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貴方だけの恋の指定席?  作者: Aprツツジ
☆騎士になって迎えに来ると誓った幼馴染。別の方との結婚式招待状が届いたの!!
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《エピソード07》弾む会話が始まった


 いや、そこまで幼いとは思っていないけど、...少しだけね?


 じゃあ、少しだけ思っているんでしょう? じゃあ、少しだけ怒ろうかな?


 え! やあ、そうだよね。セリーナ、これはゴメンでした。


 うん、少しだけ、謝ったのね。じゃあ、許してあげるわ。


 でもさあ、使用人だから、旦那様と一緒にいるんなら、普通でしょ。信頼されている証拠だよね。


 私は、また、商会の倉庫の上が寮になっている? そんな話だと思っていたわよ。いいじゃない、ちゃんと住んでいるんだからね。


 それって、商店街みたいなところなの?


 (ここで、ロイドはまた、弱気な心がフット、浮かびあがってきていた...。)


 (いや違う、そうじゃないんだ!! いまの僕は、手に入れたいもののために、全力を尽くすんだ!!)


 うん、旦那様が貴族だから、貴族街の中にあるんだよ。...でも、王都じゃなくて、故郷の近くに住むこともできるんだ。


 ええ!! ちょっと待ってね。それって、旦那様が貴族だから、貴族街に住んでいるんでしょう?


 それが、どうして、故郷の近くに住めるのかな?


 うん、故郷の近くには、代理人みたいになって、住むこともできるんだ。


 エエッと、商人だから、それを選べるように、なっているってことなの?



 まあ、そんなところだね。いや...、分かり易く言うと、旦那様が貴族だから、領主みたいにもなれるんだよ。


 ええ!! じゃあ、貴族みたいな生活になるってことなの...。


 そんな生活を喜ぶのは、うちの母親くらいなものね。だって、領主だったらみんなから、嫌われるんじゃないの?


 あなたのご実家も、嬉しいのかな?


 あなたは、どうなの?


 (いけない!! しっかりと決めていなかったんだよな、...彼女の返事次第だと、思っていたんだ!!)


 (いや、そうじゃない!! 前に旦那様と話したんだ、嫌われることをするのが、領主じゃないんだと言っていた。僕もそう思たんだ!!)

 いや、領主は、領民から嫌われることを、しなきゃならない、役割じゃないんだ。そう旦那様と話していたんだ。 


 ああ、そうよね。慕われる領主のウワサもあるからね。


 それなら、凄いことじゃない。しかも、バルガスのように、貴族みたいになれるのね。


弾む会話が。つづく...

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