家の改築工事を電話で販売する会社員
ハコウは新卒でテレアポ営業マン23歳だ。いつもは、お客に怒られながらも淡々と仕事をこなしている。
ハコウは、顧客リストを眺めていた。そこには、名前や電話番号、住所が記載されていた。
「今日のカモさんはどちらかな?」 カモの絵
76歳の資産家の女性をターゲットにした。
「よし、決めた!」
ハコウは、意気揚々と電話をかけた。
こんにちは。マルバツ商事のハコウです。
さんでしょうか?実は、オタクの家は結構ガタが来ています。
女性「え、ほんとですか?」
ハコウ「一度、お宅の外壁を調べさせてもらいます。
そこで、後日見積もりをさせていただきます。」
ハコウは電話を切り、見積書を作成した。
女性に電話を掛けたが、家族が出た。
保留音(何かの音楽)がなり、そのまま電話がプツリと切れた。
ハコウは、「また改めて掛けよう」と言った。