表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/44

1-4

「因みに初代の紫苑君は召喚されたくちで、君がこれから行く世界じゃ伝説の勇者だよ」


「ってうぉ~~い!!人が感傷に浸ってる間にとんでもねぇ爆弾ぶっこんで来やがったな!!初代が召喚?!でもこっちで死んだはずだろ!ってもしかして俺が持ってない魔眼はあんたが与えたチートか?!」


「あぁ。紫苑君に能力上げたのは向こうの(神様)だよ。紫苑君は召喚されて向こうに行ったから、諸々説明したり能力あげたりは向こうの(神様)の仕事だったんだ。僕はそれを事後報告として聞いただけさ。後、口調乱れてるよ?」


おっといかん。明らかに格上な相手の機嫌を損ねて良いことなど有るわけ無い。クールだクール。


「んんっ!」


と、咳払いを挟み込み、


「・・・で、初代はどんな感じに?」


続きを促した。


「うん。依頼が魔王退治だったんだけどたった半年で完了してね。その後は世界中の強い魔物を狩りまくったらしいよ。」


「おぉ・・・初代もジャ○キーだったか。早乙女家が暗殺家業なんぞ始めるわけだ」


「で、3年くらい経ってからかな?冥界から苦情が来てね。「たった1人分でも調整は面倒なんだから仕事が終わったなら返して欲しい」って。向こうも只でさえ強い上位宇宙の存在に能力まで与えちゃったもんだから持て余しちゃったみたいでさ。「是非ともお引き取り下さい」って。紫苑君も帰りたいって言うから、返してもらったのさ。

ホントは下位宇宙から上位宇宙への転移は必要エネルギーも莫大だし、そもそも僕含めそこらの神が与えられるチート程度じゃ魂が存在を保てないからやらないんだけど、紫苑君は元々此方の人間だし神達の思惑も一致したしで帰って来れたわけさ」


 ふーやれやれ、みたいなポーズをし出す自称神。

意外とオーバーリアクションだなぁ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