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「ベネディクト卿が魔法使いにお会いしたいとのことです」


こんな時間に?

夜も更けていたが、明日行われる変異野獣の討伐に関する件で呼ばれたのだろう。これまで何の音沙汰もなかったので、てっきり行き当たりばったりで狩りに行くつもりかと思っていたが、どうやら会議でもするつもりのようだ。


私は席をさっと立った。


「ベネディクト卿がお呼びなら、お待たせするわけにはいきませんね。行きましょう」


騎士の従者に付いていき、仮設テントが張られた場所へと入った。中にはすでに猟師と傭兵隊長が来ていた。


「魔法使いエドウィンです」

「騎士のベネディクトだ」


私が最後だったか。

適当な空き場所を見つけて腰を下ろした。


「揃うべき者は揃った。では、明日の討伐について話をしよう」

「熊が変異したとのことですので、傭兵の人数分だけ網を用意しました。十数枚を同時に投げれば、いかに変異野獣といえど身動きは取れないはずです。それから槍も用意しました。網で捕らえた後の牽制用として使います」

「我々傭兵は……」


一人ずつ順番に話していくが、討伐の意見を出し合うというより、上司に報告する場のように感じられた。


私も何を言えばいいか頭の中で準備していたのだが、明日の討伐はこのまま進めるという言葉で会議は締めくくられた。


「今日はこれで解散だ」


猟師と傭兵隊長がテントの外へ出ていった。

私もこのまま出ようとしたが、ふと思い直してテントに残った。


「何か言いたいことでもあるのか?」

「私は明日、何をすればよろしいでしょうか?」

「ん? ああ、なんだそんなことか。君は何もしなくていい」

「えっ?」


聞き間違いかと思い、思わず問い返してしまった。


「聞こえなかったか? 何もしなくていいと言ったのだ。傭兵たちが変異野獣を捕らえれば、私がトドメを刺す。君が入り込む余地はないだろう。魔導師が下手に魔法を使って味方に被害が出るのはよくある話だ。ただ見ていろ」


