《エピソード27》私は受けめるの!(現代:中身リーシェです)
私は、あの日は、優人君から海の話しを、色々と聞いていたの。
それで、今でも海が好きだから、一緒に来たかったし、これからも、続けて一緒に来たいんだ。と言っていたの。
(うん? それって、もうプロポーズになっちゃっていませんか? そう思っちゃったんですけどね! !(^^)! )
優人君は、夜の海を見ながら食事ができるのが、一番楽しいと、言っていたの。
(そうなんだ! じゃあ、夜までゆっくりと待ちましょうね。今日は一日、一緒にいたいから、そのほうが、いいよね =^_^= )
それから、夜までじっくりと色々と話を聞いて。夜の海を見ながら食事をした後に、来ました! 来ちゃいました! プロポーズをされちゃいました!
(ダメですね! 中身リーシェ、16才が舞い上がってしまいそうでしたわ!! !(^^)! )
それで返事は、もちろんOKしましたよ。
婚約指輪を優人君が震える手で、私の左手の薬指に、中々入らなくても。ニコやかに笑って待っていましたよ =^_^=
その後は、もうすでに、二人の実家にはバレバレになっていましたから。
お互いの実家へ挨拶に行っても、周りの人達の期待に応えちゃった二人ですから、もう距離感が近いところから、始まっていましたよ!
優人君は、引き継ぎを兼ねて、先に実家へ行って、赴任しました。
今は非番の日に合わせて、私のところへ迎えに来ていますよ。海には、あれからも行っています。中身リーシェも、海は好きになっちゃいましたよ。
今は、夢の寿退職の手続きをしていますよ。結婚式の時期も決まりました。
式は、和式になりました。あの白無垢と綿帽子のスタイルが、神殿の聖女の儀式衣装に、似ていると感じちゃいましたから。(私だけ?)
もちろん、式はあのお宮でやることになりました。
私にとっては、最後の聖女服みたいな。聖女を卒業して、普通の人に戻れるれる、気がしていました。
ハピエンを目指して、進んでいますよ。でも、ふと優香を思い出しちゃいました。
優香の記憶では、あの子28才なのに、肝心な時に、前へ進めなくて、望みのものが、手に入らないのよ!!
「一歩踏み出す、勇気を出す」これが、私から中身が優香へ贈りたいメッセージでした! どうしているのかな?
続きを、お楽しみに...《エピソード28》私の本当の思い?(異世界:優香です)




