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Death Simulator -注)これはデスゲームではありません  作者: kouzi3
第1章 ~チュートリアル
7/41

(7) チュートリアル<1> 世界設定

・・・



 「それでは…まず、この【Death Simulator】における、ゲームのプレイ・ステージとなる世界について説明しましょう。【Death Simulator】における…」



 チュートリアル担当のジウ。ゲーム名の【Death Simulator】という部分の発音だけが、妙にネイティブっぽくて…ちょっと鬱陶しい。


 「ちょ、ちょっと待ってまってジウ!」

 「はい?まだ、全く説明に入っておりませんが…何故、お止めになるのでしょう?」

 「いや。ゴメン。ただね、ちょっと【Death Simulator】って連発されると…」

 「【Death Simulator】というのに何か問題でも?」

 「…えっと、微妙だけど…長ったらしいから『デスシム』とかに略さないかな?」


 ジウは、不機嫌そうに黙る。うわ、実は【Death Simulator】ってネイティブっぽく発音するの…ジウ的にはイケてるって思ってたのかな?


 「あまり発音に要する時間に差はないと思いますが…アスタロト様のご希望とあらば、了解いたしましょう。しかし、ちなみに…この会話に費やした時間の方が、トータルした差分の時間の合計よりも、よほど時間を浪費しているということだけはご認識をお願いいたします。…『時間は金銭と等価である』…と古文書にも記されておりますので」


・・・


 うわぁ。ジウって、実は、これまでのレイヤ担当の中でも一番の気むずかしやさん?

 愛想笑いを浮かべながら、ひたすら頷くアスタロト。隣でイシュタ・ルーはキョトンとした顔でアスタロトの横顔を見ている。


 「それでは『デスシム』の世界観についてお話しましょう」


 結局、『デスシム』の発音も、無駄にアクセントが強調されてて焼け石に水だった。


 「『デスシム』の世界観の根幹を成す理念は、究極にリアルな【死】です。他のシムタブ型MMORPGと『デスシム』が一線を画すのは、この1点に尽きます」


 うん。パッケージにもそう書いてあったし、アカウント登録レイヤでも、散々そう脅かされたから、言われなくても分かってるよ。

 とはアスタロトは言わない。

 言えば間違いなくジウが不機嫌になると分かってきたから。


 「それ以外は、ぶっちゃけ他のゲームと大差はありません。説明のスキップをお奨めしますが…いかがされますか?」


 おいおいおい。初っぱなからイキなり手を抜こうとしてるぞ。アスタロトはジウの自由すぎる態度にやや、振り回され気味だ。


・・・


 「うん。『リフュージョン』とか、『ほの…(ごにょごにょ)』とかと同じような感じみたいだよ。何なら後で私がじっくり説明しちゃうよ?」


 イシュタ・ルーが、ジウの言葉を肯定する。今、ごにょごにょ言ったゲームタイトルって、まさか?


 「『ほの…おの騎士国物語』だよ。口が回らなかっただけだよ」


 イシュタ・ルーが慌てて言い直す。ふうん。『炎の騎士国物語』は確かに有名処のゲームタイトルだ。『リフュージョン』とも通じる世界観を持っているのも間違いない。


 何となく、イシュタ・ルーの態度に落ち着きの無さを感じるが、アスタロトは深く追求せずにジウに質問をする。


 「スキップしても良いけど…イシュ…もとい、ルーが知らなさそうな部分を、やっぱり確認しておきたいから、俺の方から質問するんで答えてくれる?」

 「かしこまりました。何なりと」

 「まず、世界設定としては『惑星上』ってことで良いのかな?たまに、そういうのが曖昧な異世界風なタイトルもあるけど…」

 「はい。異世界的なテイストも含んではおりますが、世界は球形の巨大な大地という設定です。空があり、その向こうには星空がございます。球形ですから当然のこと、マップの東の端は西と、西の端は東と繋がっております」


・・・


 ふむ。世界の果てに崖だと滝だとか…そびえ立つ険しい山脈とか無いってコトね。

 アスタロトは、そういうシステム上の無理矢理な進入禁止エリアが有るのは嫌いなので、ひとまずホッとする。


 でも、念のためちゃんと確認しておこう。


 「あのさ。惑星上にってことで限定していいけど、絶対に行けないエリアとかのシステム管理領域とか未定義領域とかは有るの?」

 「ございません。アスタロト様が、行きたいと念じ、行けると信じることが出来た場所には、必ず何らかの方法で到達が可能です」


 ほっ。取りあえず安心。散々努力した上で、実はシステム的に絶対無理でしたっていうことだって分かった時のガッカリ感ほど、虚しいことはないもね。アスタロトは一安心する。