本当に、体裁を整えるためだけに連れてこられたのだな。

何もしなくていいなら楽でいいと思っていたが、いざ騎士の口からそう言われると、思った以上に気分は良くなかった。


「……承知いたしました」


私は騎士のテントを出て、寝床に就いた。


目を閉じて眠ろうとしたが、

テントでのやり取りが頭から離れず、

夜明け近くまで寝返りを打った末に、ようやく眠りに落ちた。


翌日、騒がしい音で目が覚めた。目やにを拭いながら見てみると、今日の討伐戦を前に傭兵たちが装備の点検をしていた。


私は寝具を片付け、邪魔にならないよう少し離れた場所から彼らの様子を見守った。


大きな網を一枚広げると、傭兵全員がかりで投げやすいように丁寧に畳むという動作を、十数回も繰り返していた。


傭兵たちがここに来た理由は、網を投げるために雇われたからだ。彼らは自分の役割を果たすため、誠実に準備を進めているのだ。


半日ほど移動し、変異野獣が出没するという岩塩坑に到着した。


「ここで休息した後、突入する」


休むついでに簡単な食事を済ませようとしたが、ウンディーネが岩塩坑から目を離せずにいた。


「どうした? 何かあったのか?」

「湖にいた子と似ているけれど、違う気配がします」

「ここから距離がどのくらいか分かるか?」

「ここは陸地なので、水の中のように正確には分かりません。だいたいの方向が見当つく程度です」


バイカル湖の時のように距離までは測れないらしい。まあ、陸の上でも分かってしまったら、水の精霊ではなく全属性の精霊になってしまうだろう。


陸地ではウンディーネの索敵能力に制約があるのは惜しいが、岩塩坑に変異野獣がいることは分かったので、ここまで来て空振りに終わることはなさそうだ。


ウンディーネにも飲み物をやろうと思い、傭兵たちに酒を一杯分けてもらえないか尋ねた。


「狩りを前に戦意を高めるには、酒に勝るものはありませんからな。ちょうど我々も一杯やろうとしていたところでした」


こういう戦闘がある時は、一杯引っ掛けることで体に気合も入るし、辛さも忘れられるのだという。持ち運べる状況であれば、欠かさず飲むようにしているそうだ。


「代金は払おう。いくらだ?」

「いいですよ。酒一杯で魔導師様に恩を売れるなら安いものです。ハハハ」

「恩に着る。何かあれば騎士より先に君たちを助けよう」


私は傭兵たちから酒を受け取り、席に戻った。ウンディーネに飲めと目の前に置く。


「エドウィンは?」

「私はいい」


酒を飲んでの戦闘は飲酒運転と変わらない気がして、口にする気にはなれなかった。その結果はすべて、自分が責任を負わなければならないのだから。


ウンディーネが酒をジュースのように飲む姿を見ながら、今回の件が終わったら傭兵支部に登録されている魔導師を訪ねてみようかと考えた。


偏屈な人物でなければ、他の魔導師たちがどのように魔法を学び、使っているのか、あるいは精霊について知っていることがあるか聞いてみたい。


私は独学で何も知らないので、聞きたいことが山ほどある。

聞いたところで教えてくれるかは分からないが。


休憩時間が終わり、騎士の指揮のもと岩塩坑へと足を踏み入れた。


視界の確保に大きな苦労はなかった。

採掘効率の良い場所はすべて掘り尽くされているそうだが、そのおかげで山の至る所に穴が開いており、日光がよく差し込んでいたからだ。


「感じます。彼が私たちのいる方へ向かってきています」


変異野獣が奥から出てきているのなら、互いに進んでいけばすぐに遭遇するだろう。


どれほど歩いただろうか、大きな空洞に出た。

日光を浴びてキラキラと輝く塩の結晶は、まるで宝石のようだった。

初めて見る光景に、傭兵たちも猟師もしばし言葉を失い、周囲を見渡した。


その時。


ヴォォォォー


熊の咆哮に全員の視線が一点に集中した。数ある穴の一つから、そこから熊がのっそりと姿を現した。


「傭兵ども、網を準備しろ!」


騎士が剣を構え、じりじりと熊へ近づいていった。


「はっ! 網を手に騎士様に続け!」


その後に十数名の傭兵たちが続いた。


我々の敵対的な行動を変異熊が脅威と感じたのか、二本足で立ち上がった。体長は優に6メートルはあろうかという巨体だった。


前足で壁を叩きつけると。


ドォォォン!


