とりあえず暇してる。
どうして世界はいつもこうなんだ。
おれはなぜこの世界に生まれた。
生きる意味を感じない。
ゴソゴソゴソ…
・・・「う〜ん。もう朝か。今日は何して暇つぶすかなぁ。」
おれの名はアレス。
孤独な男だ。
君たちの世界からすると異世界になるかな?
魔法が存在する世界だ。
おれは君たちの世界に生まれたかったよ。
生まれる場所、住む世界を間違えた哀れな男だ。
アレス「今日はドラゴンと遊びに行くかなぁ。」
おれのレベルは999カンストしてる。
そして森の中に住んでいる。
感のいい君たちならもうわかるよな?
そうおれは孤独なんだ。
なぜかって?
それは後々話すとしよう。
アレス「リターン・テレポート(瞬間移動)」
一瞬で一度行った場所に戻れる魔法。
シュン!シュン!シュン!
テレポートしたアレスはドラゴンを探し歩きはじめる。
アレス「いた。3体。レベルは800ちょっとってところか。」
アレスはすぐさま3体のドラゴンの目の前に立った。
アレス「今日こそしっかり抵抗してくれよな。」
アレスが話しかけた途端ドラゴンが襲いかかってきた。
ドーンドンドドン!
アレスは拳で3体のドラゴンを一気に倒した。
アレス「またかよ。暇になってしまった。」
アレス「もういいや。寝る。」
ドラゴンの肉だけ回収し森にテレポートした。
こんな感じで毎日を過ごしている。
飯は森で取れる野菜や果物、倒した敵の肉とかあるから困らない。
むしろあまりすぎて困る。
強すぎて独りになった訳ではない。
おれは独りになりたくてなった。それだけだ。