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八枚の翼と大王の旅  作者: 豊福しげき丸
9/31

理想郷を目指す旅

途方もなく大きな現実。

それでもひたむきさを失わぬマリエル。

だが、彼女を慕うグレガンは―――


いつの間にやら伝説の娼婦ともてはやされるエレッセとサトラ。

彼女たちに求婚するイケメン貴族も現れ―――


流離い旅する石化の病を患う人々―――


人は皆理想郷を目指す―――


てな訳でお久しぶりです豊福です。

今回の内容は、なんか『セイバーキャッツ』のチカと雷大人の会話を彷彿させるものとなりました。

オマージュであり、リスペクトであり、自分なりの回答とも言えます。


なんて能書きは置いといて、どうぞ皆様は本編をお楽しみください。



 八枚の翼と大王の旅 ―第九話―

 

 -1-

 

 『賢者の石』密猟団は、表向きマリエル達を歓迎した。

「クロド様は以前より我々の大切なお得意様です。上等な石が手に入るまでいつまでもおもてなししますとも」

 礼儀も折り目も正しい団の長ズーロスは、それもそのはず、由緒正しい有力貴族、バレッジ伯爵の二男である。

 本人が明かした訳では無いが、ブランドーは彼の正体を知っていた。

 ランガル国軍の参謀の一角を務める男である。

「……曲がりなりにも民衆の守護者たる国軍が、密猟団を運営してるなんて!」

 与えられた豪奢な天幕の中でオフィーリアは、小さな抑えた声で、しかし激しく毒づいた。

「珍しくない話さ」

「ジュデッカじゃあ、よくある事なんだよ」

 グレガンとイシュヴァーナが沈鬱な声で応える。

「……そうです」

 ルーフェスも自分が悪い訳でも無いのに、申し訳なさそうに頷く。

「採取した石の上質な部分は自軍が蓄え、残りを闇ルートで売りさばき軍資金にする。内紛や戦争の多いこの大陸では軍隊を維持する為のありふれた光景なんですよねぇ」

「クロブ達の言う通りだ。仮に俺達がこいつらをどうにかしたところで、何も変わらん。マリエル、現実がわかったか?」

 ブランドーが厳しい目を向ける。

「それでも」

 マリエルは怯む事無く眼差しを返す。

「前に進み続ければ、考え続ければ、何かをし続ければ、何かが出来ます。シエラちゃんと一矢さん達も、いつもそうして、たくさんの事を成し遂げて来たんです」


「どうなさいます? 参謀閣下」

「どうもこうもあるか。石は惜しいが、今はとにかく兵の数を増やすための金が要る。大王とやらは七十万の軍を動かせるとの噂だ。話半分に受け取っても三十万が攻めてくる事は充分有り得る。降伏するにせよ、こちらもそれなりの軍を揃えて見せねば、どんな要求をされるかわかったものではないのだぞ? そのためには闇相場の三倍、いや、五倍以上で売らねば!」

「仰る通りです」

「そんな事より例の連中はまだ見つからんのか?」

「探してはいるのですが」

「見つけてもすぐには襲うな。『隠れ里』もできれば突き止めたいからな」

 あの後、ブランドーとグレガンはズーロスの天幕の裏に潜んで会話を聞いていた。

(もうよかろう、気付かれぬ内に離れるぞ)

(ああ)

 わずかな音も立てず闇に紛れて行く。

 だが彼等はまっすぐに自分達の天幕には戻らなかった。

 鬱蒼とした木立の中で立ち止まる。

「旦那、話って何だ?」

「下らん」

「確かに酷い連中だよな」

「貴族や金持ちほど逆に金の亡者だ。金が有るからいい暮らしが出来るのだから、もっとあればもっと幸せになれるに違いない。金が無い連中は悲惨だから、もっと金が有れば悲惨な目に合う事は絶対無いに違いない。有り体に言えば莫迦の妄想だ。その妄想の為に誰かを損させ苦しめ恨みを買い、結局次の内紛を生み悲惨な目に遭うとは、とんとおつむが回らぬらしい」

「馬鹿な話だな。マリエル様の爪の垢でも飲ませてやりたいぜ」

「夢も理想も妄想だ」

「?」

「いつかマリエルの夢や理想がお前を苦しめるぞ。お前はそれに耐える覚悟はあるのか?」

「っ!?」

 グレガンは口を開きかけて固る。

「あれは誰にでも優しくあろうとする、言うなれば壊れた人間だ。その優しさとやらがお前に向けられたりお前に都合の良い内はともかく、此度の様な事を言い出した時、俺もクロブもいなければお前はどうするのだ?」