ひと振りで、坑道の壁が削り取られた。


その光景を目にした傭兵たちが、たじろいで足を止めた。


だが、

ここにいる傭兵たちもベテランだ。

なにしろベネスで最高ランクの銅牌傭兵団なのだから。


先行する騎士の合図に、事前に打ち合わせていた通り広く散らばって熊へ接近した。


熊が四つん這いになり、自分に最も近い騎士へと歩み寄り前足を振り回した。


だが、領主の騎士ベネディクトは鎧を纏いながらも、軽やかな身のこなしで前足をかわし、熊の体に傷を負わせた。


ズシュッ。


ヴォッ。


熊は自分より小さな人間につけられた傷に驚いたのか、後ずさりして傷口を確かめた。


その一連の光景を後ろから見ていた私は、これなら難なく片付けて帰れるだろうと考えた。


「傭兵ども、今だ!」


ベネディクトの叫び声に、散らばっていた傭兵たちが次々と熊に向かって網を投げた。


坑道の壁を砕くほどの怪力も、

網の前では通用しなかったのか、巨体の熊は網に絡まり身動きが取れず伏せった。


傭兵たちは置いていた槍を手に取り、網に掛かった熊へと歩み寄りった。


「騎士様、いかがいたしましょうか?」

「熊の毛皮を無傷で手に入れたいのだが……」


騎士が猟師を呼んでどうすべきか尋ねると、喉を突いて血を抜けば皮への傷が少なくて済むだろうと答えた。


「猟師の言う通りにしろ」

「では、槍で喉を貫きます。ぬんっ!」


勇ましい気合と共に熊を突いたが、「キンッ」という音が響き、傭兵隊長の持つ槍が弾き返された。


「地属性の野獣か!」


いつの間にか、熊の皮が石のように変化していた。


それを見た騎士が剣を振るったが、傭兵隊長の槍と同様、皮を貫くことはできなかった。


ヴォォォォォン!


熊が雄叫びを上げると、

地面を掘りながら網を少しずつ脱ぎ捨てようとした!


「全員、武器を構えろ!」

「クソッ、これじゃ死んじまうぞ」

「不吉なことを言うな」


地面を掘っていた熊は、いつの間にか網から体の半分を抜け出させていた。


傭兵たちは騎士を中心に固まったが、もはや彼らだけでは厳しそうに見えた。


その瞬間、

騎士は持っていた剣を収めて言った。


「私が奴の注意を引く。貴様らは槍で弱点を探せ」

「承知いたしました」


網を完全に抜け出した変異熊の前に騎士が歩み寄り、熊の攻撃を避ける素振りも見せず、前足を正面から受け止めた。


ドスンッ!


「!!」


片手で熊の前足を受け止めたのだ!

これが本当に人間の力なのか?


熊が残った前足で再び攻撃したが、

領主の騎士はその手さえも掴んでしまった。


人間の力が熊と互角だと?

それも変異野獣と同等の力を?


少なくとも3倍はあろうかという体格差があるにもかかわらず、

熊と力比べをする騎士を見て驚きを隠せなかった。


「今だ!」

「行けえー」

「うおおお!」


騎士が熊を押さえている間、傭兵たちが熊を取り囲み、弱点がないか槍で突きながら確認したが、何の成果も得られなかった。


「早くしろ! 長くは持たん!」


私がしゃしゃり出て攻撃しようかとも思ったが、どうやら皆、私のことを忘れているらしい。助けてくれという言葉一つなかった。


一体、魔導師はどんな扱いを受けているんだ……。

今回の攻撃で成果がなければ、出るなと言われても出てやる。


その時、熊を突いていた傭兵の一人が背後に回り込み……


「ケツの穴だ! 貫通したら当分は糞垂れ流しだぞ! せいやあああ!!」


力いっぱい尻の穴を突いた。


グサッ。


効果があったのか、

槍が弾かれずにわずかながら突き刺さった!


やはり、生物の最大の弱点は目と尻の穴だ。


ヴォッ?


騎士と対峙していた熊が首を巡らせると、

顔を歪めて後ろ足で傭兵を蹴り飛ばした。


ドガッ!


熊の蹴りで傭兵が壁まで吹き飛ばされた。

傭兵の頭から血が流れる。


「ブッシュ! 嘘だろ!」


立ち上がれずぐったりとする姿を見て、これ以上傍観しているわけにはいかない。今こそ私が出るべき時だ。


「ベネディクト卿! 傭兵たちを下がらせ、卿も私の合図で退いてください! 魔法で攻撃します!」

「承知した! 傭兵ども、先に下がれ!」


騎士の言葉を待っていたかのように、

傭兵たちが私のいる方へ駆け寄り始めた。


傭兵隊長が私の隣に来て尋ねた。


「どうするおつもりですか?」

「攻撃します」


どうするもこうするも、攻撃するに決まっている。

熊の速度を考えれば、逃げるのは下策だ。

尻の穴を突かれた今、引き分けで手を打とうと言っても通用しないだろう。


私は湖で水賊の船を攻撃した時の二倍はあろうかという巨大な球体を作り出した。


小刻みに体を震わせているベネディクトの背中を見て言った。


「今です!」


私の言葉に、ベネディクトが力比べをやめて後ろへ飛び退いた。彼が力を抜いたことで、熊はバランスを崩してよろめいた。


バランスを崩した今。

私は溜めていた気力を爆発させ、巨大な水鉄砲を放った。


ドォォォォン!

