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挿絵(By みてみん)


ララタンがハムスター村に帰り着くと

とっくに夜になっていました。


疲れ果てたララタンがヨロヨロと村に入った途端ーー


セラタンの旦那さんであり

ユイタンのお兄さんでもあるカグタンが

ララタンに掴みかかりました。


そして

「お前がセラタンを挑発して人間の村に行かせたんだな!人間が追いかけてきたそうじゃないか!許さんぞ!」

と言って怒鳴り散らしました。



アルタンが

「カグタン、それは誤解です」

と言っている声も聞いてくれません。


「この魔女め!お前なんか村を出て行け!」

と言ってカグタンがララタンを村の入り口まで押しやりました…。


全てはカグタンの誤解なのです。


ララタンは

「セラタンは足が遅い」

と事実を指摘しただけであって挑発したりしていません。


結果的にセラタンがムキになってしまっただけなのです。


なのにカグタンは…

自分の妹のユイタンと、自分の奥さんのセラタンのした事の責任をララタンのせいにするために、積極的に誤解しているのです。


そしてその後もカグタンはずっとララタンに対して怒り続けて…

「ララタンが村に天敵を招いた!」

と言い続けました…。


シャアタンだけはララタンに一目惚れしていたので

「ララタンは悪くねえべ!」

と言い続けていましたが


「あいつはララタンが好きだから庇ってるだけだ」

と思われていて、誰もシャアタンの話を聞いてくれませんでした…。

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