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電気のつく魔法と涼しいシャツ

作者: ナオト

つまり…タケシがみんなの手首を…タケシが…。


俺は認めたくない事実を、何度も何度も復唱した。


1998年8月5日、岩手県岩泉町。俺達は久しぶりに集まった仲間達と旅行に来ていた。大学を卒業後、元サークルメンバーがこうして一同に介するのは約3年ぶりで、夫々が順風満帆とまではいかずともそれなりの社会人生活を営み―


「こう暑いと猫も水浴びするのかな?」


皆、暑さに言葉を発するのを億劫になっていた中、突拍子もない話題を振ったのはシゲルだった。



俺は時間を止めた。

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