表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貴方だけの恋の指定席?  作者: Aprツツジ
☆異世界転生(憑依?)→ 入れ替え転生(憑依?)! 許可がでちゃいましたよって!?
43/44

 《エピソード29》私の願い叶えるの?(異世界:優香です)


 今は、あの避難路への結界は張り終えていました。今はご領主邸の屋上から、景色を眺めていました。


 夜になると、薄い結界が夜の闇の中で、光を反射して、とても輝きます。


 あの避難路から、松明たいまつで照らすと、自分達の姿が映ります。それで、結界があることがわかりますよ =^_^=


 夕暮れ時のこの時間、ゆくりと、避難路の先にある海を眺めていました。


 あの避難路の先にある岸壁が、年々波の浸食に依って、崩壊して年に10mは陸地が縮んでいっていました。


 その辺りの草地にある薬草は、高純度のポーション作りに、使われていました。従って、貴重な群生地が失われて、いたんですよ!


 避難路には、とても巨大な噴石が、大量に転がっていました。


 それをストレージへ入れて、岸壁の前に消波ブロックの代わりに投げ込んでみました。これが、波消しになっているので、結界を張っている片手間で、片づけも兼ねて、整理しました。


 これには、薬草採取の人、薬師の人、薬局の人など中心喜ばれました。もちろん、避難路も整理されていくので、とても喜ばれました。


 それもあって、明日は結界完成の祝賀会が、盛大に開催されます。



 あら? こんなところに『ご領主様』が来られましたね。どうしたんでしょうか? 明日の打ち合わせか、何かでしょうか?


 『リーシェ』様、こちらにおられたんですか? 少々探してしまいました。


 「あら、そう! 侍女のアンヌには言っておいたんですけどね! アンヌは、いなかたんですか?」


 「いいえ、『リーシェ』様、と改めたお話があったものですから、勝手に来ていますよ」


 「そうですか。そろそろ、その『リーシェ』様、呼びではなく、あなたのご家族やこの島の人達と同じように『リーシェ』と呼んでくださいね」


 (そう、昨晩の夢に「優香(中身リーシェ)」が出てきて、メッセージあったのよね。『一歩踏み出す、勇気を出す』だったわね! そうよ、ここで私の願いを叶えるのよ!!)


 そうですね、その話を含めて話が、あったんです。


 実は、私の曽祖母が、『大聖女様』をしていました。晩年にはこの島に来られて、とても穏やかな時を過ごしていたんですよ。


 それと、私には『リーシェ』が、色々な色の瞬きをする、微精霊たちに包まれて、まるで光の中にいるように見えていました。


 それで、私には恐れ多くて、中々『リーシェ』とお呼びできませんでした。


 あなたが8才で神殿に来られた時に、私は生涯を通して、お守りをしなければ、いけない人だと思っていましたから。


続きを、お楽しみに...《エピソード30》お互の思いは?(異世界:優香です)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