「……!」

「それを考えぬ内はお前の想いとやらもまた妄想だ」

「ちっ、違う! 俺はっ……」

「下らぬ。どいつもこいつも、何故頭で妄想ばかりを膨らませる? そうして膨らんだ妄想で目の前が見えぬようになると、その恐怖で尚また妄想を膨らませる。何故膨らんだ水風船の口を緩めるように、妄想、妄執、妄念を頭から手放せぬ?骨と肚で受け止らめれぬ? 何故ありのままを観れぬのだ? ……馬鹿馬鹿しい」

 そう言い残し、孤高の剣豪、ブランドーは歩み去る。

 取り残されたグレガンは、その場所で小一時間ほど立ち尽くしたのだった。

 

 -2-

 

 一方、大王の陣。

 いや、陣と言うよりも人も増え、集落を越え、小さな国と言う体を風してきた。

 さて、エレッセとサトラは早々に商売替えする事になった。

 客たちが二人にその体では無く、アドヴァイスや叱咤激励のみを求めるようになったので、娼婦では無くカウンセラーの営業となったのだ。

 そして昼間は二人一組で時にバンデル、時にゲラードの手伝いをした。

 エレッセはサトラに料理を教え、サトラはエレッセに商売を教える。

 すると面白い事も有るもので、バンデルはサトラに料理の才を、ゲラードはエレッセに商売の才を見出した。

「どうやらこちらが真の好き数寄のようだな」

「うむ。お互いに反対の方が向いておる」

「本当ですか?」

「信じられないです」

「うむ。嘘は言わぬ。兵どもを喜ばせる誠の創意工夫や心遣いが見える」

「取引の向こうに相手の生活を思いやる真心が見える。相手も喜んで勉強する。教えて身に付くものでは無い」

「余共に媚びを売りもせず、不興を買う怖れも乗り越えておった」

「一心不乱に遊ぶ子供のような、生まれ変わったひたむきさであったぞ」

「……昔、親に料理もやってみたいって言った事が有るんです」

「そうだったんだ。私も商売がやってみたいって言った事あるよ」

「でも、商売も満足に出来ぬ者が料理をしたところで半端者にしかなれぬって言われて言い返せなくて……」

「私も。料理から逃げようとする根性なしって言われて……」

「だから、向いてないって自分に言い聞かせて諦めて……」

「私も、思い出すと辛いから、諦めた事すら忘れてました」

「……辛かったのう」

「余共も似たようなものであった。気持ちは分かる」

 バンデルとゲラードは二人の肩の上に掌を乗せる。

 エレッセとサトラは子供のように嗚咽した。


 人が増えれば普通の娼婦たちも稼ぎを求めてやってくる。

 ところが彼女たちの商売はうまく行かなかった。

 エレッセとサトラに比べられ、客足が遠退いたのだ。

 それで娼婦たちは二人にどうしたらいいのか教えを請う。

 すっかり先生、伝説の娼婦扱いである。

 説教を『唱える女』と書いて『娼婦』とはよく言ったものだ。

 そんなある日、訪れたとある貴族たちが二人の余りに高い評判を聞いて、是非自分達の側室にしたいと言い出した。

「メンサー家とサンフィス家の御令嬢が娼婦になど身を落とすなど、さぞや御辛かったでしょう」

「ご安心ください。もう我らがそんな苦労はさせませぬ」

 金持ちで身なり良く、物腰良く、おまけに顔もいい男盛りの三十半ばの色男達。

 一見、非の打ちどころもない。

 だが。

「「やなこった」」

「「は?」」

「おとといおいで」

「こっちは忙しいのよ」

「な、何故だ?」

「私達に何の不満があると言うのだ?」

「分かんないの?」

「そりゃそうかもね。昔の私達なら、あんたらみたいなのを捕まえたら勝ち組だと思ってたしね」

「それはそうだろう?」

「ならそうすればいいではないか?」

「あんたらさ、親や人に褒められる『いい子』ちゃんでしょ?」

「だから、評判のいい私らを手に入れて人に褒められたいだけ。そんなのはお断りよ」

「別に私達を愛してる訳じゃない。好きなのは褒められる自分だけ」

「まあ、愛する振りはしてくれるだろうけどね。今まで他の女に褒められた手口そのままに」

「いい気になるなよ売女!」

「『いい子』だとぉ? 人を侮るのも大概にせよ!」

「我等に楯突く者には手段を選ばず葬り去る事など造作も無いのだぞ!」

「謝るなら今の内だ! 下賤な者め!」

 四人は睨み合った。

 女たちが一歩も退かぬと見るや、二人の貴族の手は腰の剣に伸びる。

 ―――その時―――

 二本の逞しい腕が後ろから貴族達の襟首を掴み持ち上げた。

 ジッタとグスタフである。

「ここでのおイタは御法度だぜ、お坊ちゃん」

 ジッタは格好をつけるが、お前の方が歳は若い。

 遅れてヴァーリが鍬を担いだ野良着姿でのしのしとやってくる。

 貴族達は持ち上げられたまま、ヴァーリの方を向かされた。

