表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/44

1-5

「そいや結局初代のチートって何だったんです?魔眼はそうっぽい反応でしたが」


「向こうは所謂、剣と魔法の世界でね。ステータスもスキルも有るからステータスの上乗せと、普通には取得できないスキルを幾つかだね。君にあげるのは紫苑君が向こうに残していった分の能力だよ。帰ってくる時に魔眼とステータスは貰うけどスキルは要らないって言うから外したんだよ」


「って事は、強くてニューゲーム、みたいな奴ですか?」


「Lvやステータスは引き継がないけど、アイテムボックスの中身はそのままだから、似たような物かな?まぁこれは僕から、と言うよりはご先祖様の遺産、みたいな物だから僕からはこれをあげるよ」


 そう言って、2振りの太刀と2振りの小太刀を渡してきた。


「さっきまで君が使っていた刀だね。中身は同じものだけど、鞘に能力を付けたよ。」


 刀の方は只の無名の物だしこの際良いとして、鞘に魔眼を向けてみた。



 鉄鞘

 自動修復、自動調整が付いた鞘。鉄製。



「自動修復?自動調整??」


「そ。刃毀れしても、例え折れてしまっても鞘に入れておけば一晩で元通り。他の刀を手に入れた時にも使えるように自動調整だね。自動修復はそのコートにも付けておいたから。防刃コートなんでしょ?」


「うわ。そりゃまた何ともいい鞘をどうも。挙句コートまでとは至れり尽くせりですな」


と言いつつ太刀を1振りずつ両腰に差し、小太刀を上下に襷掛けのように背負う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