 「…しかし、だからと言って何処へでも自由に出入り出来るわけではありませんので、ご注意下さい。例えば、同意を得ずに女性の寝室や入浴中の浴室、トイレなどへ侵入すれば、女性の悲鳴等の出動要請を受けて…NPCとはいえ最強レベルに設定された…治安維持部隊に痛い目に合うことになります」

 「さ、最強レベル?」


・・・


 アスタロトは、無表情な最強レベルのNPCが押し寄せてくる映像をイメージして、思わず仰け反りそうになる。


 「ロトくんは、元変態とはいえ、そんなイケないことしないもんね?」


 イシュタ・ルーが目元の笑っていない笑顔で、確認してくる。元変態ってなんだよ?石田さんて呼ぶぞ、コラ!!…とアスタロトは思ったが…今は…我慢した。


 「命を賭ける価値を見いだされた場合にのみ、そのような行為に挑戦なさってください」


 やっぱり殺す気で押し寄せてくるわけね。アスタロトは、出来心でも命に関わるから、絶対に寝ぼけてもやらないようにしよう…と心に刻んだ。


 「惑星の大きさは、どのぐらい?」

 「マップには十分な広さがございます。飛行などの移動手段がなければ、惑星を一回りしてみよう…などという気は起こらない程に広大ですのでご安心を」

 「いや。そういう感覚的な表現じゃなくてさ。広いだけなら、時々、バームクーヘン状に大地が渦巻きになってるのか?って思うような曲率の大地が、延々と続く不自然なゲームもあるんだけど…これって、そういうのじゃないよね?」

 「バームクーヘン状というのが、何のことやら意味不明ですが…。大地の曲率という意味においては、何も知らずにマップ上に出た者が『平面世界説』を唱えてしまう程度には大地は平らに見えるでしょう」

 「地球程度の大きさって考えて良いのかな?」

 「そういう表現で良いのであれば…木星程度ということになりますね」


 で…デカ。


・・・


 「えぇぇぇえええ。木星程度の大きさって…確か表面積で100倍以上あるよね?」

 「さようでございますか?」

 「は?知らなくて、適当に言った?ひょっとして?」


 ジウは、しばらくフリーズした画像のように固まったあと、再起動してもう一度、同じ答えを繰り返した。変な表現を使って…。


 「木星程度ということで、構わないとのことです」

 「誰が?…何を構わないの?」

 「…重力についてツッコミが入ったら、2.4倍とかだと面倒臭いから自転が超速いってことで、ほぼ地球と同じ重力だから気にするな…だ、そうです」

 「誰?それ、誰からのメッセージなの?」


 なんだかジウの人形じみた表情に恐怖感が芽生えたアスタロト。


 「ただ今、アスタロト様のご要望を受けまして、『デスシム』世界設定に木星と同じサイズとの定義が採用されました。全ユーザーに設定を反映。反映後、システムのコア・プログラムが再起動するまで、ユーザーの皆さんは現ローカル・エリアより移動せずに待機して下さい」


・・・


 な、な、なんだ?


 今のは何だった?アスタロトは廃人クラスのベテランを自認していたが、ちょっと今のには心底驚いた。


 「ね、ねぇ………ルーさん。こういう仕様って知ってた?」

 「え?何がなにが?」


 イシュタ・ルーは、あまり気にならないようだ。しかし、アスタロトにとっては、ゲーム中に、いきなり世界の広さに関する定義をあっさり変えるなどという無茶苦茶な仕様は初めての経験だった。


 「ふ。普通は、ある程度の要望やらシステム・デザイナーのアイデアなんかが蓄積されて、一定のレベルになったら、サーバーを休止して、ユーザーのログインしてない時に、一気にシステム・アップデートをするものなんじゃないかな?…ねぇ?」


 「アスタロト様は、どうもまだ、この『デスシム』の唯一の基本理念を理解されていないようですね」


 困った人だ…とでも言いたげにジウが斜めにアスタロトを睨む。


・・・


 「このゲームは、ユーザー全員が死に絶えて全員ログアウトでもしない限り、サーバー上に一人もユーザーが居ないなどという状況はあり得ません。サーバーの休止などという甘えた概念は、早めにお捨て下さい」