ズシンッ!


岩塩坑に響き渡った木霊が、

耳を劈くような轟音を轟かせた。


「くっ」


私は急いで手を上げ、耳を塞いだ。


キィィィーーン


耳を塞いでも頭がぼうっとしたが、私は壁に叩きつけられている熊を確認した。胸部の岩石が剥がれ落ちているのが見えた。


手を挙げてトドメを刺そうとしたが、私は攻撃を止め、倒れ込んでいるベネディクトのもとへ向かった。


ひどく疲弊しているだろうが、この状況では彼が出るべきだった。


私が熊を片付けてもいいのだが、それでは私がベネディクトの功績を横取りすることになりかねない。


この地に20年以上住んでいるが、大半の時間を孤児として過ごしたため、騎士のしきたりなどよく知らない。こういう時こそ慎重にならなければ、後で災いの種になりかねない。


彼に機会を与えたのに、仕留められないというのなら。


お膳立てしても食べられないのなら、その時に私が手を下せばいいだけのことだ。


「ベネディクト卿! 私は魔法を使うのに力を使い果たしました。あそこを見てください! 今、立たなければなりません!」


ベネディクトが顔を上げ、

私が指差した方向を見た。


「肩を貸そう……」


私は彼を支えて立ち上がらせた。

すると、気合を込めて剣を抜くベネディクト。


熊も正気に戻ろうとしているのか、頭を振りながら起き上がろうとする。

ベネディクトは身を屈め、力強く前へ飛び出すと、熊の心臓を目掛けて剣を突き立てた!


後ろに倒れ込む変異野獣。


ドォォォォン!


ベネディクトが剣を抜くと、熊の胸から血が噴水のように吹き出した。その様子を見守っていた人々がベネディクトの名前を連呼し、戦闘の終わりを告げた。


過酷な戦闘が終わり、後片付けに取り掛かった。


猟師は熊を解体し。

傭兵たちは仲間の遺体を外へ運び出し、地中に埋めて弔った。


猟師が熊を解体する様子を眺めていると、ベネディクトが近づいてきた。


「エドウィン魔導師、おかげで大きな犠牲を出さずに変異野獣を仕留めることができた」


そう語るベネディクトの姿は、なかなかに凄惨なものだった。髪は乱れ、鎧はあちこちが凹んだり削れたりしている。


「皆が力を合わせた結果です」

「ハハハ、そう言ってもらえると助かる。正直に言えば、君が他のありふれた魔導師のように、討伐の邪魔にならないか心配していたのだ。私が修練騎士だった頃、変異野獣の討伐に出向いたのだが、その時、火炎魔導師が私の背中を攻撃しおってな……」


ベネディクトは一度話し始めると、堰を切ったように喋り続けた。これほどお喋りな男だったとは。これまでよく黙っていられたものだ。


「……さて、君に報いたいのだが、何か望むものはあるか?」

「特に、ありません」

「そう言わず、言ってみたまえ。可能な限り何でも叶えよう」


それなら金でくれと言おうとしたその時、

ウンディーネの切羽詰まったような声が聞こえた。


「エドウィン様! あれ! あれをくださいと言ってください!」


ん?

ウンディーネの視線の先には、猟師が手にしている物があった。


熊の胆だろうか? 色が黄色っぽいが……。

ウンディーネがこれまで一緒にいて、ここまで感情を露わにする姿を見たことがない。よし、あれを貰うことにしよう。


「では、私の取り分として、猟師が手に持っている物を頂いてもよろしいでしょうか?」


ベネディクトが猟師の持っている物を見て、一瞬ためらった。どうやら高価な物のようだ。


「……承知した。君にはその資格がある。猟師よ、その内丹を魔導師に渡せ」

「はい、こちらに」


「内丹」と呼ばれる物を受け取った私は、じっくりと観察してみたが、無骨な外見で特別な力は感じられなかった。


「何かに使うのか? 私に売ってくれるなら、金貨10枚出そう」

「!!」


私の拳より小さな物が、それほどの価値があるのか?


