《プロローグ》
周りを見渡すと、貴方だけの恋の指定席を、用意して待っている方がいるかもしれないですよ。例えばこんな話が...
私は雪菜高校3年生だったわ。今から2年前の、このクリスマスイブの日。この異世界に2人で転移したの。
それから、力を併せて、この異世界で生き抜くために、頑張ってるのよ。わたしの協力者は陸人っていうの。
幼馴染なの。でも、私が中学に入る頃に引っ越して行ったわ。それが、あのクリスマスイブの日に、あんな場所で再会して。
でも、この異世界に来る前にも。私ってひどい生活をしていたんだよ。だから、私はこの異世界でも負けないの。
リクトも、色々と協力してくれているわ。もう感謝しかないわね! (=^_^=
あの年の1月に、父の会社が倒産したの。下請けの町工場で、父と母で頑張っていたの。
それから毎日、借金取り? まあ、債権者よね。でも、来ていたのも3月までだった。
それから、アパートに引っ越して、。家は、手放したのよ。
それから私は、4月に、高校3年生になったの。母が4月からパートに行って。
私は、高校入学から、母の知り合いの人の、居酒屋でアルバイトしてたの。
父はもちろん、会社員になったの。まあ、これで落ち着いたと思ったのも、束の間。
ゴールデンウィークの頃に、母が弟を連れて、どこかに、いなくなってしまったの。
父も、帰って来なくなった。
それでも、事情を知っていた、居酒屋の大将と女将さんが、居酒屋の2階の部屋を貸してくれたわ。
でも、時々宴会などで、2階の部屋を使うことになっていたの。
だから、お客さんの宴会が終わるまで、イートインがあるコンビニで時間をつぶしていたの。
それが、クリスマスイブの日は、かなり遅くまで、貸し切りになっていたわ。
しかたがないのでそのまま、待っていると、タイミングが悪かったのね。
同じクラスの素行の悪いグループに、マークされていたのよ。居酒屋の2階暮らし、など、などがウワサになっていたわ。
そのグループのいやらしい目つきから、なにか、されないように、いつも気を付けていたわ。
それでも、この日は、とうとう絡まれてしまったの。そこへ偶然、リクトと再会したのよ。少し、ようすを見てたのかな?
それで「いあや、今晩は待ち合わせに遅くれちゃったね」と、いつもの態を演じて、コンビニを2人で出たのよ!
それから、駅前の交番、走って3分。2人で必死に走ったの。交番の前の横断歩道を渡っているときに、強い光に包まれたのよ!
《エピソード01》ここってどこかしら? ...お楽しみに (^^)/
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします =^_^=