「男が己頼りに気ままな身勝手なのも、女が情け深き我が儘なのも、生まれつき故しょうがない」

 ヴァーリは貴族たちの顔を品定めする。

「だが、大の男が高々自分の為に我が儘を言うのはどうしようも無く格好悪い」

「「な、な……」」

「お主らは女が高々自分の為に身勝手を言うのを格好悪いと思った事は無いのか? 人は己の鏡ぞ」

「「………っ!」」

「男ならば大切な人々や目の前で苦しむ誰かや、言葉にし難いほど大切な何かの為に我が儘を言い行う。女なら身勝手はその為に。それが真に格好いい男、女ぞ。お主ら、見た目は良いが、男っぷりは貧相よのう」

「……貴、貴様、よくも愚弄したな」

「我等が一声かければ手を汚す者などいくらでも」

「フン。自分の為に他人に手を汚させて、共犯意識で更に他人を操る手合いか。語るに落ちるわ。それでいて他人の為に自分が泥をかぶるのは我慢ならぬ口であろう?」

「「~~~~~っ!?」」

 貴族達は顔を白くして金魚のように口をパクパクさせる。

「もうお止しなさい」

 仲裁に入ったのはサンガの街の領主であった。

「このお方はヴァーリ大王、その人ですよ」

「「ザルボ男爵?」」

「何故この男に味方する?」

「下賤な者をたぶらかして集め、国を乗っ取ろうとする奸物だぞ! そうに違いない!」

「お前らアホか?」

 ジッタとグスタフが呆れ顔になる。

「その気になれば70万の軍を以って大陸に覇を唱えられる方が、たかが国一つを乗っ取った所で何になります?」

「この程度で乗っ取られたなら、乗っ取られるお前らが悪い」

「「……っ!?」」

「ま~、おまけにさっきから聞いておれば、余やこ奴らに下賤だの奸物だの売女だの、ようも言うたものよ。そう言う差別的な言葉を投げつければ、大抵は相手が委縮するか逆上してペースを握れた故、便利に使って来たのであろうが、それで相手が揺らがねば、どうなるか考えた事は無いのか?」

 ヴァーリの言葉に狼狽えた二人が周りを見回すと、周囲の人間のヘイトが自分達の方にこそ集まっているのが感じられた。

「「……ひっ!」」

「みんなよう知っておるぞ。お主らの様な手合いが周囲の受けがいいのに調子に乗って、人をキモオタだの下品な不良だの言うてきたのかをな」

 ヘイトがさらに高まる。

「後ろめたいからですよ。貴方がたが差別するのは。自分の心から逃げてはなりません」

 ザルボ男爵が語る。

「恵まれて生きて来たから人の妬みが怖かった。怖いから先に相手を傷付けるのを差別で正当化する。でもやっぱりそれは誤魔化しです」

「妬みが怖いのはこ奴らも妬んでおるからであろう」

 ヴァーリが耳をほじくる。

「自分達は親や周囲の期待に応える、責任に縛られた『いい子』ちゃんなのに、ヲタクや不良は自分の好き放題好きな事ばかりしている。それはやっぱり妬ましかろう」

 その言葉に先程までヘイトを向けていた者達が気まずそうな雰囲気に変わる。

「生きればいいではないか、好きな様に。言っておくが悪い事をせよと言っておる訳では無い、自分の好きな良い事をすればよい」

「「………」」

「責任などいい意味で人に押し付けよ。人と言うモノはの、自分の能力を存分に発揮したいと願っておるものよ。そして欲張り故、責任すら負いたいと思い始める。それを邪魔せねば良いだけの話。どうすれば良いかはエレッセとサトラ、そして今二人を心配して走ってやってきておるバンデルとゲラードに聞くが良い」

「エレッセ、サトラ、無事か?」

「大王がおられるのに無事で無い訳が無かろうが!」

「では何故お主もついてきた?」

「それはお主が余計な事をせぬか心配で」

 ヴァーリは肩で息をしながら言い合う二人の頭をわしわしと撫でる。

「では後は任せる」

 のしのしと歩み去る背中は大きかった。


 -3-

 

 マリエルが密猟団の元で過ごす事、数日の後、ようやく動きが起こった。

「やっと『石』が見つかりました」

 ズーロスが口を開く。

「近々捕獲します故、安心してもうしばらくお待ちください」

「『石』は何人いますか? 十分な数はいないと困ります」

 クロブが切り込む。

「三十人近くは居るとの事です」

「それは重畳。ですがそれだけ多いと、捕まえるのに苦労しませんか?」

「もっともです。しかし逃げた者の後を追えば、噂の『隠れ里』が見つかるかもしれません」

「ほほう」

 噂ばかりで誰もその場所を知らぬと言われる、石化病に罹った者達が集い暮らす『隠れ里』。

 もし見つかれば、その賢者の石の量は、一国に匹敵するか超える金銭的価値が有ろう。

「ならば私達が御力になれるかもしれません」

 クロブは仮面から覗く目を、笑みに細めた。

 

