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レベル255の魔法少女  作者: パラドックス
第二章 第一版世界
38/93

ラピュータ会談⑦


 超越通貨を今現在のレートで円に直す。


 1スーパー円1円


 鉄貨1枚は1厘、10枚は1銭、100枚は10銭

 下級銅貨1枚1円、10枚10円、100枚100円

 上級銅貨1枚1000円、10枚1万円、100枚10万円

 下級銀貨1枚100万、10枚1000万、100枚1億

 上級銀貨1枚10億、10枚100億、100枚1000億

 下級金貨1枚1兆、10枚10兆、100枚100兆

 上級金貨1枚1000兆、10枚1京、100枚10京


 この七種類の硬貨中でよく使うのは銅貨、銀貨である。

 銅貨は一般庶民レベルとしてよく使う額だ。

 下級銀貨なら一流の人間がよく使う額だ。

 上級銀貨なら超一流の企業が使う額だ。 

 下級金貨なら国家予算レベルの額だ。

 上級金貨なら地球上で流通するのべ額だ。


 上級金貨はほぼ使わない。というか使えるレベルではなく、相当なことではないとありえない。

 ちなみに、ロックフェラー財閥の資産は上級金貨数枚レベルで、ロスチャイルド財閥の資産は上級金貨十数枚レベルである。

 財閥は一人の力ではなく親族何百人との力が合わさってる。


 下級金貨は国家予算レベルなのであまり人間が使うわけではない。

 国や世界的有名企業、ゲイツのような大富豪の総資産レベルだ。

 ゲイツの総資産ならば下級金貨数枚レベルだ。

 一握りの大富豪と何万何千の社員を持つ世界的有名企業の運用資金、国の一年分の国家予算となかなか独断で動かせる金額ではない。

 株価下落によって年金積立の赤字は5兆円を越える。


 上級銀貨は日本の超一流企業が使うレベルである。世界的の超一流企業は上級銀貨程度にはおさまらない。ゴールドマン・サックスのような世界最大の投資銀行はしっかりと相手を見極めたなら一兆円を企業に貸してくれる。

 シャープの赤字は3000億円になる。日本国内の超一流企業でも一兆円越えの利益出す所もあるが多くは何千億円の赤字、何百億円の純利益などとニュースなどが出る。

 上級銀貨は一人で動かせる者は超一流の人間。おそらく世界的に幅を利かしている者であろう。

ほとんどは大企業などが運用する額である。

 しかしこの額なら日本でも扱える企業がいろいろと出てくるレベルだ。


 下級銀貨は一流の人間が一人で動かせる金額だ。一流の野球選手なら億越えの年俸で、ぽーんと100万の買い物をする。年収が億単位なら一流の人間、何千万単位なら大企業のエリートの人間、何百万単位なら一般正社員なら数枚、フリーターなら一枚位である。


 上級銅貨なら何十、何百枚となると月収程度である。数枚となると学生のお小遣い程度だ。


 下級銅貨はもうスーパーの加工食品や生鮮食品が買えて一回の食費程度となる。


 銅貨は一般庶民がとてもよく使う額で故に一番多く発行された硬貨である。

 細かい額であるため幅広く対応できる。


 銀貨は下級と上級でわけが違う。

 下級銀貨なら会社が一年の人件費として払う額だ。会社レベルならとてもよく使う額だ。設備にかかることもある。

 会社ならば普通だが一般庶民は違う。簡単に出せる金額ではない。家のローンとか一生かけて得る、もしくわ払う金額だ。

 あまり一般庶民には関係のない硬貨だ。

 しかし会社ならばとても関係ある額だ。

 故に会社の数に合わせるようにそれなりに発行された硬貨だ。


 上級銀貨なら一般庶民などまったく関係のない額だ。一流の人間でも数枚程度だろう。会社も中小零細企業などでも関係のない数字だ。

 しかし大企業などの超一流企業などは関係ある額だ。主に株価などが。

 故に大企業に合わせた数少ないながらも発行された硬貨だ。


 会社規模なら大きい小さいはあれど銀貨が似合うだろう。そして一般庶民の人間一人一人では銅貨が似合うだろう。

 故に銅貨、銀貨が一番人気二番人気である。

 発行数であれば、銅貨>銀貨>鉄貨>金貨である。

 上級と下級の交換は可能だが、別の金属にレベルアップもしくわレベルダウンにはならない。

 銅貨で買えるものと銀貨で買えるものがある。

 そうなるとそれに合わせなければならないのだ。そして、銅貨と銀貨を集める。

 兵器の開発費は上級銀貨に匹敵する。

 軍事費は下級金貨に匹敵する。

 大量生産の兵器は下級銀貨に匹敵する。

 貧困国に売る兵器なら上級銅貨に匹敵する。


 戦争の道具が兵器から魔法に移り変わった。

 核兵器は市場では売られてないが魔法ならスーパーマーケットで売られている。

 そのスーパーマーケットには超越通貨とスーパーカレンシーライセンスが必要だ。

 しかし何故か抜け穴をくぐり抜けノーライセンスで買う者もいる。

 買いたい魔法はいくらか?

 ひょっとしたら銀貨、銅貨で買えるものだろうか?

 大局的で致命的な魔法は金貨が必要だろう。

 しかしそこまでいかない魔法でいいなら。

 継承システムが銀貨、銅貨で買える代物なら。


 



 マキャファートは言う。


「君の持つスーパー円と僕の持つ日本円を替えよう。もちろん、円高で」

 円高の状態で海外の通貨に替えようとすると、円安の状態より多く貰える。




 ヴィルの国は超越通貨を持っている。

 もちろん多く持っているのは銅貨、次いで銀貨である。

 銅貨は雑多なものを買えるから多く持っているだけで本当に役立つのは銀貨である。

 上級銀貨が戦略的に役立ち、下級銀貨が戦術的に役立つ。

 銀貨は銅貨より少ない。

 銀貨の方が枯らされるとヴィルの国にとって厳しいものである。

 一番枯らされて困るのは、銀貨なのだ。

 スーパーマーケットで魔法が買えないということは国の軍事力の弱体化を意味する。

 イルヴァもヴィルも軍の開発によって武器などを得てる。

 その軍の開発はスーパーマーケットで買った魔法も起因している。

 

「…………出来ません」

「そこをなんとか」

「…………無理です」

「お願いだ」

「…………不可能です」

「頼むよ」

「…………絶対に受け入れられません」

「…………」

「…………」

 マキャファートとヴィルが睨めつけ合うようにしてると髭の黒服が口を挟んだ。

「水掛け論になります。どうか御両方その点をご理解してください」

「…………」

「…………」

 髭の黒服が大人になって話し合えと言っているにもかかわらず、二方は沈黙していた。

 ヴィルはどうしても引けないが相手にはMADボムがあり、なかなか強く言えない。

 二人の沈黙が続いてる空間にガチャとドアの開く音がした。



「私はアイラ・ミカラギ・スタインバーグ

 真に国家を愛する者だ」


「あと、それと四人の魔法少女たちよ」


 先頭を切ったのはアイラと志穂だった。









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