THE SECOND DATE 20 [Surprised remarks]
消えそうな笑顔が気になりつつもデートは続く。
パスタ屋さんを出て、再び並木通りを歩いた。
佳己ちゃんは変わらず笑顔。
私はなんとなく話しかけることが出来ず、そのまま手を引かれ歩いていた。
今はデートを〜と言った佳己ちゃんは消えそうな笑顔というのもあるが何か覚悟した感じもした。
そんなこと言うと分かってるとか、そういう空気に酔ってる感じがするし、語ってるようだからあんまり好きじゃないんだけど。
それに覚悟ってなんだよ。そんなの自分もないクセに。
今までの学校生活や家での生活、佳己ちゃんと付き合うのだって覚悟なんてしてなかった。
私はそんな必要ないと思ってる。
好きなものは好き。それが人と違っても。
人と違うということはただ単に大多数の人と意見が違うということで、人として間違ってたり、悪いことしたりをしているワケではないんだから。
私の場合のほほんと生きてきてしまったのも大いにあるけど、それは重く考えない。ポジティブとポジティブに思っている。
佳己ちゃんにもそうなって欲しいと思っている。
それは私のエゴだけど、重く考えず楽しくいて欲しい。
せっかく女の子同士だけど恋人になれたんだから。
でもエゴだから、それは言えない。
言ってもいいのか今の私には分からなかった。
また自分の世界に入ってますね。と佳己ちゃんが覗き込んで来る。
あっごめん!と言うと。
まぁ私もさっき変な事言いましたから、すみません。
だ、大丈夫だよ!と言いかけた時、それでも先輩がそうなるのは嫌ですね〜。そうだ!チューしちゃいましょうか?
読んでいただきありがとうございます。