 彼等は夜通し歩いていた。

 昼間に街道を歩けば、人目に付き、欲に目が眩んだ者達に襲われる故である。

 杖突き引きずる様に歩く彼らの腕やは足は、それぞれ石と化している。

 理不尽に不具となり、理不尽に命を狙われる。

 心身ともに疲れ果てた彼らはただ、噂に聞く理想郷を目指していた。

 明け方、ふと、楽の音が聞こえる。

 幻か、はたまた知らぬうちにかの理想郷へ辿り着いたのか―――

 それは岩陰の向こうから響いてくる。

「……ザッパ」

「任せておけ」

 ザッパと言われた隻腕の四十路男は音も無く歩む。

 果たしてそっと岩の向こうを除くと、天女と見まがう女達と、生気に満ちた男達が、躍り楽を奏でていた。

「そこの御仁」

 笛を吹いていた男がザッパに声をかける。

「盗み聞きとは感心せぬな」

「……これは失礼を」

 ザッパは観念して岩陰から出る。

「貴方がたは一体?」

「見ての通り旅の楽士だ」

「朝の稽古をしておりましたが、耳障りでしたかな?」

 仮面の男がリュートを下ろしながら言う。

「とんでもございませぬ」

「私達これから朝餉を頂く処です」

 赤毛の歌姫が微笑みかける。

「良かったらご一緒しませんか?」

「そ、それは有り難いのですが……」

「どうされました?」

「実は、私どもは二十八人もいるので、御迷惑かと」

「そうか」

 笛の男はこともなげに答えると、焚火のそばに遭った覆いをめくった。

「実は昨日大きなイノシシをしとめたばかりでな」

 百キロを優に超える肉の塊。

「腐らすのももったいない」


 二十八の男女は文字通り猪肉に貪り付いた。

「まことに申し訳ない」

 ザッパは恐縮した。

「もっと食べたい」

 一番幼い娘は、自分に配られた肉をもう食べつくしていた。

「ラーニャ」

 年かさの少女が娘を宥める。

「気にしなくていいよ。はい、もう一本上げる」

 ラーニャはルーフェスから渡された串を涙を浮かべながら受け取りかぶりつく。

「はぐ、はぐぅ」

「申し訳ない。手持ちの食糧を切り詰めながら来たもので、育ち盛りにはひもじい思いをさせておりました」

「あんた等の手持ちがそんなに少ないようには見えないがな?」

「目指してるのは余程遠い所かい?」

 グレガンとイシュヴァーナが訊ねる。

「………」

「言えない事情が御有りのようですね」

 オフィーリアはそう言うと、マリエルの腕を取り、その袖をまくった。

「それは私どもと同じ場所を目指しているからではありませんか?」

「「「おおぉ……」」」

 彼等は同じ石化の病の証を見てどよめいた。

「ザッパ、この人達なら……」

 一同の視線がザッパに集まる。

「まあ、待て」

 ブランドーが制す。

「お主らが道連れを選ぶように、俺達も道連れを選ぶ権利がある。ザッパとやら、抜け」

 ブランドーが背中の斬徹を抜き放ち、切っ先をザッパに向ける。

「……」

 ザッパは立ち上がり、腰の剣を抜き逆手に構えた。

 ブランドーは無造作ともいえる予備動作の無い斬撃を放つ。

 ザッパは鼻先で躱す。

 そこから沈むように滑るようにブランドーの懐に歩み寄る。

 だがブランドーの剣は間髪を入れずザッパの身に切り返される。

 ザッパは自らの剣で斬徹を辛うじて受け流し尚も懐に進む。

 ブランドーの蹴りが迎え撃つ。

 ザッパはまた滑る様に後ろに退いた。

 切っ先がザッパの鼻先に突き付けられる。

「やはり只者では無かったな」

「それはこちらの台詞でしょう」

「お主、誰からその剣と歩法を学んだ?」

「…風巻剣人と名乗る御仁からです」


 ―第十話に続く―

大王、相変わらずの剛腕ぶりです。

このまま次回も大活躍―――するといえばするとも言えますが、直接には一切出てきません。

なのに本来の主役であるマリエル&ブランドーを食いかねない予感。

ヴァーリ、恐ろしい子―――(ガ〇スの仮面風に)

いや、でも次回はマリエル&ブランドー組の描写ばっかですよ、彼らが今作の主役なんですよ、ほんとに。


「ひい、ふう、みい、数えるのも嫌になりますね」


それではまた次回にお会い致しましょう。

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