 あ、甘えなのかな?それって…。


 「まぁ、そういう仕様だっていうなら、それで良いけどさ。ひょっとして、今のシステム・アナウンス的なセリフって、俺たち以外のユーザーにも同じ内容で流れたの?」


 当然です。という顔で鷹揚に頷くジウ。


 「マジかよ!?…じゃぁ、『アスタロト様のご要望を受けまして…』っていう部分も、全員にアナウンスされたの」

 「さようでございますね。ユーザー毎に一部分だけ表現を変えるようなコトは、面倒臭くてやってられない…とのコトでございます」


 だから…それ、誰からの伝言なの?…アスタロトは混乱する。


・・・


 「ショートメッセージの伝達依頼が大量に運営窓口に届いております。内容が類似したものばかりですので、要約してお伝え申し上げます」


 【1件目デス … 「誰だ、アスタロトってやつは、せっかくサービス開始直後に一番乗りして領土をほぼ惑星全域に広げ…これから絶対君主として横暴の限りをロールしようと思ってたのに…一気に100分の1以下の領主に落としやがって…ちくしょう、覚えてやがれよ。お前の名前は絶対に忘れないからな!」】


 【2件目デス … 「2つのマップ・エリアを、ちょうど跨いで越える最中にイキなり領域拡張なんてさせやがって!殺す気か!?股間がちょっと切れて、HPが一気にレッドゾーンまで突入したじゃねぇか!…アスタロトって何か聞いたことある名前だな。絶対にお前の股も裂いてヒーヒー言わせてやるから待ってろ!」】


 【3件目デス … 「おーい。俺のGOTOSと良い雰囲気のところを、なんでイキなり100mも引き離すのかなぁ?どれだけ、そういう雰囲気に持っていくのに手間暇かけたと思ってるんだよ?CPもかなり貢いだし…このままキスも出来ずに終わったら…呪い殺すかラナ!…なになにアスタロト。よし覚えた!」】


 【4件目デス … 「内部時間1週間をかけて…やっと辿り着いたダンジョン・ボスの部屋まで…あと50mだったっていうのに…5km以上離れるってどういうことだ?あぁん?このダンジョン…ほぼ無限に守衛スケルトンがポップしてくるんだぞ?俺の消費した回復ポーション…弁償しろ!請求書送るかラナ!アスタロト宛でヨロシク!」】


・・・


 「も…。もう良いです。分かりました勘弁して下さい」


 俺は目眩がした。


 「泣いてるの?ねぇロト君、泣いてるの?」


 うぅぅ…優しくしないでくれよルーちゃん。本当に涙でそうだから。

 他のMMORPGでも、一部の廃人仲間ではそこそこに名前を売っていた自負のあるアスタロトだったが…今、4件のショートメッセージを聞いただけで、おそらく50%の確率で、俺だって認識されてる可能性があるじゃん。

 アスタロトは、イキなり超有名プレイヤーに上り詰めてしまった。


 「いちいち、アスタロト様宛のショートメッセージを代読するのは面倒ですので、できれば世界設定は置いておいて、システム設定の説明に移りたいのですが…」


 ジウが面倒臭そうに言う。もう、怒る気もしない、アスタロト。


 「でも…ダメ。メイン・シナリオに移行した瞬間に、ほぼ全員が俺を敵として認識してるワケだから…それこそ、ちゃんとチュートリアルを熟知しないと」


 ジウが、アスタロトのセリフを聞いて嫌そうな表情になる。


・・・


 「面倒臭いですが…仕方ないですね。じゃぁ、さっさと聞きたいこと聞いちゃってくださいよ」


 もう、既にジウの口調は、客に対するそれではなくなっている。


 「魔法だとか…そういうのは、システム設定のカテゴリ?…それとも世界設定の方に定義されてるの?」


 ジウは、最初に首を横に振り、次に首を縦に振った。もう、返事も言葉でなくおざなりだ。まぁ…答えは一応分かったけどね。魔法に関しては世界設定として定義という理解で良いらしい。アスタロトは、それでは…ということで魔法に関して質問を使いする。


 「じゃぁ。魔法の源というか、仕組みに関しては?…精霊力とか自然系?…悪魔や天使との契約?…それとも呪文とか特定の儀式で引き起こす…そういう系統?」


 ジウは、その質問に対して、「全部」と短くこたえる。


 「え?何でもあり?…それって、どのユーザーも同じように使えるの?」


 「仕方ない。説明しましょう」


 ジウが、さすがに首振りだけでは説明しきれないと諦めて語り出す。


・・・


 「魔法については、キャラクター設定レイヤでの設定に基づいて、ユーザー毎に基本的な使用可能術式が異なります。まぁ、つまりはユーザーが好みの魔法をそれぞれ好きに使えるということですね。…これって、キャラクター設定のところで説明ありませんでしたか?」


