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「そんなに気になるなら森から出て、人間がいるとかいう町へ出てみる?
人間の姿を見ればもっと何か思い出すかも知れないよ私も人間の町を見てみたかったし一緒に行ってみよう!」
と、ユイタンがセラタンに誘いをかけました…。
「でもカグタンが反対すると思うわ…」
と、セラタンが心配しました。
セラタンの旦那さんはカグタンというのですが
とても気難しくて怒りん坊なのです。
「言わなきゃバレないって!ねえ?」
と、ユイタンはアルタンとララタンにも同意を求めました。
「人間がいる所に行くのはリスクが大き過ぎるわ。特にセラタンは足が遅いみたいだし…」
ララタンが事実を指摘すると…
セラタンは
「足が遅いなんてことはないわ!いつも急いでないだけよ!」
と言って怒り出し
ユイタンの提案を呑むことにしてしまいました。