられるだけでも、心が折れてしまうくらいには。

だから同調も慰めも出来ないのならば、静かに距離を置いた方が、自分の為です。


実体験混じりの私の話なので、説得力はあると思います。


女の子と上手くやっていきたいなら、『同調』を頭の片隅に置いおくと良いですよ。

お揃いとか、僻みとか、そういうのは全て同調から来てると思います。

仲間がいると安心するんです。女性から見て、それに男女は関係ないと私は思うんです。


最後のおまけは最近思ったこと。

面倒臭くない女性はいないと勝手に思ってるんですよ。

それを利用出来るくらい、あしらえるくらいの技量がないと、女誑しや百人斬りの説得力は感じられません。


女誑しや百人斬りを名乗るのなら、刺されちゃダメですよ。

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