 「いや。説明は無かったけど…幸い、俺は魔法オタクなんで、魔法っぽい能力設定やアイテムは、金が掛かっても結構、採用しておいたから大丈夫」

 「ちぇっ」

 「おい。ちぇって何だよ?残念そうな顔するなコラ!…だけど、つまり俺の使えない魔法とかも、敵は設定しだいで色々使ってくる可能性があるってことね?」

 「はい。予測不能な魔法攻撃を浴びる恐怖を、存分に味わってくださいね」

 「う、嬉しそうに言うな」

 「お客様にゲームでスリル満点に楽しんでいただくことが、私どもスタッフの喜びでございます」

 「でも、精霊系を選んだユーザーが、精霊系を否定する他のユーザーの領地に入った場合は…どうなるの?」

 「………たぶん。精霊系の魔法は使えなくなる…ような気がします」

 「曖昧だなぁ。本当にシステム側の人なのオタク?」

 「チュートリアルを終了したいという意味に受け取ってよろしいでしょうか?」

 「ま、まてまてまて。侮辱するつもりなかった。謝るから、もう少しだけ教えて!」


・・・


 なんだか、このゲーム。アスタロトに悪意が集中している気がする。何故?


 「食事については?」

 「自分で採取することもできますし、NPCや別ユーザーの調理したり販売したりする食品を買うこともできます」

 「フィールド・モンスターは?」

 「凶暴な設定のものは襲いかかってきますし、そうでないのは普通にウロウロしてます。血なまぐさいのが平気なら、肉やら骨やらを持ち運ぶことも可能ですし、場合によっては売却してウォレットにCPをチャージすることもできます。もちろん、モンスターのレベルによって、取得できる経験値にも差がつけられています」

 「モンスター以外の動物とか植物…昆虫とか、そういうのは」

 「おります。普通に。食料になるか否か、経験値その他についてもモンスターと同じだと思って結構です」


 えぇと…。後、何を聞かなきゃいけなかったっけ?アスタロトは、慎重に考える。


 「さっき、ユーザーの領地の話をしたけど。領地は、どうやって取得するの?」

 「早いモン勝ちです。まだ、誰も占有していない場所があれば、その場所で『ここは俺の領地だ!』と3回大声で怒鳴ってください。それで、システム的にそのユーザーの領地になります。その後は、好きに領地の属性をカスタマイズできます。その他、当然、他のユーザーとの戦闘により、奪い取ることも可能です」


・・・


 えっと。お金の単位は、そのまんまCPで良いらしいから…後は…


 「ぎ、ギルドとかは?」

 「各領主となったユーザーのお好みのままに」

 「え?じゃぁ、地域ごとのギルドの連携とかは無いの?」

 「それも、ユーザー同士の約束次第でございます。アスタロト様ご同様に、この『デスシム』へお越しいただいているユーザー様には、他のMMORPGをやり込んだお客様が多いので…その辺りは人間関係次第でしょうね」

 「NPCが運営してるような…初心者向けのタウンとかは無いの?」

 「そういう質問は、この世界設定についてのチュートリアルを終えて、チュートリアル・クエストを体験された方が良いかと思いますが?」


 くっ。いちいち腹の立つモノの言い方をするヤツだな。


 ま。いいや。こっちには、10回もチュートリアルを受けたという頼もしいGOTOSのルーちゃんが居るんだからな。このぐらいにして、後はプレイしながらルーちゃんに確認しよう。


 横を見ると、イシュタ・ルーの姿は無く、遙か彼方で土をいじって遊んでいる。


・・・


 「ゴメンなさい。だって、二人で会話してて、ルー、退屈だったんだもん」


 最初の頃の高飛車さが嘘のように、しおらしいイシュタ・ルー。


 「待たせてすまなかった。じゃぁ、次のシステム設定のチュートリアルも、ちょっと一緒に付き合ってくれる?」


 「「え~~~~???」」


 何故か、イシュタ・ルーと一緒にジウまでもが、声を合わせて嫌そうな顔をする。


 「だから、チュートリアル・クエストに進めば、そういうのも実際にヤリながら分かるって言ってるジャン!?」


 なぜか…イシュタ・ルーの口調をまねて、体をくねくねさせながらジウが言う。


 わかったよ。アスタロトは、本当は、チュートリアルをじっくり聴くのが趣味なのだけれど…何となく、それを赦さないプレッシャーを全方位に感じとり、観念した。


 「じゃぁ。チュートリアル・クエスト。体験させてください」


 もう、アスタロトとしては、下手に出るしか術がなかった。


・・・


 チュートリアル・クエスト・ステージへの遷移中。アスタロトは重大な聞き漏らしを思い出した。


 「あ。しまった。真の名を知られたら、ステータスが全開示云々って…システム設定のチュートリアルで聞かなきゃだめじゃん!」


 思ったが、もう遅い。目の前に、チュートリアル・クエスト用のステージが現れた。


 仕方がない。巧いこといって、後でついでに聞きだそう。アスタロトは、そのあたり一応ベテラン・ユーザーとしての余裕があるのだった。


 まだ、この時点ではね。


・・・

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