驚きだ。

ベネディクトの言葉を聞いて、湖に置いてきたナマズのことを思い出した。


惜しいことをした。置いてきた金がいくらになることか。


「私も使い道がありまして……」

「ならば仕方ない。今の話は忘れてくれ」


手渡した直後に提案してくるあたり、相当な貴重品なのだろう。自分の取り分として受け取った内丹は、懐に大切に仕舞った。


解体された変異野獣は荷車を連れてきて積み込んだ。


「変異野獣は皮から内臓まで捨てるところがありません。これほどの巨体なら、ベネスに戻れば今回の依頼料とは別に、追加の報酬も期待できそうですな。ハハハ」


帰り道、猟師が期待に満ちた声で話していたが、私の取り分はすでに受け取っている。そんな話を聞いても、特に感慨は湧かなかった。


「では、変異野獣の糞も何かに使えるのか?」

「ええ、錬金術師たちに人気があります。肥料にもなりますし、乾かして使えば女性の肌にも良いと言われています」

「えっ、……そうなの?」


絶句した。

大した効果もないのに、迷信を信じて何かを飲むような、誤った民間療法ではないだろうか。


荷車の重さのせいで三日かかってようやくベネスに到着した。一度、変異野獣の肉を食べたのだが、私がこれまで食べた肉の中で指折りの美味しさだった。臭みは一切なく、脂っこくもない。飽きずにいくらでも食べられそうな肉は初めてだった。


変異野獣で溢れんばかりの荷車を引いて、城門をくぐった。


城門付近にいた人々の視線が私たちに注がれた。通りすがりの人々も自然と見物に集まり、周囲は人だかりとなった。


「傭兵生活をしていて、こんなのは初めてだ……」

「いいじゃないか、楽しめよ」

「そ、そうか? ヒョーウ!」


傭兵たちが人々に向かって手を振った。


この状況を最も楽しんでいるのは傭兵たちのようだったが、意外にも馬上のベネディクト卿の凛とした姿を見ると、彼もまた傭兵たちに負けず劣らず、今の状況を満喫しているのが見て取れた。


凱旋式のような騒ぎは、私たちが傭兵ギルドに到着しても終わる気配がなかった。ついてくる人々で、一向に人数が減らなかったからだ。


「魔導師エドウィン、また次も会えることを願っている。いずれ食事でもしよう。それまで無事でな」

「私も、ベネディクト卿の前途に祝福があるようお祈りします」


ベネディクトが去り。


「変異野獣の死体はこちらで処理しますので、エドウィン魔法使いは中へ入られても結構ですよ」

「一人先に失礼して申し訳ない。後をよろしく頼む」

「はい、次もよろしくお願いします!」


猟師と傭兵たちが荷車を引いて商業地区へ向かった後、ようやく集まっていた人々が散っていった。


私は傭兵ギルドに入り、今回の仕事の精算を受けた。


「ベネディクト騎士様より、変異野獣の討伐依頼成功の公証をいただいております。エドウィン魔導師様に支払われる金額は銀貨20枚です。間違いがないかご確認ください」


私は手元に届いた銀貨を数えた。銀貨20枚。傭兵ギルドに魔導師として登録する前には夢にも見られなかった金額だ。


やはり、金を稼ぐには他人ができない職業に就くか、あるいは危険な仕事をする必要があった。私はここで二つの条件を満たしているので、最初の依頼で銀貨20枚も受け取ることができたのだ。


依頼も終わり、金も受け取った。私は、傭兵ギルドにいるという魔導師に会うにはどうすればいいか尋ねた。

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