苦昏の真理
残酷歌劇の前不利です
苦しかった。
行きたくない、絶望を極めていた。
なのに死んでもなお地獄で生きてなお地獄だ。
それなのに神は殺される時代となり悪魔が跋扈しやすくなり、鬼でさえ悪魔と同盟を組み、それでも人間は人間のままだった。
苦しみの連続、笑えない最悪。
もしくは行き過ぎて笑える話。
どこに行くのだろう?
ダーク・ラグナロクの到来したこの時代に、世界は、苦しみだけを与える。
トラウマを与えたい?精神病とは心のダメージによってなるものだ。
苦しむからなるものだ。
東京ゲゲゲイは時代の最先端を行っているんだがね!?
みんなして他人を苦しませなければ自分が苦しい事に気づく。
それに気づいた苦昏の『染谷霧生』は苦しませることを娯楽にする。
トラウマを与えられても自分がそれ以上の物を与え返す。
ならば精神病とは、狂いとは、悪の一段階上の言葉であろう。
もしくは下位の言葉か・・・・
苦しませたいか?苦しみたいか?どっちをする?どちらもしてるだろう?